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私はモノマネをしてテニスが上手くなりました【水曜日のnote214】
私の基礎は選手のモノマネ
自分自身のフォームや、大切にしたい部分はありますが、新しい技術や、プレースタイルを習得するときに、いろんな選手の真似をしてきました。
テニスを始めた当初はアガシ、ヒューイットなどのストローカーを真似していました。
当時はまだサーブ&ボレーヤーも健在で、ヘンマン、ラフターなどの選手の真似もしてみたり、サンプラスのダンクスマッシュもよく遊びでやりました!
もちろんフェデラーは全てにおいて美しく、真似すると言うよりは憧れの存在ですね。
ディフェンシブなプレーは、ジョコビッチ、マレー、デミノー、メドベージェフなどもよく真似しました。
トリッキーなマナリノ、トミック、キリオスのような、ペースをわざとSlow Downしたり、いきなり上げたり、予測不可能なプレーをすることもよく真似をしました。
今回は、その真似をするコツについて書いてみたいと思います。
とりあえずよく見る
選手を近くでよく見たり、試合の動画や、練習の動画などを、まずはよく見ることから始めます。
何を中心に見るかは、最初の段階ではあまり考えません。
なんとなく見ていくうちに、真似したい部分や、自分でも真似できそうな部分が見えてくると思います。
そうなったら、そこを中心に見ていくようにします。
意識して見る
例えばスライスの使い方が上手い選手の、打ち方を全体的に見ます。
時系列に追うと、
スプリットステップからどのタイミングでスライスを選択しているか?
ボールへどんなステップで入っているか?
打つ前のタメはどのくらいか?
打点はどこか?
体は回っているか?体重を移しているか?
打った後はどんなバランスなのか?
このような感じで、気になる部分を中心に見ていきます。
選手の近くで見るとよくわかりますし、動画であれば巻き戻しをすればいくらでも見ることができます。
同時に素振りをする
もし可能であれば、その選手が打つタイミングと同じタイミングで素振りをしてみるのも良いと思います。
全く同じフォームや動作の素振りを目指してやってみます。
スプリットステップからテイクバック、ボールへの入り方のステップ、ボール打つ前のタメ、インパクトの動作、フォロースルーの動作、すべてを真似して何度でもやってみましょう。
状況で違うこともある
低くて滑るスライスを打つときの動作と、遅くて止まるスライスを打つときの動作は違うと思います。
それも意識して真似をするといいと思います。
ラケットはどのぐらい上からスタートしているか?
体重はどれぐらい移動しているか?
スイングスピードに差はあるか?
フォロースルーの長さと方向はどうなのか?
この辺を気にしてみると良いと思います。
対応の違いも見る
また、相手のショットによって、どう対応するかも違うと思います。
速いショットに対してどのような打ち方やステップで対応しているか?
深いショットに対しては?
高い打点では?
など、意識して見ればかなり違いがわかると思います。
コーチから説明を受けるよりも、意識してみて真似する方が、より良いイメージで理解することができると思います。
まとめ
今回は真似するコツについて書いてみました。
割と細かいところまで見て真似することが重要なのと、何度でも繰り返しトライしてみることが大切だと思います。
大げさですが、その選手になりきることも重要ですね!
百聞は一見にしかずと言いますが、本当にそうだと思いますので、ぜひ皆様も真似をして、意識してみるようにしてみましょう!
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