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ぽぽら春日部モヤモヤカフェ(2022年5月)

5月21日(土)に、東岩槻駅近くにある『シェアリビング tonarino』で、モヤモヤカフェを出張開催しました!

 人がつながるみんなのリビングスペース『シェアリビング tonarino』は、以前モヤモヤカフェにも参加してくれたモヤ友の矢崎弘子さんが運営する地域の縁側のようなスペースです。子どもたちも、ママたちも、おじいちゃんやおばあちゃんたちも、きっとおしゃべりが止まらなくなってしまうような居心地の良いところです。
 空き家をリノベーションした1階のリビングスペースで開催した今回の出張モヤモヤカフェは、題して『となりの(tonarino)モヤモヤカフェ』! さまざまな思いをもった3名のスピーカーが集まりました。当日はあいにくの雨模様でしたが、窓際に飾られたサンキャッチャーが時折優しい光を皆さんに届けてくれていたように思います。心地よい雨音とともにゆったりと、そして、ときどき熱の入った会話を楽しんでいたゲストの皆さんのお話の一部をご紹介します。今回も最後までぜひお楽しみください!

看板

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『色と光で、暮らしに心の輝きを映し出す』

1.虹と癒やしのモヤモヤ
  【モヤ友】かなざわのぶこさん(なないろcafe)

かなざわさん

 岩槻の自宅サロンでカラーセラピストとサンキャッチャーのワークショップという活動を始めて今年で6年目になります。岩槻と春日部を中心にワークショップの開催やイベント出店をしたり、夏休みには小学生向けのサンキャッチャーのワークショップを開催しています。
 サンキャッチャーは太陽の光をガラスで受けて、プリズム効果でお部屋に虹色の光を広げるインテリア雑貨です。(サンキャッチャーの)先端についているボール型のガラス部分は”クリスタルガラス”といいます。ワイングラスにも使われていて、とても透明度が高く美しいガラスです。私も自宅にサンキャッチャーを飾っていますが、いつまで見てても飽きないくらいのきれいなキラキラに毎日癒やしと元気をもらっています。
 サンキャッチャーの“サン”は『太陽(SUN)』で、“キャッチャー”は『捕まえるもの(CATCHER)』なので、『太陽を捕まえるもの』という意味になります。日照時間の少ない北欧で、太陽の光を部屋の奥まで取り込むために作られたという説があります。また、風水でも太陽はとても重要と考えられています。太陽の光を虹に変えてお部屋に広げるサンキャッチャーは空間の浄化作用があるとされ、開運アイテムとか風水インテリアとして取り入れられることも多いです。ガラスを窓辺に吊るして「火事にならないの?」と聞かれることもありますが、虫めがねのような光を”集める”ものに対しサンキャッチャーは逆に光を”拡散”するものなので、火事にはなりませんから大丈夫です。
 サンキャッチャーの魅力はガラスのきらめきの他に、「プリズムシャワー」というものがあります。天気の良い日はクリスタルに太陽の光があたることによって、お部屋の中に虹色の粒が撒き散らされます。これが本当にきれいで、癒やしと元気をもらえます。虹色の光を作り出すことから別名レインボーメーカーといったりもします。雨上がりの空に虹が出ると気持ちが高揚したりしませんか?虹には気持ちを明るくポジティブに変えてくれる素晴らしいパワーがあります。そんな虹がおうちの中にひろがって「ちょっといいコトあるかも」と心が豊かになったりするようなラッキーアイテムを暮らしに添えてもらえたら嬉しいなと思い活動しています。虹色の光は太陽の動きにも連動しているので、季節によって虹の出方やタイミングも変わってきます。季節の移ろいを感じたり、お子さんと床にひろがった虹であそんだりと、コミュニケーションにもなれたら楽しいと思います。

