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購買は「機能」と「意味」
最近タイトル画像にあるマグカップを買ったんです。ご存知の方も多いスナフキンというキャラがあしらわれたグッズです。
ただのマグカップよりは多少高いですけど、数千円とかで、大したことない金額です。だけど、このコップを使い始めた日から、なんだかとても豊かな気持ちになりました。
では、この気持ちを醸す正体は何か?
それは、自分にとっての「意味」です。
私たちがお金を払って何かを買うとき、
対象からは「機能」を買っています。
機能とは、モノやサービスがもつ実際的なはたらきです。
コップは、水を汲み、飲むはたらき
冷蔵庫は、食べ物を冷やし貯蔵するはたらき
飲食店は、食べ物を提供するはたらき
遊園地は、アトラクションで楽しませるはたらき
ホテルは、寝床を提供するはたらき
当たり前すぎて、言われなくても分かる話ですよね。
ですが、単なる機能だけを求めて購買していないことも皆さんすぐに理解できるはずです。
遊園地に行くのは家族や友人と楽しい時間を共有するためであり、遊園地の場所というのは手段にすぎないですよね。
とすると、私たちの購買の対象は、機能と意味によって構成されており、それぞれを見出す比重はその対象によって異なるということです。
これは、購買する対象の性質にもよりますが、日用品のように機能的な価値がほとんどの場合もあれば、意味的な価値が先行するものもありますよね。
物質的豊かさが臨界点を超え、さらにAIやロボティクスなどのテクノロジーで自動化や創造力が民主化してい社会において、意味的な価値がよりいっそう大事になってくるなぁ、と感じる今日この頃です。
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