うつ病を呪うよ

今日は最悪だ。頑張って出社したにも関わらず、どん底状態で退勤した。やはり、しっかりと知識や経験、実績を積み上げた人は凄いな、とまざまざと見せ付けられ、自分の不甲斐なさに絶望してしまった。

仕事なんて賃金を得るための手段で、別になんでも良い。と私の周りの人は言うけれど、私は仕事を通してより良い社会を作りたい、その為に自分の力を高めていきたい使いたい、と思う質だ。

しかし、その力は塵ほども無い。うつ病で失った数年間は、ビジネス的な経験、蓄積はもちろんゼロに等しく、その間、周りの人達は僕が欲しかったそれらのものを積み上げていたのだ。

なんて無駄な時間を過ごしていたのだろう、私は何なんだろうか。そんなことを考え、帰り際涙がこぼれそうになった。

情けない、悔しい、なんでうつ病になんてなったのだろう。と。

なにか、ギリギリで心のテンションを保っていた1つの糸が切れたようだった。

私が今日々考えていることは、今のサービスがより多くの人達に届いて、少しでも笑顔が増えれば、苦しみから解放される人が増えれば、というささやかな思いだ。

それには、サービスを発展、組織を発展させて行く必要がある。大切なのはスピード。そして少数精鋭を担える人材。

私もそういった人材になりたいなという思い、その先陣に立ちたいという願いを持っているが、やはり難しいのかもしれない。

集中力や体力も少ない状態に加えて、周囲には超優秀な人達。たぶん、今までよりも数倍スピードアップするだろうし、求められることも厳しくなってくるだろう。

それについていける自信がない。

そして、その成長の足かせになることは望んでいない。前述したとおり、私が日々考えていることは、今のサービスが多くの人達に届くことであるから。

そう、私ではなくともよいのだ。しっかりと働ける人達が作ったほうが、より良く、より早く、それが実現できるのではないか。と。

それが、涙がこぼれそうになった理由だろう。なんとも情けなく、脆い心なんだろうか。

うつ病は、本当に辛い病気だと、改めて実感する日々だ。呪っても呪っても足りない。絶滅してほしいと切に願って。

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