かなざわさん2

 私が提供しているワークショップは、(サンキャッチャーの)作り方を学べる講座ではなく、カラーセラピーを取り入れた心にアプローチするものになっています。色とりどりのビーズがテーブルに並べられていて、そこから好きな色を好きな順番でワイヤーに通してもらうという簡単な作業で、お子さんからさまざまな年代の方に幅広く楽しんでいただけます。カラフルな色を目の前に、お子さんはサクサク作っていく一方で大人はどんな色を選んだらよいのか迷っちゃったり、並べ方が分からなくなっちゃったりします。それでも大丈夫です。色というのは紫外線とか携帯電話の電波と同じ電磁波の一種でそれぞれの色に波長というものがあります。よく「あの人とは波長が合う」などと感じたりすることがあるように、わたしたちは普段から今の自分の波長に合う色を無意識に選んでいます。今日着ている服の色もそうですよね。「肌に合う」という言葉もあるように見えないものを肌で感じたり、実際に手で触れることで心が心地良いものを自然と肌から感じ取ることができるのです。なので私はワークショップのときには「皆さん、気になる色があったらどんどんビーズに触ってみてくださいね」と声をかけています。そうすると皆さんだんだんと色選びに没頭していき、黙々とビーズを並べていきます。心の感じるままに選んだ色でつながれた作品はまさに心の輝きが映し出されたオンリーワンのサンキャッチャーということになります。
 ビーズ選びの時間は日常の雑多なことが頭から吹き飛んでしまいます。軽い瞑想のような状態になり心が開放されて、作り上げたあとは頭も心もスッキリしているんです。単なる手作り講座というよりは、色から感じたものを自由におしゃべりしたり、時には静かにサンキャッチャーと向き合いながらゆったりしたり・・・そんなセルフセラピーの時間です。このワークショップは、仕事や子育て、家事、介護など、いつも誰かのために頑張っているママにこそ必要なんじゃないかなと思っています。ママって時間に追われて頭の中が忙しいですよね。日常をちょっと忘れられる時間をあえて作って黙々と自分に集中できる時間を過ごして無心に手を動かすことで頭も休まりますし、カラフルなビーズにワクワクしながらサンキャッチャーを作って頭をスッキリしてもらうことで、家に帰って家族に優しくなれたり、また頑張ろうという気持ちになってもらいたいです。私自身もカラーセラピーやサンキャッチャーと出会ってから、自分に夢中になる時間をとってもいいんだと思えるようになり自己肯定感が上がっていきました。自分が変わると周りも変わってくるので、夫も応援してくれるようになり、幸せに活動させてもらっています。
 福祉の活動に携わっている方とのご縁が多くて、これは私の人生に何か意味があるのかなとも思うので、これからの『なないろカフェ』は福祉の活動にもつながっていけたらいいなと思っています。また、サンキャッチャーのワークショップを続けながら、カラーセラピストとして親子のワークショップもやっていきたいです。子どもは自分の気持ちや考えをなかなか言葉に出しづらかったりするので、カラーセラピーによって自分の思いを伝えられるきっかけを作れたらすばらしいなと思います。
 これからの時代はダイバーシティ(多様性)も進みます。それぞれ個の多様性を受け入れながら新しい価値をみんなで生み出していくなかで、コミュニケーションスキルはますます大切になるでしょう。色はそれを大きく担ってくれるツールだとわたしは考えています。カラーセラピーを一緒に楽しく広めていける仲間も増やしたくて、カラーセラピストを養成するトレーナーの資格も取りました。これからも日々勉強しながら楽しく活動していきたいです。



『人権侵害と環境破壊を乗り越えた先にある、新時代のラグジュアリーとは?』

2.アパレル産業モヤモヤ
  【モヤ友】織野かなたさん(洋服バイヤー)

