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3Dプリンタで赤道儀をDIY – その6(金属じゃないメリット)

サイクロイダルドライブのギアの設計を見直して試作したところ、回転スピードの波もなくなり非常に安定して回転するようになった。

試作している段階で、とりあえずギアのクリアランスだけ確認したかったので、ギアの部分だけ作って試していました。実はこれが最高の解決策につながります。

金属だったら伸縮がないから、ギア間の隙間が小さいと引っかかって回らなかったり、大きいとバックラッシュの原因になるところが、プラスチック(PETG)は弾性があるからギアのクリアランスをキツキツに作れれば歪みで吸収してくれる。これも赤道儀の外殻とギアを分けたから気づいたんですが。バックラッシュも含めて吸収してくれる。すごい発見かもしれない・・・

しかも部品を減らして出来るだけ簡略化した結果サイズもかなり小さくなった!トルクは変わらない!さぁ、プリント!5時間前後の印刷を2台のプリンタで3回。

全部反って失敗。流石に今日は参った!一日棒に振った!orz

昔ラフトで印刷した時にラフトを剥がすのが大変で、すっかりラフトは小さい物を同時に沢山印刷する時にしか使ってなかった。去年まではプリンタを居間に置いていたので失敗はほとんどありませんでした。(室温が高いので)去年の夏から別室にプリンタを置いたので、冬は極端に室温が低い(ここは北海道、笑)もう救いはラフトだよ。これからラフトの設定を勉強します。

サイクロイドドライブの赤道儀への搭載に目処が立ったので、どんどん進めたいところですがベアリングがなくなったので、これからAmazonで注文。まぁ、ぼちぼち作ります。

サイクロイドドライブのギアボックス完成

何か思った以上に凄いものが出来そう!

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