緊張と緊張感【水曜日のnote202】
緊張しますよね
普段と違う環境や相手と試合をするとなると、自然と緊張してしまうと思います。
緊張の度合いは個人差があると思いますが、全く緊張しないという方も中にはいるかもしれません。
また試合でなくとも、有名なプロの方と練習してもらえるとか、初めてのグループとの練習に混ぜてもらうとか、みんなに見られる中サーブを打つとか、緊張してしまう場面は多々あります。
緊張をした中で、なるべく良いパフォーマンスを出さなければならないとしたら、みなさんはどうしますか?
今回は緊張と、緊張感について触れたいと思います!
緊張とは
身体の外側ではなく内側部分の状態を指し、人の心や体の状態が引き締まっている、固まっている状態の事を言います。
力が入りやすく、可動域が狭くなり、普段のパフォーマンスが出しづらくなります。
自分でコントロールできるものではなく、外的な要因によって緊張してしまうものだと思います。
緊張感とは
明日の試合に向けて緊張感が高まる、コーチの厳しい指導により緊張感が走る、緊張感を持って運転するなど、「緊張」が人や場所に存在する様子を表しています。
前から予定していた試合が近づくにつれ、徐々にワクワクしたり、不安になったりすると思います。
練習中のコーチによる貴重なアドバイスを聞き逃さないようにする様子は、緊張感が走っているように見えます。
日常生活では車の運転をする際に、緊張感を持って安全運転を心がけなければなりません。
緊張感は、どちらかと言うと 自分でコントロールすることができるものだと思います。
試合では緊張してしまう
試合は、普段の練習と環境が違い、 緊張してしまう要素がたくさんあります。
周りの人が自分の試合を見ていたり、ミスしたらどうしようと不安になったり、相手の雰囲気や勢いに飲まれてしまったり、なかなか自分のパフォーマンスを出させてくれません。
そんな中、緊張しないようにする事はほぼ不可能だと思います。
では、少しでも緊張とうまく付き合っていくために、どうしたら良いのでしょうか?
それは、普段から緊張した状態に慣れておくこと、緊張した状況でパフォーマンスを出す場数を増やすこと、これが大切だと思います。
緊張感を持って練習する
緊張感を持つ事はある程度コントロール可能ですし、割とプラスのイメージを持っているので、練習で緊張感を持つことが大切だと思います。
試合で緊張してしまう場面を、具体的に想定してみましょう。
例えば、周りで見ている人の目が気になって緊張してしまう場合、練習から注目を集めるようにしてみるもいいかもしれません。
誰にも見られない状況で、ボールを打つよりも、誰かから見られる状況でボールを打った方がより緊張します。
その中でしっかりとしたパフォーマンスを出そうとする取り組みが大切です。
良いパフォーマンスが出せなくても、何回も繰り返すことによって成長につながると思います。
また、アメとムチを自分で用意することも大切だと思います。
アメの例
・ ダブルフォルトしなかったら焼肉!
・ 今日の練習でネットミスが10回以内だったら焼肉!
・このショットが入ったら休憩!
ムチの例
・ ネットミスをしたら、腕立て伏せ10回
・ 今日の練習でネットミスが10回以上だったらご飯無し
・ このショットが入らなかったらもう1回やる
この設定はもちろん自分自身で設定する必要がありますが、 コーチがいる場合、コーチが設定してもいいと思います。
設定はもちろん現実的なものにして、 とにかく緊張感のある状況を作り出すことが、試合緊張したときに乗り越える力となると思います。
まとめ
緊張してしまって、何もできない事は誰にでもあることだと思います。
緊張したときに、それを乗り越えようとしても、練習などで乗り越える回数が少なければ、乗り越えるのは難しいと思います。
練習で緊張感を作り出すことによって、試合で緊張したときの準備ができると思いますので、その緊張を乗り越える練習をしておきましょう!
アメとムチは何でも良いので、自分に合った設定をして、緊張を乗り越えられるようにがんばりましょう!
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