田中さん

 さいたま市浦和区生まれで、埼玉、千葉、愛知と3県を行ったり来たりしながら現在はさいたま市に住んでいます。高校は東岩槻で、今日は卒業以来はじめて東岩槻(駅)に降りました。現在、セレクトショップの開業に向けて準備中なのですが、本日はアパレル産業の現状についてお話したいと思います。
 昔、布は大変高価なものであり、お金と同じ価値がありました。奈良時代の租庸調という税制における“調”とは布のことで、お金の役割を果たしていました。貨幣の“幣”という字には《神に捧げる貢物》という意味も《布》という意味もあります。“初”という字は衣偏に刀です。大変貴重な布に対して刀、つまりハサミを入れるという気持ちを忘れるなという意味を示しています。ただ、現代社会において、布はもはや貴重なものではなく、その布から作られる洋服も貴重なものではなくなってしまいました。日本だけではなく、世界のアパレル産業において布は大量に生産され、大量に消費され、大量に廃棄されています。
 90年代の百貨店全盛期、百貨店に並んでいる洋服の半分は国産でした。これがバブルの崩壊とファストファッションの台頭で、2000年代初頭になると国産の洋服の比率は20%ぐらいまで落ち込みます。そしてファストファッション全盛期の現代は、百貨店が閉店ラッシュとなっていて、日本で作られた洋服の割合はたったの2.5%です。元々百貨店というのは独自に売り場の構成を考え、バイヤーが自らの編集で仕入れた洋服を展開していましたが、次第に売れた分だけ仕入れ伝票をきる“消化仕入れ”と呼ばれる体制をとるようになりました。消化仕入れ(体制)になると、在庫リスクはすべてアパレル企業が負担するようになります。百貨店にはノーリスク、アパレル企業にとってはハイリスクな商売になっていきます。百貨店は場所だけ貸しているような状態になり、何を陳列するのかの商品構成自体もそのうちアパレル企業任せになっていきます。百貨店はテナント貸しへと業態が移っていき、ハイリスクを背負うアパレル企業は売上を重視し過ぎるようになっていきます。良い服をつくるというアパレル企業の本質を失って、魅力のない商品を大量生産し、それが売れ残るためにセールが常態化していくようになります。レジでは売上データを拾い上げるPOSシステムでいつどこで何が売れたのかが分かるようになり、「こんなものが売れるんじゃないか」という販売員の意見は必要とされなくなります。結果、販売員の役割は店番と品出しばかりになり、安い賃金で働かされるという使い捨て状態となっていきます。
 以前のアパレル企業は、生地の選定や縫製の仕方、どこの縫製工場で服をつくるのか、商品の品質や納品の管理までしていました。一方、OEMメーカーは(アパレル企業の)指示に従って服を製造するだけの下請け企業でした。それがファストファッションの台頭以降、両者の立場関係が変わっていきます。アパレル企業は低価格で商品をつくる術を知りませんでしたが、OEMメーカーは低価格で商品を作る中国やアジアの工場を知っていました。その情報を持って自分たちでオリジナルのデザインの洋服を作り始め、アパレル企業に売り込みにいきます。すると、いつしか洋服をデザインするデザイナーがOEMメーカーの持ってきた洋服をセレクトするバイヤーになっていき、OEMメーカーの言いなり状態になっていきます。そんなかたちでOEMメーカーが他のアパレル企業にも展開していくようになると、その結果、どのお店に行ってもタグだけ違って同じような値段で同じような洋服ばかり売られるようになる。消費者は定価購入は損ということになり、ブランドはセールで売り切るようになってきます。それに拍車がかかってくると、より安く作り、より安く売るために大量生産せざるを得なくなり、アパレル企業はさらにOEMメーカーに依存するようになります。その結果、大量に作られ、売れ残った服はブランドの価値を守るために“廃棄処分”されていきます。
 洋服の製造現場は元々の日本から中国、ベトナムといき、現在はバングラディッシュやその周辺(の国)が多くなっています。一部の日本の製造現場でもアジアの技能実習生を騙して低賃金で働かせる悪徳ブローカーや工場経営者がいますが、海外の製造現場が安い工賃を受け入れざるを得ない状況は現在も変わっていません。人件費が高騰したらより安い国へと生産拠点を変えるだけです。アジアの発展途上国のなかの特に地方では社会的な男女差別が未だに存在し、女性が働くことを疎ましく思う国もたくさんあります。そうした国の女性たちは働くために田舎を捨てて都市部に出稼ぎに出ざるを得なく、そのような女性たちが簡単に就ける仕事が縫製業なのです。そんな女性たちの足元をみて、工場は低賃金で女性たちを雇い、ミシンがすし詰めのように配置された工場で働いています。2013年にはバングラディッシュで、作業現場を増やすために違法に増築したビルが倒壊し、多数の被害者を出す最悪の事故も発生しました。安い服には安い理由があります。

