感性とは何か② | 潜在意識とのつながり
こんにちは!まみです。
今日は、私が思う感性のすごさについてお話ししていきたいと思います。
意識について
突然ですが、皆さんは意識には2種類あることを知っていますか?
簡単にいうと、
自覚があるものが顕在意識
自覚がないものが潜在意識
よく、意識の全体像と割合を「氷山」に例えられることが多いんですが、
私たちが普段自覚のある顕在意識は、全体のなんと1割くらいの、氷山の一角にすぎませんよと言われています。
では残りの9割もの割合を占める潜在意識とはどのようなものなのでしょうか?
潜在意識とは?
今回もまずは先人の知恵をお借りして、辞書で調べてみました。
この潜在意識ですが、大きく2パターンあると私は思っています。
①顕在意識から潜在意識へすり込むパターン
例えば、車を運転するとき
教習所で習ってた時は「右折したいから・・ウインカーを、下に下げる」「左折したいから・・ウインカーを、上に上げる」と意識してやっていたと思います。
今はどうでしょう?
普段車を運転する人は、コレ↑毎回考えてやってますか?
教習所の時は意識していたが、気づいたら無意識でできるようになってると思います。
というように、顕在意識から潜在意識へすり込まれているパターンがあります。
これは考えることなく自動反応的に行動へ移せることから、「潜在意識へすり込むと願望が叶いやすくなる」などと自動願望実現装置としてよく言われていますね。
②本能・本質からくる潜在意識
もう1つのパターンは、
本能からくる行動のように顕在意識へ表出したことのない潜在意識です。
例えば、犬の本能からくる行動は噛んで解体することだそうです。
本来、犬の本質的な姿は、仲間と群れで生活し狩猟すること。
そのため獲物を捕らえ、噛んで解体することが犬の本能・本質からくる行動となる。
この噛んで解体していく一連の動作の中に、
「え〜っと、捕らえた獲物どうやって食べようかなあ?煮込む?焼く?それとも切る?切るには包丁とかないしこの手じゃ使えないし・・・あ、噛むのが一番効果的だなあ」
と、意識的に考えていると思いますか?
犬たちは、この一連の動作を、むしろ本能的な潜在意識の中で行動していると思います。
このように潜在意識には、
自分が知らず知らずのうちに行動していて、一度も海面を上がってきていない未知の海に沈んでいるものが含まれると思っています。
では、この2パターンある潜在意識と、感性には一体どのようなつながりがあるのでしょうか?
感性と潜在意識のつながり
前回の記事で感性についてお話しさせていただきました。
ここでお伝えしていたように、感性は下記のような要素が含まれていると思います。
感覚
直感
五感
感受性
(略)
私はこの要素たちは、先述した②本能・本質からくる潜在意識が起因しているのではと考えています。
先ほどの犬の「噛んで解体すること」も直感や感覚といった感性で行動に至っていると思います。
人間においても、
「楽しい!」という感情は何かトリガーがあって感じると思いますが、最初から「私はこういう時が楽しいんです」と顕在意識にあるでしょうか?
おそらく直感的に感情を味わっていると思います。
では「自分はどういう時に楽しいと感じるのか?」というと、いろんな経験を経て振り返って、初めて気づき(意識)となります。
「学生時代の部活辛かったけど、みんなで優勝を目指して努力してた毎日がなんだかんだ楽しいって感じてたなあ」
などと振り返ってみて初めて「自分はどんな時に楽しいと感じるのか?」が顕在意識に上がってくるのです。
それまでは、その人の本質の中で「楽しい!」と感じる時の定義があり(上記の例で言うと「みんなで何かを目指して努力するとき」など)、その定義は無意識の海の底にいるため「楽しい!」という感情だけを味わっていたんだと思います。
上記の図で示しているように、私は感性が起因しているのはその人自身の本能・本質だと思います。
また、顕在意識になると頭を使って気づき、言語化をするためこちらを理性とすると
潜在意識は感情や直感的・感覚的な行動である感性になります。
こう考えると、感性は潜在意識からくるものだと言えます。
さらに言うと、感性は潜在意識にあるその人の本能・本質、本来の自分にアクセスできるものだと私は考えます。
次回はこの、潜在意識にアクセスできるメリットについてお話ししていこうと思います!
今回も読んでいただき、ありがとうございました☺︎
mami
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