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M.R.LABO業務紹介:BizDev(ビズデブ)-2

BizDev実施導入のメリット

 企業にとって、BizDevというスタイルで新規事業開発に取り組む際のメリットはどんなところにあるでしょうか?
 以下に列挙してみます。
1.委託先(外部チーム)さえ見つかれば、経営者や責任者の決断ひとつで比較的スピーディにスタートできる
2.しかもスタート時に、社内の人的リソースをやりくりする必要があまりない
3.事前契約を明確にしておけば、軌道修正や中断・中止も比較的容易にできる
4.結果として失敗した時も、社内に与えるダメージは比較的少なくて済む
5.成功した場合、子会社化などをすれば、企業のグループ力が強化されたとして、外部からの評価が高まる
6.事業を通じて、経営体質の強化や社内リソースの拡充も期待できる

BizDev実施導入のデメリット

 では反対に、デメリットはどんなことが考えられるでしょうか?
 当然、すべてが上手くいくわけではありませんので、以下のようなデメリットは想定しておく必要があります。
1.管理やマネジメントのために、ある程度は社内の人的リソース(管理者設置やミーティング開催など)を割く必要がある
2.社内プロジェクトより、計画策定などの事前準備に時間をかける必要がある
3.失敗した時の外部からのイメージ低下は、社内プロジェクトより厳しくなることがある
4.同時に、責任者や管理者個人の責任追及も厳しくなる可能性がある
5.成功した場合、企業の経営戦略における位置づけをどうするかといった、あらたな課題が生ずることがある

BizDev実施導入における留意点など

 まずは、とにかく候補となる外部スタッフとミーティングを重ね、担当者同士が十分に理解しあうことが先決です。企業側が考えている方向性やアイデアをそのまま実行してよいのか、修正するとすればどうするのか、といった議論から始め、KGIはどうするのか、そのためにKPIはどこに置いたらよいのか、といった定量的な指標を設定することも重要です。
 但し、あまり最初から計画を細かく詰めすぎると、それだけで疲弊してしまい、いざ実施に取りかかる段階でエネルギー不足になるということも考えられます。
 社内で取り組むよりも簡単にスタートでき、事前の取り決めさえしっかりしておけば、途中撤退も比較的難しくなくできるわけですから、ある意味でテストマーケティング的に考えて導入するのもよいのではないでしょうか。

 M.R.LABOでは、BizDevにも積極的に携わっていきたいと考えています。
 高度な専門知識が必要とされる分野は難しいですが、サービス関連を中心に6次産業などにも対応可能ですので、「新規事業にチャレンジしたいが、人手が…」と悩んでいる経営者の皆様、どうぞ気軽にお声がけください。
こちらまで、まずはメールをお送りください。

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