見出し画像

DDR GRANDPRIX用のコントローラー作った(DP編)

SPのコントローラーを作って早半年、それはもう愛用してめちゃくちゃ遊んでいます。1000時間くらい遊んだかも。
SP編はコチラ→

最適な足運びを家で叩いて何度も覚えてから筐体で試せるので、筐体でのスコアもグングン伸び、今過去一このゲームにどハマりしています。

そんな中最近DPも始めたんですが、九段のエタラブがどうしても抜けられなくて苦戦しています。
SP同様、DPも家で叩いて足運びを覚えられればなあと思い、DPのコントローラーも作ることにしました。

SPのコントローラーを作った時に大体書いたので、大雑把に書き留めていきます。
実際に作りたい方はSP編からお読みください。併せて再現性が確保できるようにします。

材料購入

・8パネルのボタン
照光式押しボタン薄型30φ正方形(旧型ランプホルダー)(ウェッジ球ランプ)【OBSA-30UK】(OBSA-30UK-B-161)
SP編の際にウェッジ(②)は光る意味ないことがわかったので、今回はLED(①)にしようと思ったんですけど、値段倍くらいするんですよね。
なのでもう光らない電球なし(③)を買ってもよかったんですけど、値段がほぼ同じだったので、今回もウェッジ(②)を買いました。
でもめんどいので電球に配線しませんでした。意味ないしね…


参考:各ボタンを選んだ時の価格

①LEDランプ(多分すぐ光る)
照光式押しボタン薄型30φ正方形(旧型ランプホルダー)(LEDランプ)【OBSA-30UK】
1個 2013円  8個 16104円

②ウェッジ球ランプ(押して1秒後に光る)
照光式押しボタン薄型30φ正方形(旧型ランプホルダー)(ウェッジ球ランプ)【OBSA-30UK】(OBSA-30UK-B-161)
1個 1067円  8個 8536円

③ランプ無し(光らない)
照光式押しボタン薄型30φ正方形(旧型ランプホルダー)(ランプ無し)【OBSA-30UK】
1個 1045円  8個 8360円


・操作ボタン4つ
ハメ込み式押しボタン24φ正方形 クリア【OBSC-24KK】(OBSC-24KK-CG)
基盤に使うREVIVE USB Microは12個までボタンを設定できるので、あと12-8=4個までボタンが設定できる!と思い、安いし4つ買いました。計画性がない。筐体すら(実質)ボタン1個なのに。
なんかに使えたらいいな〜

・20gバネ
照光式押しボタン用スプリング 20g10個入り1セット【OBSA-SP(20g)】
デフォルトの100gバネ重すぎ

・木材
ラワン材 300mm x 450mm x 9mm 1枚 450円
MDF材 300mm x 450mm x 5.5mm 1枚 610円
ホオ(角材) 30mm x 30mm x 300mm 1本 300円?
を渋谷東急ハンズで買いました。

バーコードしか残ってないけど

・基板
ADRVMICR2 REVIVE USB MICRO Rev.2
ユニバーサル基板 
ピンヘッダ 
ヘッダーソケット 3個

・エアコン配管用パテ
オーム電機|OHM ELECTRIC エアコン配管用パテ 白 200g DZ-ECP2/W ホワイト

※消費物
24AWG ビニール電線
平頭釘(18x22)←太すぎなければなんでも良い
木ネジ4こ
はんだ(家にあった)
グルーガンのスティック(ダイソー)

※工具
トンカチ、はんだごて、グルーガン、コーナークランプ(不必要)、ワイヤーストリッパー

天板・底板製作

まずはイラレでこんな感じで設計します。

サイズはSP編を参照。イラレデータが必要であれば、連絡くれれば配布します。

レーザー加工機に突っ込んで切断して、天板・底板は完成です。

天板と底板ができました

箱作り

買ってきた9mmラワン材をパネルソーで切断します。
254×70mm 2枚
154×70mm 2枚を切り出しました。

柱としてホオ(角材)も70mmで2本切り出します。

254×70を3枚一気に切った後に微調整してる時の写真しかなかった
切り終わった材料撮っておけばよかった

154×70の木材1枚にボール盤で13mmの穴を開けます。

USB通すための穴

4枚をコーナークランプを使って留めながら釘で打って四角にして、254x172mmの長方形を作ります。

こんな感じ?

