無職・節約手抜き自炊


①パスタソース1本で味付けできる炒飯

ピエトロという会社の製品「おうちパスタ ごま醤油ガーリック」調味料はコレだけ。まずはソースを振らずに、ボトル内で分離してるオイル大さじ1で海鮮やお肉を炒める。そこに卵とご飯300gを加えて炒め、同ソースを大さじ3入れて全体が混ざったら完成。



②アボカドクレソン

アボカドとクレソンを麺つゆと和えて鰹節をのせるだけ。

クレソンのピリッとした辛味と苦味がアボカドとマッチしてくれて最高。かいわれ大根で代用することもあるけど、やっぱりクレソンのほうが良かった。10分くらい水に浸して下処理してるけど風味が半減してる気がするー、みなさんどうしてるんだろう。クレソンって健康に必要な17種類の栄養素ほぼ全て含んでいる有能野菜らしい。



③元気スープ

疲労回復に良いらしいレシピを盗んでみたんだけど…。安い食材で手軽に作れて元気になるという奇跡の汁。大根の葉も無駄にしないところが、いいんだよねー。

・鍋にゴマ油を熱して、みじん切りにしたニンニク、生姜、大根の葉、ネギの青い部分を炒める
・ひとくち大に切った長葱を投入し焦げ目が付くまでなんとなく焼く
・テキトーに切った大根と鶏もも肉も入れて柔らかくなるまで煮込む。鶏がらスープの素、塩こしょうで味をとったら出来上がり。鶏ガラ→創味シャンタンでも。

料理は時間をかけたから美味しくできるわけでもなくて、要領と感覚が命だ。あとはメニューによって省いていい工程もあれば絶対必要な工程もあるので、そこらへんの見極め。キャベツの臭み取りはちゃんとする側の人間です。レモン汁に沈めます。キャベツのにおい嫌い。


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学生の時に「美食探偵」っていう東村アキコ先生の漫画を1巻だけ読んだ。セックスは歳をとればしなくなるけど食事はどちらかが死ぬまで続く夫婦の大切な営みだわ、みたいな変わったせりふがあった。禁断の恋の相手と最後の晩餐をいっしょに食べるっていうテーマだったかなあ。中村倫也主演でドラマ化されてワクワクだったのにコロナ禍第一波で撮影止まってしまって、ロマンスシーンもほぼアクターどうし接触せずに撮影・編集して放送された回が倫也さんの発案だというエピソードを聞いただけでキュンが過ぎる。ヒロインの小芝風花ちゃん爆裂可愛いし。Huluで見れるのにまだ見てない。まずは1巻から放置している原作漫画を読む。



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お寺にカレーの修行があることをご存知の方っているのかな?友達からマタギキしたので嘘かもだけど。空腹ピークの状態で目の前にカレーが出てくるのに1時間みっちりかけて食べなきゃいけなくて、所持万端に感謝しながら食事をとにかくゆっくり食べるという修行(?)らしい。ソフトクリームがカレーと同時に提供される日もあり、1時間かけてカレーをたいらげたあと、原型を失ったドロドロのソフトと対面。空腹の極限にいる人間の心を乱し迷わせる煩悩(カレー^_^)を消し去り真理に辿り着いた者だけが「さとる」ことが出来る。仏教はインドからやってきたから?だからカレーに拘泥る?
  



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メンタルやられて苦しく引き裂かれそうになった時、丁寧に自炊すると希死念慮喪失する説が自分の中にある。ホントは気分落ちてる時に包丁持ったらダメだけど。
もう何にもできないようなぼろぼろの夜の向こう側、鮮度もへったくれもないしおしおの老人のようなスーパーの見切り野菜を冷水で洗身し元気づけて。真夜中のキッチンにひとりまんじりともせず料理を作る。誰のためでもない粗末な食事が生の欲求のドアをノックしてくれることもある。ちゃんとお腹が空いてて食べたら眠たくなる、そんな人間としてあたりまえのことが嬉しいね


あしたの晩ごはんは豆腐になめ茸かけて食べる


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