見出し画像

パンピーでもインフルエンサーになりたい~私がnoteを書く理由~

わたしは結局、何がしたいんだっけ?

ワーホリという、職も住居も人間関係もリセットされる環境に自分を置いてからずっと考えていること。

「不安を取り除いて、人生に夢中になってワクワクできる人を増やしたい」

そうやって誰かを救いたい、誰かに良い影響を与えられる人間になりたいと思っていろいろとやってきた。写真集を作ってみたり、ポッドキャストを始めてみたり、noteで発信してみたり。

今もこの価値観が原動力であることは間違いない。でも前とは何だか少し変わった気がする。

まず、与えたいものの定義が少し変わったかな。

「人の心を動かせる人間になりたい」

これが今のわたしの、なぜ生きるかの答え。

本質は今までとあまり変わっていないけど、ちょっと具体的になった?気もするし、それを強く裏付けることがあったことも思い出した。

*

わたしは自分の好きなアーティストのコンサートやライブに行ったとき、よく考えていたことがある。

「どうしたらそっち側の人間になれるんですか」

感動すればするほど、胸が苦しくなって心の中で叫んでいた言葉。別に、あいみょんとかRADWIMPSとかエド・シーランみたいな、アリーナで数万人動員するアーティストになりたかったわけじゃない。

自分が覚えた感動と同じものを、与えられる人になりたかった。

感動したとき、つまり心が動くと、なんかエネルギーみたいなものが湧いてくるやん?それは人それぞれに違う影響があるけど、基本的にポジティブに働く。

インスピレーションになったり、明日も仕事がんばろうって思えたり、誰かに対して少し優しくなれたり。そして大抵、不安だったことはどうでもよくなる。そんな連鎖が素敵だと思うし、わたしもそれを生み出せる人になりたい。不安を取り除いて、目の前の日々にワクワクできる感動を与えられる人。

わたしは写真や文章なんかのメディアが好きで、何かを制作することも好き。だからそれを生かして、自分が乗り越えてきたこと、感じてきたものを共有しながら、なんかできへんかなぁ〜〜〜って最近は考えてる。

*

ワクワクする気持ちって無敵やと思う。未来は薔薇色だという予感だけで、わたしたちはどんな困難も乗り越えられる。

オーストラリアに来て間もない頃は、まだ仕事も家も決まっていなくて、これからわたしはどうなるんだろうかと、不安でたまらなかった。毎朝起きる度に、状況が変わっていないことに絶望していた。

そんなとき、仕事探しのために歩いていた街でたまたま立ち寄ったお寿司屋さんがある。そこで出会った店員のお兄さんの笑顔が本当に素敵で(イケメンなのもある)その場で少し話しただけで気分が晴れて救われたことがあった。

仕事探しに難航して、自分ってこの国に必要ないんだわ〜って思っていたところだった。やっと受け入れてもらえた気がして嬉しかったし、なんかあの優しさに触れていたら、これからなんでも大丈夫な気がしてきた。

わたしもそんな人間になりたいなって思う。誰かが一日を振り返ったとき、今日も良い日だったなって思えるための要素でありたい。明日も大丈夫だと安心させられる存在でいたい。だからnoteを書いているし、発信している。

散々な日だと思っても、クスッと笑ってしまうような愛しい瞬間は必ずある。それを文章や写真で集めることが、わたしにとって「今日もいい日だ」と一日を終える、「明日も大丈夫」って安心できるための方法だった。だから今度は、あなたに届けられたらいいなって思う。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?