ブレない歌詞の作り方~起承転結で型作り~
今回は作詞の話をします!
詩を書くのってすごく難しいですが、
特に歌詞を書くときに “起承転結” を意識すればスマートでブレない歌詞が書けますよ!という内容です。
作詞活動をされている方のご参考になれば幸いです。
それではいきましょう!
1.基本的には “起承結" ときどき “転”
歌詞ってベーシックな構成のものだとAメロ、Bメロ、サビでワンコーラスですよね。
これを起承転結に当てはめると、
Aメロ=起
Bメロ=承
サビ=結
になっているかと。
あれ?転は?と思ったかも知れませんが、
Cメロ=転です!
なのでよくあるパターンで2コーラスの後にCメロ(転)からのラスサビが王道ですね。
まぁCメロは曲によってはない場合もあるので曲によりけりです。
2.歌詞全体を一つの映画として考える
さて、前述した内容を踏まえ、起承転結の各意味合いを加味して実際に歌詞を書いていきましょう!
起承転結は簡単にいうと、
起=背景や情景など
承=物語の本題に入る
転=できごとや展開
結=いままでの話を解決させる
って感じです。
例えば主人公の心情を歌詞にする場合、
Aメロ(起)=主人公の設定や環境
Bメロ(承)=主人公の心情を語る
サビ(結)=主人公の心情や悩みを晴らす
となるかと。
2コーラスの場合は上記を2回繰り返すことになりますよね。
その後にCメロ(転)を入れると今までの話からさらに展開した心情を書けます。
映画でも物語の3分の2辺りでひと展開ありますよね。
そんなイメージです!
そのひと展開させたCメロからのラスサビで解決です。
どうでしょう。
このように考えればなんだか書きやすい感じがしませんでしょうか?
3.ラストにAメロ!エピローグ大作戦
J-Popでもたまにある展開として、
ラストにAメロを持ってくるという手法がありますね!
これラスサビの後にAメロを持ってくるとエピローグ感が出ますよ!
ラストのAメロは元のAメロのままでも少し変えても、または語呂だけあわせてラスサビの後日談的な内容にするのもありですね!
ちなみにサビから始まる曲も多いですが、
この場合だと歌い出しのサビがプロローグ的な位置づけで考えると面白い内容が書けるのではないでしょうか。
4.まとめ
今回は歌詞のメロ、サビ部分を起承転結に当てはめて考えてみましょう!って内容の記事でした。
歌詞を書くというのも音楽活動の一環です!
歌詞難しいから曲だけ書けばいいや!ってならずに、
作詞作曲ともにバランスの取れたクオリティで楽曲制作をやっていけるようにしましょう!
では今回はこの辺で。
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