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ベビーシッター in スイス🇨🇭

さっくり自己紹介を終えたところで、今回からオペア・ベビーシッター体験談を書いていきたいと思います。
ということでまずは、スイス編。

私は、2021年の2月から4月末までの3ヶ月間、スイスの北東チューリッヒ近くの町でベビーシッターをしていました。

私はAupair.comAuPairWorldという2つのインターネットサイトを利用して、ホストファミリーを探しました。
ある日、スイスに住むホストファミリーからメッセージが来て、日本人の祖母を持つ子どもたちと日本語で話してくれる人を探しているとのこと。ドイツやイギリスなどに住む他のファミリーともやりとりしましたが、なんとなくそのスイスのファミリーが良さそうと感じたのでそちらで受け入れてもらうことに。

前もお話ししたとおり、スイスでは正式なオペアではありませんでした。というのも一応スイスにもオペア・プログラムなるものが存在しているのですが、政府から認定を受けた紹介代理店と契約を結ばないと行けなかったり、その契約もヨーロッパからの人が優先されていたりと結構難しい。
そこで、日本人はビザなしで90日間はスイスに滞在できるということで、ファミリーと話し合い、三ヶ月だけ、どちらかというとオペアというよりかは、ホームステイに近い感じで行くことになりました。
ちょうどコロナが一瞬落ち着き始めた頃で、PCR検査の陰性証明があれば、スイスに入国できる時でした。

そこでは、2歳と4歳の二人の子どもたちのお世話をしていました。お父さんは日本語かスイスドイツ語で、お母さんは英語かスイスドイツ語で子どもたちと会話するというインターナショナルな家庭でした。私はドイツ語が全くできなかったので、子どもたちとお父さんとは日本語、お母さんとは英語で話していました。
基本的にやることは、子どもたちの幼稚園の送り迎えと帰ってきてから一緒に遊ぶこと。工作をしたり、一緒にクッキーを作ったり、動物園に行ったりと本当にいろんなことをしました。土日はオフの日だったので、スイスで出会った友達と毎週のように小旅行に出掛けていました。
また、週に一回ドイツ語の授業にも通っていましたが、本当に基礎のクラスだったのとそれ以外でドイツ語を使う機会があまりなかったので、スイスでの三ヶ月はドイツ語に触れたぐらいのレベルでした。

ちなみに、スイスでは場所によって主にドイツ語、フランス語、イタリア語を話す地域に分かれています。また、ドイツ語圏の人が日常的に話すドイツ語はスイスドイツ語と呼ばれて、ドイツで話されるドイツ語とはまた違うドイツ語です。プラス、基本的に街中では英語が通じるので、いろんな言語が日常に溢れていて、語学好きとしてはたまらない環境でした。


それまで、長期留学の経験もなく、年下の兄弟や従兄弟などもいなかったので子どもと関わること自体ほとんどなく、スイスは初めてだらけの滞在でしたが、本当に楽しい素敵なホストファミリーのおかげで忘れられない体験をさせてもらいました。また、子どもと関わる仕事がしたいと思うきっかけにもなりました。

もちろん、楽しいことだけではありませんでした。子ども二人が風邪をひいて、一日お世話をしないといけなかった日や慣れない気候で自分が体調を崩した時もありました。それでも、この経験から得たものはそんな大変な時を忘れてしまうくらい貴重なものとなりました。

そんなこんなで、スイスで三ヶ月過ごした私。帰国して三ヶ月後には次の目的地ドイツに飛び立ちます。

次回はドイツ編。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
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