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(7/3)ここまで皆勤賞!「鎌倉殿の13人」を見る理由は何だろう?

梅雨があっという間に明けました。
そして暑い。とにかく暑い!

夏は一番好きな季節なのですが、こう暑いと参ってしまう。
かといって、冷夏は嫌だから暑い方がいいのだけど、でも暑すぎるとしんどい。。。

どっちなんだって感じですよね。
ちょうどいい暑さがいいなあ、なんてね。
自然を相手にそんなうまいこといかないですよね。
とにかく夏バテで体調を崩さないようにしないと。
みなさま、ご自愛ください。

本題に入ります。
今日(7/3)の第26回「鎌倉殿の13人」を観ました。
で、感想を書いてみようと思います。

つ、ついに、この大河ドラマの前半戦の主役・源頼朝が死にました。。。

大泉頼朝の最期

まずは、その頼朝の描きかたについて。

演じている大泉さんの生来持っている愛嬌というか、とぼけた魅力というか、そういうものを計算して配役されていて、「嫌なやつなんだけど、本当に嫌なやつじゃない」というさじ加減が絶妙でしたよね。

これは演じた俳優だけでなく、脚本家を含めたキャスティングチームが見事だったと思います。ブラボー!

また頼朝のラストカットですが、上記の内容と反してしまうのですが、いい意味で大泉さんぽくなくて、良いなあと思いました。

ふざけるわけでなく、かといって真剣というわけでもなく、素朴で飾らない感じが、大泉頼朝のラストカットにふさわしいなと。
求められれば、こういう演技もできるんですよね。
脚本家・三谷氏からの厚い信頼を見せつけられました。

それにしても、安達殿が頼朝の骨壺持ってるシーンはジーンときたなあ。
合掌。

見応えあり。個人的には一番面白かった

今日の第26回、とても面白かったです。
年始から始まった大河ドラマだけど、個人的には一番面白かったかも。
頼朝亡き後の権力の座をめぐって、男たちの思惑、女たちの思惑がそこかしこに入り乱れて、非常に見応えがありました。

「鎌倉殿の13人」的には、今回で前半戦が終わって、再来週(来週は選挙でお休み)から後半戦。
いよいよ血で血を洗うパワーゲームが本格始動。

で、今まで大河ドラマを見てなかった人が再来週から観だしても、面白いんじゃないかなあ。

脚本家の三谷氏本人が「ゴッドファーザー」や「仁義なき戦い」となぞらえていて、確かにそれに似た要素をもつお話になっていくんだろうけど、ここで興味深いのは、頼朝の妻・北条政子という存在。

上記の2作品はいずれも男たちの殺し合いなんですよね。
もちろん女性も出演してるし、ある程度重要な役割ではあるけど、メインはやっぱり男同士の争い。

でもこの「鎌倉殿の13人」は、「北条政子」という女性(と弟の義時)がパワーゲームの中心にいて、男性のみならず女性までも含めて、血で血を洗う戦いを繰り広げる。

このパターン、史実通りなんだけど、新しいというか。
男女のフェアネス(公平性)が半端ないっす。
ある意味、「現代的」な大河ドラマですよね。

あと、「女の姉妹」でもなく「男の兄弟」でもなく、姉と弟のコンビっていうのも、歴史的になかなかない組み合わせで面白いと思います。

最後に

まったくの余談ですが、頼朝が烏帽子をはずしました。
前頭の毛髪、剃ってなかったです。
この時代はまだ剃る風習はなかったんですね。へえ~。
以下の記事で詳しく書いてま~す。ご興味あればぜひ。


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