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202203-05 牛スネ肉の本気赤ワインだけ煮込み

秋~冬の時期に、ワインと合わせるような会を開くときで仕込み時間がうまく確保できているときによく作っている一品です。

ものすごい大元は、本棚食堂(今は世界食堂?)でYoutubeに投稿されているGenさんのこちらのYoutubeレシピ。ブッフブr…ブッフ…ブッフブルニョン…語り口好きすぎ。ちなみにこの台風一過をもたらした2019年10月台風で当時仮住まいをしていたマンスリーマンションが壊れました。

死ぬほどおいしそうじゃんね…こちらのレシピをベースに、自分でカスタマイズして2022年も作っています。
こいつは工程が多いんだけれども、その多さを楽しむところまでワンセット。段落に分けるよ。
あとわたしは圧力鍋ではなく普通のガスコンロと鍋でこんこんと煮込むよ。時間かかります。あとトマト缶もデミグラスソースも入れません。ほんとに赤ワインだけ。濃厚でたまらんぞ…覚悟…

赤ワインに牛スネを漬け込もう

食べたい1~2日前に赤ワインに漬けておきます。すでにこの時点で食べたい当日の人、あきらめてください。

漬け込み時点から野菜たくさんなのがGenさんのレシピですが、わたしはそんなにいっぱい切っておくのがめんどくさいので、玉ねぎだけを入れます。気が向いたらセロリの茎も入れる。くし切りにした玉ねぎ1~2個と、食べたいだけのスネ肉、ローリエを、十分に浸るくらいの赤ワインに漬けこんで冷蔵庫にシュート。事前の仕込みはここまで。

肉をちょっと焼いておく

漬け込んだ翌日に、肉だけを取り出して小麦粉をまぶします。タッパとか出すのめんどくさいのですべて袋に入れてシャカシャカします。
全体的に肉に小麦粉をまぶしたら、強火のフライパンで表面だけ焼いていきます。中はどうせ煮るので生のままで大丈夫。小麦粉は、煮込んだスープをとろりとさせてくれるのでぜひマストでやってほしい。
フライパン出すのめんどくさかったらこのあと使う鍋で炒めたらいいと思う。焼くときに使った油は他の物を入れる前に吸い取っておいたらグッド。

煮る前の全体的な炒め

肉が焼けたら、煮込む鍋に玉ねぎを入れてなんとなく透明になるくらいまでさっくり炒める。同じ鍋で肉を焼いていたら、玉ねぎを頃合いで足し合わせて炒めればいいと思う。そんなに困らない。
さらに言えば玉ねぎは炒めなくてもそんなに困らない。

煮込むよ

肉やらを漬け込んでいた赤ワインを鍋にぶち込みます。全部でいいよ、足りなかったら普通の赤ワインを足しています。漬けていたローリエも入れてしまいます。

基本的に水は足さず、まずはこの状態でふつふつとなるまで弱火~中火であたためて、あとはひたすら弱火で気のすむまで煮込みます。
ふつふつとなったころに、下の調味料を様子見ながら足していきます。
・ブイヨン(6Lの鍋半分くらいの分量に対して2つくらい)
・バルサミコ酢(だいたい2~3回しくらい、適宜足す)
・はちみつ(2回しくらい、なかったら砂糖でもいいと思うけどはちみつがいい感じにトロリとしていいと思う)
・中濃ソース(入れすぎるとソースの味になる、ほどほどに)
・塩(味がきれいに引き立つちょうどいい塩分ラインがあるので、入れて混ぜてを繰り返して)
バルサミコ酢は結構大事だと思っている。

完成のめど

赤ワインやバルサミコ酢の酸味がしっかり飛んで、赤ワインの色が茶紫な感じになり、全体がとろりとし、グッドな味になるまでだいたい弱火で煮込み続けます。たまに混ぜてあげたり、火を止めて放置したり、また弱火で煮込んだりと3~4時間くらい様子を見ています。暇人のなせる業だね。

お箸でスネ肉がほろりと崩れるくらいになったら完璧。スプーンだけでも食べられて、スープまでそのまま飲み干したくなるグッドな赤ワイン煮の出来上がりです。スープ飲んでほしくてとんすいで出しちゃった(あってる?)

友人各位からは、「涅槃寂静の味」「完飲」「(もう一品あっておなか一杯になりつつあるけど)もうひとかけら肉とスープをください」などのコメントをいただいており、高評価を頂戴しております。マジ感謝。ウレピミ~~~~

これから外に出たくない日とか、梅雨の日とか、急に寒い日があったりすると思うので、暇で仕方がないときにはぜひお試しくださいまし。

ろくな写真がなくて保存期限の過ぎたLINEからタイミングよくスクショした。

そのほかのメニューはまた今度。



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