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(11/9)義時が包囲されても皆勤賞!「鎌倉殿の13人」


11月になりました。
立冬(7日)もすぎ、いい歯の日(8日)もすぎ、皆既月食(すごかったなあ)もあり、今日は119番の日だそうです。

のっけから豆知識の披露ですみません。。。
毎日なんらかの日なんだなあ。
こうなると、逆に何もない日ってあるのかなあ。
それはそれでホッとする自分がいるのだけど。

本題に入ります。
11月6日のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」・第42回を観ました。
感想を書いてみようと思います。

義時包囲網の形成

今回は中国へ渡る大船を作る回でした。
とはいうものの、それは表面的な出来事で、水面化(船だけに。なんつって)では将軍・実朝を通して、後鳥羽上皇と義時のパワーゲーム。

船がうまくできなかったことで、勝敗は義時の勝ちに、という感じだったんだけど、そこに政子が加わり結果的には上皇側の有利に傾きました。

もちろん政子は鎌倉側の人間なので、上皇の肩を持ったわけではありません。
政子は、自分らしいマツリゴトをしたい実朝に、母として味方したのです。
そして、朝廷から養子をもらい、源氏嫡流以外が次の将軍になる流れができました。
(それがのちに悲劇を生むのですが、先のことは誰も分からない)

また泰時も父・義時のブラックなやり方が気に食わなくて、なにかと意見をする。

ってな感じで、義時は後鳥羽上皇とも敵対し、鎌倉内部でも敵を作り、義時包囲網がかたち作られました。
はてさて、主人公の義時は困ったことになりました。

どうする義時!

来年の大河ドラマタイトルをもじってみました。。。

北条家の「家族ドラマ」でもある

今回面白いと思ったのは、「家族ドラマ」の要素が増えてきたこと。

義時は鎌倉のため一辺倒で、キャラ的に動きが少なくなってきた印象。
その分、政子や泰時の存在感がグッと増してきた。
そこに「家族ドラマ」という新しい風が吹いた気がします。

この後も政争が続き、義時は権力争いにのめり込まざるを得ないけど、それとは別の角度からの思いを表現してくれる2人がどう動くか楽しみ。
政子は将軍の母親として、また義時の姉として。
泰時は息子として。

義時は義時で鎌倉を守るため・御家人のために、先を見据えてやるべきことをやらなければならない。

この構図(政子と泰時の思いと、義時の思いのすれ違い)が、憶測を呼んでいる最終回のヒントになっているのでは、と個人的には考えてます。
さて、どうなることやら。

最後に、ドラマの終わりに、義時の父・時政が再登場。
同じ画面にはそろいませんでしたが、北条家の面々が全員登場した回でした。

そうだよな、この大河ドラマは鎌倉初期の歴史ドラマであるとともに、北条家の家族のドラマだもんな。
それを改めて再認識した回でした。

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