手術後のために、準備しておいて良かったもの
私の場合リンパ節郭清まで行ったため、術後痛みが強く右腕が60度くらいしか上がらないところからのスタートでした。(手の痺れなし)
衣服関係
・仕事や出かける日は前開きのブラジャー
・前開きの下着(ユニクロなど)
・前開きのトップス(私は冬だったのでセーターやパーカー、フリースを利用)
着る服は基本全部前開き。下着は、洗い替え用で2枚あるといいです。
コートに腕が通しにくく、ポンチョ型のコートをもっていたので大活躍しました。
そして良かったのが入院前に「髪の毛を短く切っておく」こと。
ボブヘアまで、一気に30cm近く切りました。
実際術後自分では頭が洗いにくく、シャワー入浴の許可が出るまで(術後10日目に許可)は、2日に一度の頻度で家族に洗ってもらっていました。(それまで体は拭くのみ)
結果洗いやすく、乾きやすく大正解!
長い髪の毛が好きだったので悲しかったですが、「また伸びるから」と言い聞かせて…
今は、「ボブ似合うね」と言われることが多く嬉しいです^^
食べ物
普段は割と料理好きですが、術後しばらく台所に立つことができませんでした。私は手術が利き手だったこともあり、包丁を持つ動作が痛くて力も入らず、体力的にも気持ちの面でも料理をしたいと思えるまで大体1ヶ月半くらいかかりました。
術後大事な時期にコンビニ弁当やお惣菜を外食にあまり頼りたくなく、極力添加物の少ないレトルト品、缶詰、お菓子を用意しておいたのはとても良かったです。
家族や親戚に作り置きをお願いすることもあったり、友人がお惣菜を届けてくれたり、自分がほぼ料理することなく過ごせたのは本当にありがたかったです。
お惣菜屋さんで、都内で特におすすめは「台所たまねぎ」さん。素材はもちろん、調味料や調理法も体に負担なく配慮された日常ごはんが、何より養生になります。
保険
自分が癌になるなんて全く思うことなくピンとこなかったので、20代に医療保険に入ったものの数年で解約していました。
何かあれば高額医療費を申請できると思っていることと、今後高額な抗がん剤や先進医療などの治療をする予定もないので後悔はしていません。
なので、
・社会保険で保障される限度額申請
→入院前に申請しておくと医療費の負担が減る可能性がある
・仕事復帰後に健康保険証に付帯している「傷病手当金」の申請
→仕事を休んでいた分のお給料の、おおよそ2/3支給してもらえる(申請から2ヶ月後くらいに入った)
このふたつで十分でした。
保険に関しては、「どんな治療をどこまでする」かで必要度や内容が全然変わってくると思うので、それこそ専門家に相談が必要かとは思います。ピンとこないと思いますが、がんになってからでは入れる保険がほぼないので、どう準備するかが難しいところ。
私は保険治療の医療費はそこまで高額ではないものの、健康食品やサプリメントでお金はかかるので、やっぱりがん治療は長期的にお金が必要になります。
最終的には、振り返ると衣服の準備が一番大事だったかなと思います。
結局術後3ヶ月経った今も、まだ手術した部分に痛みが残っているので普通のブラジャーをほとんど着ることができず、ユニクロのブラトップや前あきのものを使っています。被り物の洋服も、やっと最近着る時に違和感を感じなくなりましたが、脱ぐ時には少し工夫が必要です。
いろいろな方の発信を見ながら、参考にしていただければと思います。
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