裏から底板を釘で打ちます。

今度は天板の8パネルの4パネルづつの中央に70mmの柱(ホオ、角材)を打ち付けます。(33mm平方の中央に30mm平方を打ち付けるギリギリ設計なのでズレないよう注意してください)(もっと細めの柱や丸い柱でも大丈夫です)

先にボタンをハメてから接着剤で仮固定し、ボタンを外してオモテ面から釘で打ち付けるとズレにくくて良い
柱をくっつけた天板を箱に乗せるとこんな感じ

基板作り

SP編ではあんま綺麗じゃない配線になったので、今回は基板を使うやつに挑戦。(参考:自分だけのオリジナルUSBコントローラが作れる「REVIVE USB Micro」で変なの作ってみた)

ヘッダーソケットの足を短く切る

そもそも短いの買えばよかった

ピンヘッダを6ピンずつに切り、短い方を基板にはめて裏側からはんだ付けする
REVIVE USB Micro側にもピンコネクタをはめて、はんだ付けする
それぞれがくっつかないように注意

こういうの初めてなので緊張した
こんな感じで刺しこむ

大体50cmくらいずついろんな色の電線を切り出す
黒線12本をオモテ面から通し、裏ではんだでまとめて一番奥のGND5ピンに繋げる
左右の12ピンは1本ずつはんだ付けする

ばか大変だった。二度とやりたくない
基板の不必要なところは折る。変な折れ方した。

ボタン配線

前回同様、さごじょうさんの動画を参考にしました。(【SDVX】なるべく簡単にボルテコン作ってみた)
配線をボタンにつけていきます。

50cmは長すぎた。汚い

基板をホットボンドで絶縁

こうしないと別の配線と接触した時に無反応になる

ボタンの金属部もホットボンドで絶縁
ボタンをパテで固定
配線を輪ゴムとかでまとめる

ちょっと綺麗になった。本当はボタンのところに電線を巻き付けるだけでなく、ちゃんとはんだ付けしてからホットボンドで絶縁すべきだった。反応が悪くなる可能性がある。

REVIVE USB Microの設定

SPの時と同様、各ボタンのAssignをPCのアプリ側で指定する。

4ボタン全部Enterにしてるのもったいね〜〜〜

DDR GRANDPRIX側のコンフィグをそれぞれのボタンに対応させるのも忘れずに

完成

天板部分を箱に乗せ、天板4隅の穴に木ネジを4つ入れて閉めたら完成!

結構使いやすいサイズ感

個人的に、今回はレーザー加工機で天板の外辺の切り出しも行ったので、焦げた黒が高級感を出していて気に入っています。

ネジ閉め時に天板の位置が若干ずれたのが気になる
キリなどを用いて先に箱に小さな穴を開けておけばよかった

実際にプレーしてみた

前回同様MAX300をやりました

かなりうまい

思っていたよりだいぶやりやすい!
スコアも出るし良い練習になりそう〜〜〜

SPの時とは違ってDPは移動が多いので、ボタンの位置わからなくなるかなと思っていたんですけど、今のところ問題なさそうです。慣れかな。

動画とか撮れればよかったんですけど、そういうのに疎い、、、
なんか撮れたらアップしときます。

コメント

SPコントローラーの完全上位互換を作れました。最高〜〜〜〜〜
せっかくやりやすいのにSPコントローラー使わなくなるのも勿体無いけど。
SPの時も既に1000時間くらい遊んだので、DPもそのくらいは遊ぶと思います。スコア伸ばすぞ!!!

ちなみに正直な感想としては二度と作りたくないです。
慣れてても丸1日かかった。特にはんだ付けがエグかった。初めての経験として楽しかったけど。
2万円以内でDPのコントローラーを作れたことに関しては満足してます。

謝辞

今回も大学のものつくりセンターに大変お世話になりました。
スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?