鬱公務員のはじまり

どうも人口20,000人程度の自治体を鬱で退職した元公務員です。

 

四ヶ月の療養期間を経て無事に社会復帰できたので、備忘録と当時の振り返りのためにブログを書いていきたいと思います。

 

まずは新規採用にされた公務員の皆さんおめでとうございます。

 



「前職のダークマター企業よりマシだわwwww前職ドブラックだったから仕事楽勝だわwwww」なミサワな皆さんも……



 

「無能上司だとかサービス残業だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえもっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 」なポルナレフ状態な皆さんのメンタルヘルスのお役に立てば幸いです。


 

まず私が体調のおかしさを感じ始めたのは最初の部署に配属されて二年目の終わりが近づいた頃です。

比較的人間関係は良好な部署で当時の上司はしっかりした人でした。

 

しかし度重なる休日出勤や理不尽なクレーム、地元のゴタゴタ(消防団関係で家族や周囲に裏切られたこと)でストレスが蓄積されていきました。

 

最初の状態としては、ほぼ毎日やり場のない怒りで自分の車の中や公用車で常に奇声を上げてるか、自分の腕に噛みついている状態です。

 

当時を振り替えって思うのは、この時点で完全に頭がおかしい人です。早く医者に行けって話ですよね。

 

その状態が半年ほど続き、噛みつく対象が車のハンドルになったりした後に、家族喧嘩をきっかけに実家を離れて一人暮しを始めました。

 

予算的にはカツカツでしたがどうにか生活も落ち着いて来たかと思いましたが、最初のトリガーになったのは消防団の活動です。

 

したっぱであり、地元の公務員という故に雑用をしつつ話題と言えば風俗・酒・ギャンブルのおっさん達に気を使う日々と消火技術を競う大会の練習(3ヶ月間20時から22時過ぎ)への参加でメンタルはボロボロでした。

 

大きな災害の時に命がけで救命活動に参加してくれた消防団の方もいらっしゃいますし、ほぼボランティアで普段の活動に参加している方もいるため、全ての消防団が悪いとは言いません。ただ私の地元の団はと言うと……

 

この時の症状は、帰宅しても体に力が入らず車から降りられず、駐車場からアパートまでの数十メートルを歩けない。幻聴が聞こえる。何もしていないのに涙が止まらない等です。

 

心療内科にかかろうと思ったけど保険の履歴に受信歴が残るのが嫌で予約をキャンセルしたり迷走していた時期でした。皆さんはこういった症状を感じる前にきちんと休むか、カウンセリングを受けてください。

 

長くなったので今回はこの辺までにしておきます。

次回は病気休暇突入編まで書きたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

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