田中さん2

 現在、リユースショップに売ったり、リサイクルや寄付に出した洋服が最終的に行き着くのはアフリカです。アフリカには先進国から輸入した大量の古着が年間20億着ほど溢れ、その古着がだいたい1着3円から6円で販売されています。人件費が安いアフリカの国々のアパレル産業といえど、そこまで安く販売されてしまうと絶対に原価と合わない。かなり多くの人が仕事を失っています。ほつれたり、破れたり、洋服として品質の悪い商品も多く、ちゃんと着られる服は現地の古着業者が転売して、業者だけが甘い蜜を吸っているのが実情です。寄付された古着も一部だけが本当に寄付され、かたや誰の手にも渡らなかった古着は当然ゴミとなり、輸入された洋服の4割はゴミの埋立地へと運ばれていきます。綿や絹等の繊維は天然繊維なので土に還りますが、ポリエステル等の合成繊維は土に還りませんので最終的には環境破壊を引き起こすことになります。このままじゃマズいとアフリカの各国は先進国からの古着の輸入を制限しようとしました。ところが、アメリカをはじめとする先進国は自由経済の名のもとにこれに猛反発。古着という『ゴミ』を輸出するビジネスがすでに成り立っていることと、何より自分たちの国で古着を処分すると自国で環境破壊が起こるので、あの手この手の外交カードを使って未だにそれをそのままにしています。ですから、皆さんが“今年だけ着られればいいから安い服を買おう”とか、“着なくなったらリサイクルショップに売ればいい”とか軽く考えていたら、その考えはとても危ういです。
 人権侵害と環境破壊、現在アパレル産業はこの2つの重要なテーマにしっかり向き合っているとはいえません。そのような状況において、私たちはよく考えてから(洋服を)買うことが大切です。買ったからには長く使い、手放すときも最善の手放し方をすることが、本当に持続可能な社会ではないでしょうか。消費者として、エシカルやSDGsというものを自分なりにしっかりと考え、自分なりの判断基準を持つことによって、今までとは少しだけ洋服に対する見方を変えていくこと。そのようなことを踏まえて、私は現在セレクトショップの開業に向けて準備をしています。お店の名前は『せをはやみ』で、百人一首からとっています。扱うブランドはすべて国内生産のブランドで、日本で縫製し、日本の生地を使っているのでお値段は高くなります。流行りものを安くではなく、良いものを適正な価格で扱っていきたい。日本版のフェアトレードということで、洋服の生産背景が見えたり、環境負荷がかからない洋服を着ている方が消費者の気分も上がるんじゃないかと思っています。素材や作り込みに重点をおいた、心や生活が豊かになる要素を持った魅力的な商品を展開していきたいです。作り手が思いを込めて作った服だということを消費者が知り、消費者が長く大事に着たいと思えることが新時代のラグジュアリーだと私は思っています。どこで誰がどのように作ったのかという信頼性が重要だと考えています。ネットでは代替できない《体験できるショップ》として、顧客が参加して楽しんで頂けるようなイベントをシーズン毎に考えております。扱う洋服を長期間大事に使っていただける、そのことが一番エシカル(な考え方)なんじゃないかと思っています。


『地域とつながるコープみらいの“みらいひろば”』

3.組合員活動での居場所づくりモヤモヤ
 【モヤ友】矢島奈美さん(コープみらい 埼玉東北ブロック委員会 委員長)

矢島さん2

 コープみらいは世界中にある生協のひとつで、(生協の)配達のトラックは皆さんも見かけたことがあるんじゃないかなと思います。私はコープみらいの職員ではなく、組合員活動を進める地域のコーディネーターとして活動しています。コープみらいは、埼玉と千葉と東京、この3つの県と都が合わさって2013年にできあがったもので、日本で一番大きな生協となっています。私たちの活動は首都圏3つのエリアで22のブロックに分かれています。私たち東北ブロックは羽生市からさいたま市岩槻区までの幅広い範囲で活動しています。拠点となっているのが春日部市にある『コーププラザ春日部』です。
 ブロック委員は地域のコーディネーターとして活動していて、ただ単に誰かがやりたいことをやるのではなく、活動する上で大切にすることを毎年話し合って、それをもとに活動を進めています。ブロックの活動はコープみらいの組合員さんにもなかなか知られていないのが現状です。そこで私たちの活動を知ってもらうために昨年リーフレットを作成しました。私たちのブロックの活動は地域の公共施設やコープのお店にあるコープルーム、コーププラザ春日部等を利用した実開催が中心だったのですが、コロナによってなかなか集まることもできないため、オンラインでの交流会等も進めています。学習会活動も大人向けのものだけではなく、子供向けの学習や工作も一緒に行うことで、子どもたちにも楽しく参加してもらえるような場をつくっています。
 私たちのブロック活動のなかでも特に力を入れているものが『みらいひろば』というもので、地域の中で月に一度の“居場所”として開催しています。コープみらい(の活動)なので、コープ商品のお試しや平和、防災・減災、環境・エシカルといったテーマのミニ学習会をしたり、いろいろなお知らせもしています。やはりコープといえば食の安全・安心をすごく意識されている方が多く、コロナ前は調理実習や試食をしながらおしゃべりをして、いつでもどこでも誰でも参加できる場として楽しんでいました。現在は調理をすることができなかったり、試食もできないということで、お試し品を持ち帰ってもらい、次回の参加時に感想を聞かせてもらったりしています。参加も申し込み制というかたちにして、コロナ禍でのコミュニケーションの方法を模索しています。 

