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ボカロ曲を作ろう!DTMerとして乗っかるべき戦略

今どきのDTMerであればほとんどの人が触れた機会があるであろう初音ミクをはじめとする、VOCALOID(通称:ボカロ)についての記事を書いていきます。

かくいう私もここ数年ほど、主にボカロを使った楽曲を制作しております。

以前ボカロの歌わせ方についての記事を書きました。

今回はまた違ったアプローチの内容になりますが、
ボカロを使っている方もこれからやってみようって方もアマチュアボカロPが乗っかっておいた方がいい戦略的な話を3つに分けて紹介していきますのでご参考となれば幸いです。

それではいきましょう!

1.ボカロで自分をブランド化

ボカロに歌わせる曲を作っている人をボカロPといいますよね。
自身で名乗ってみたり、またはリスナーからP名をつけてもらったりとさまざまです。

私、もともとはボカロを使わずにDTMで曲を作って投稿しておりましたが、全く見向きもされませんでした(悲)

しかしある日友人が使っていたのをみて、
面白そうだから自分もやってみようかなってのをきっかけにはじめてみたんですが、これが結構楽しい!

何と専用のシーケンサー(VOCALOID Editor)に音符と歌詞を打ち込むとそれを機会的な声でありますが、ちゃんと歌ってくれるわけです。

そしてボカロの曲を作って投稿などすることでボカロ好きなリスナーが多かれ少なかれ聴いてくれます。
自分の楽曲にボカロ曲という付加価値がつくことでボカロファンに曲を聴かれる機会が増えるってことです。

ボカロ曲を作っていなかったらいまだに自分の曲など見向きもされていなかったと考えるとなんだかおそろしい話ですが。

ちなみにボカロ曲の投稿といえばニコニコ動画!
だったんですが、ボカロ黎明期の頃に比べると人気を得るには結構厳しくなりました。

所感的にはニコ動より、現状はYouTubeの方がまだ伸び代はあるかなって感じですね。

音源だけならSoundCloudはオススメです!

ボカロ曲を作ったら一先ず投稿して反応を楽しみましょう!

2.公式コラボに便乗せよ!

ボカロ曲を投稿している方であればほとんどの方がご存知であろうピアプロという投稿サイトがあります。
ピアプロとはクリプトン・フューチャー・メディア株式会社が立ち上げた創作の輪を広げるという目的の公式プラットフォームです。

こちらでは定期的にボカロ関連の作品を公募しており、採用されたクリエイターにはいろいろ特典があることも。

楽曲投稿関連であれば、
マジカルミライ楽曲コンテスト、赤い羽根共同募金コラボ楽曲募集、または近年だとゲームアプリ用のBGM募集など、さまざまなコラボ企画が用意されております。

マジカルミライに関してはグランプリに選ばれれば毎年開催されているライブの一曲として演奏されるので、一躍有名人になることも。

なお、参加の条件に関してはピアプロに登録していて初音ミクなどのボカロ曲を作れる人なら誰でも参加可能です。
つまりプロアマ問わず誰にでもチャンスを掴みにいける権利があるわけです。

応募した楽曲は選ばれれば実績にもなりますし、採用されなくても持ち曲としてポートフォリオや動画をつけて投稿したりもできますので、これは参加しなければ損ですね!

また、ピアプロ以外でもニコニコ動画ならボカコレなど、
ボカロPとして便乗するべきイベントもちょこちょこ開催されたりするのでなるべくアンテナは張りつつ楽曲制作活動をしていくことをオススメします!

3.汎用性の高さを考慮せよ!

またボカロの使い方として、
前述は主にメインで歌わせる方法を書きましたが、
それ以外にも効果的なボカロの使用方法があります。

中でも仮歌を歌わせるというやり方は私も結構しますね。

仮歌は主に楽曲のコンペなど有償案件としてアイドルやインディーズアーティストに提供する用の仮音源として使っています。
これであれば歌に自信がなくても、防音設備がなくて大声が出せなくても楽に仮音源を作ることができます。

ただここで注意したいのは、
仮歌にボカロを使うのを嫌がる音楽事務所やレコード会社もありますので、
コンペにしても直接案件にしても募集要項や事前の確認はしておいた方が無難です。

各々ボカロに対するイメージにもいろいろありますので仕方ないですが、
ボカロ不可となっている場合は自ら仮歌を録るか、仮歌をやっている方に依頼するとかになります。

他にもうまく声を調整すれば喋らせることもできますので、
やり方次第ではトークさせることもできます!

また、それを応用してボカロを喋らせた動画などを作ることも可能です。

ですが、こちらに関しては今、VOICEROIDというのもありますのでそれを使用するのがベストではあります。

4.まとめ

今回はボカロを使ったDTMerとして乗っかるべき戦略を3つに分けて解説しました。

このようにボカロは楽曲制作者の潜在能力やパフォーマンスを底上げしてくれる可能性を秘めた文明の利器です。
DTMerとして使わない手はないのではないでしょうか。

特にボカロ専門の楽曲コンテストには便乗した方が吉なので是非とも参加してみてください!
もしかしたら隠れた才能が発揮されるかも知れませんよ!!

では今回はこの辺で。

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