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空っぽになったじぶんを取り戻す旅

30と1年、5ヶ月が経とうとしたとき、“気分障害”という錘がついた。

ずっと具合が悪かった。
でもわたしは、仕事先では店長だったので、休むわけにいかなかった。
どんどん具合の悪い日が増えてゆき、欠勤、欠勤、欠勤。
(休むものなら有給など使わせてもらえず、ただただ欠勤になるのみだった!)

そのうち家事もままならなくなり、
気づいたら家から出ることができなくなっていた。
ひたすら眠くて、眠くて、眠くて、半日も起きられなくなった。
これはまずいと病院にかかったところ、言い渡されたのは“気分障害”。
正直ほっとした。わたしが具合が悪いことには、ちゃんと名前がつくのだ。
ただなんとなく具合が悪いというのが、しんどかった。
よかった。

割愛するけれど、今はだいぶ調子がいい。
店長としてはもう働くことができないけれど、
在宅でお仕事を与えてもらっている。
とてもありがたい。

だけども、ひとつ。
わたしの中にあったわくわくやどきどき、何かを考える力、
広がってゆく世界などが、ない。あれ?なんかスカスカする。

空っぽだ。空っぽになってしまった。

わたしは、わたしが何に心を掴まれていたのか。
どういうニンゲンになりたかったのか。

毎日がきらきらして見えていたはずなのに。

すっかり抜け落ちてしまったものを
取り戻したいと思い立って、noteをはじめた。
わたしの中のきれいなものたち、
熱を帯びたものたちを集めていけたら。

文章を綴る中で、わたしというニンゲンを思い出せたら。


いま、すきなものたち
・写真
・オット(夫)さん
・炊きたてのごはん
・温泉
・見晴らしのいいところ
・水に反射したきらきら
・夕暮れ
・アニメや映画
・音楽を聴きながらするドライブ
・くるまを運転すること
・お散歩
・雪

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