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vol.8【裸の心/あいみょん の歌詞考察】”この恋が実りますように”

こんにちは。
本日は、【裸の心/あいみょん】について、考察をします。歌詞の解釈って、いろんな解釈の仕方ができるので面白いです。今回の「裸の心」も同じく、ピュアな恋を描いた歌にも聞こえれば、もうすこし濁りのある恋愛模様にも受け取れたり。
みなさんは、どう感じられていますでしょうか。

・恋する気持ちに正直でいたい人
・恋への一歩が踏み出せずにいる人
・気持ちに正直に生きていたい人

にぜひ読んでほしい、考察になっています。


恋心はそんな単純じゃない あいみょんの裸の心とは

この歌は、ドラマ主題歌となっています。そのドラマはバリキャリで奥手な女性と、家政婦の恋の物語でした。一見、純愛の歌のように聞こえますが、私は濁り気のある恋模様を歌っていると考察しています。


1番/あなた以外なんにもいらない

いったいこのままいつまで
1人でいるつもりだろう
だんだん自分を憎んだり
誰かを羨んだり

いつかいつかと
言い聞かせながら
今日まで沢山愛してきた
そして今も

誰もが、一つの恋に生きているとは限らない。
ましてや、色んな人と出会う20代、30代。
結婚も視野に、いろんな物差しで考え事をしてしまう時期。
常々まっすぐに、恋してるのは限らないと私は思っています。

この「だんだん自分を憎んだり 誰かをうらやんだり」は
ひとつの恋に没頭できない自分への思いなのかなと思っています。
周りは一人の相手を選び、まっすぐに恋をしてるのに
なぜ、私はいまもこうして悩んでしまうんだろうという
想いなのではないでしょうか。


サビ/少しだけ少しだけ そう思わせて

この恋が実りますように
少しだけ少しだけ
そう思わせて
今、私 恋をしている
裸の心 抱えて

相手はいるけれど、それでも生まれる恋心
はやる気持ちはとめられなくて、隠しきれなくて
だから、自分には正直に
「今、私 恋をしている」と言い切ってますね。

2番/背中と背中を合わせて聞こえてきた音

バイバイ愛しの思い出と
私の夢見がちな憧れ
優しくなれたよ 少しね
強くもなれたみたい

どんな未来も
受け止めてきたの
今まで沢山夜を越えた
そして今も

この女性は、自分にとても正直な人。
きっとお付き合いした人との別れをさしてるのかなと。
まっすぐな恋にあこがれて、付き合ってみたけれど
努力もしたし、結果的にやさしくもなれたし、強くもなれた。


だけど、それも今日で最後。
私は、今を生きるの、と強い意思を感じます。

大サビ/恋なんてしなきゃよかったと

この恋の行く先なんて
分からない 分からない
ただ想いを
今、私 伝えに行くから
裸の心 受けとめて

この恋の行く末は誰にもわからない。
うまくいく保障なんてないし、傷つくだけかもしれない。

それでも、私はあなたの事が好きだから
あなたに気持ちを伝えたい。

恋なんてしなきゃよかったと
あの時も あの夜も
思っていたの
今、私 また恋をしている
裸の心 震わせて

この恋が実りますように
少しだけ少しだけ
そう思わせて
今、私 恋をしている
裸の心 抱えて

終わる恋なら、しなければよかった
傷つけて、傷つく恋ならしなければよかった
恋をするたびに、そう思うものですよね。

でもまた、気持ちが昂ってしまって
どうか、この恋が実りますようにという気持ちで
あなたを欲してしまうことから、
また、恋をしていることを、実感する
のです。

終わりに/恋はきれいなものじゃない

いかがでしたでしょうか。
純愛ばかりが正義ではないと私は思います。
気持ちは必ずしもまっすぐ向かわないもので
その気持ちに振り回されるのが、ある意味正しいのではないでしょうか。




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