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「生鮮食品の特徴」の授業

こんにちは。中学校家庭科の授業実践をあげています。今回は「生鮮食品の特徴」の授業です。

基本的には1時間の授業を、フラッシュカード→教科書の音読・問題→主活動の流れで行っています。ここでは主活動のみを記録します。


【生鮮食品の表示】


(生鮮食品の表示の画像を提示して)この表示から、分かることをできる限り書き出しなさい。

→食品の名前、どこでとれたのか、消費期限、など

*5つ書けた子から持って来させて板書するよう指示する。
*列ごとに「魚介類」「肉類」「野菜・果物類」を分担してもいいかもしれない。

生鮮食品の表示には多くの情報が載っています。食品表示法で義務づけられているのは「名称」と「原産地」の表示です。

*NHK for Schoolの「商品の表示」の動画(0〜49秒)を視聴する。


【生鮮食品の保存】


生鮮食品は一般的に傷みやすい食品です。どこに保存することが多いですか?

→冷蔵庫

生鮮食品は冷蔵庫で保存するのが一般的です。

しかし、冷蔵庫には食品を詰め込みすぎない方がいいと言われます。食品を詰め込みすぎると冷気の循環が悪くなる上、扉を開けても中のものを探すのにも時間がかかり、電力消費量が増えるからです。

冷蔵に適さない食材もあります。ここからは食材の保存について勉強します。


*以下の画像を提示する。

生鮮食品はどれですか?

→トマト、きゅうり、ピーマン、キャベツ、にんじん、バナナ

これらの9つの食材を冷蔵庫に入れた方がいい食品と入れなくてもいい食品に分けなさい。ただし、一度開けたり、切ったりした食材は除きます。

*ロイロノートなどで児童用タブレットに配布する。
*個人→ペア(→グループ)で共有する時間を設けた後に提出させる。

正解は、どれも冷蔵庫に入れなくていい食品です。冷やした方が美味しい食材はありますが、基本的に全て常温で保存できます。


【旬】


生鮮食品にはよくとれる時期があります。何といいますか?

→旬(出盛り期)

旬の食材にはどんなメリットがありますか?

→価格が安い、味がいい、栽培や輸送のためのエネルギーを減らせる、季節感を味わえる、など

旬の食材を積極的に選ぶためには、まず知らなくてはいけません。そこでカードゲームで旬の食材を学びます。

*全国地球温暖化防止活動推進センターから出されているカードゲーム「旬」を実施する。

*今日の授業の感想を書いて終了する。


【参考サイト】

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