矢島さん3

 (写真は)いろいろな場で開催したみらいひろばの様子です。楽しい居場所となるように私たちも一生懸命頑張っているので、たくさんの方に参加してほしいという思いはあるのですが、なかなか参加につながらないというのが現状です。どのようにお知らせしているかというと、『みらいひろば』というオレンジ色のリーフレットを配ったり、『新鮮組』というブロックニュース(広報紙)を毎月発行したりしています。ブロックニュースは宅配と一緒に配ったり、店舗にも置いてあるので、それを手にとってもらい、見てもらうことで『みらいひろば』を知ってもらえる状況になっています。安全や安心にこだわってコープを利用している世代の平均年齢が少しずつ上がってきていていると感じますし、また、こういう居場所や学習会を開催しても、実際に平日の昼間に時間のある方がすごく少なくなっているのかなということも感じます。私が活動をはじめて10年になりますけど、当時よりも活動に参加する組合員が少なくなり、高齢化が進んでいます。以前は一つ企画をすると、たくさんの方から申し込みがあり、抽選になって落選するような方もいました。今は申し込みをした方同士で声をかけあったり、ブロック委員の学びの場として新しく入った方や他ブロックの委員が学びに来たりして(人を集めて)います。せっかく良い企画をしても、人が集まらないということが今の私のモヤモヤです。
 私自身も今回こういう場でお話させていただくのが初めてで、すごくざっくりとした紹介をさせてもらいました。『ほぺたん』という男の子のマークのついたトラックは皆さんご覧になったことがあると思いますし、ここだと近くにコープ東岩槻店があったり、コープ春日部店があるので、どちらかというと販売者というイメージがあると思いますが、コープみらいというのは組合員活動もしているということを皆さんにも知ってもらいたいです。春日部駅西口からまっすぐ行ったところに郵便局があって、その反対側に100円ローソンがありますが、コーププラザ春日部はその裏辺りにあります。組合員や組合員以外の方も活動で使える部屋があったり、カルチャー(スクール)事業も行っています。営利活動として部屋を使うことはできませんが、組合員の話し合いで使ったり、組合員の組合員のための活動であれば地域クラブとして助成するようなカタチもあります。社会貢献活動をする地域の団体等への助成制度や、組合員からの募金を活用した高校生対象の返済不要の奨学金等も行っています。
 みらいひろばは、その都度地域の話題やテーマがあって、5月は“消費者課題”というテーマで成人年齢が引き下がったというお知らせを見てもらいました。本当に皆さんおしゃべりをしたくて来るので、最後はなんてことはない普通のおしゃべりになっています。女性は特にお茶とお菓子があればそれだけでほっこりするというのがありますし、「みんなの顔を見るために来ているのよ」という声が聞こえると本当に嬉しいです。

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開催風景

モヤモヤカフェは、暮らしのなかで感じるちょっとした疑問や悩み、ワクワクするアイデアを、コーヒーなどの飲み物を片手におしゃべりをする場所です。これからも春日部で活動する個人個人の思いを紡いでいきたいと思います。

 次回のモヤモヤカフェは2022年6月18日(土)の開催を予定しています。最近出張するのが楽しくなってきていて、次回もまた外でモヤモヤカフェを開催したいと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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