(10/4)義時が執権になっても皆勤賞!「鎌倉殿の13人」
10月になりました。
爽やかな秋晴れです、と言いたいところですが、暑い。。。
とはいうものの、今週末にかけて気温がどんどん下がっていくらしいので、みなさま体調管理に気をつけましょう。
ああ、まだ衣替えしてない。。。
大丈夫か、俺!
本題に入ります。
一昨日(10/2)のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」・第38回を観ました。
感想を書いてみようと思います。
主人公・北条義時が執権に
見出しにも書きましたが、主人公・北条義時が第2代執権になりました。
いよいよ鎌倉のトップにたちました。
大河ドラマをご覧になってる方ならここまでくるのにいろいろあったことはご存じですが、そうでない方にしたら、「え、今ごろトップなの?」と思う方もいるでしょう。
そうだよなあ、もう10月だからなあ。
1年の4分の3が終わっちゃったんだよなあ。
ただこの大河ドラマを陸上のリレーでたとえるなら、今回の38回でアンカーの主人公・義時にバトンが渡ったという感じ。
第1・第2走者が頼朝と義経で(順番は決めづらい)、平家滅亡と鎌倉幕府誕生、頼朝の死まででちょうど半年でした。
で、第3走者は義時の父親・時政といいたいところだけど、将軍や御家人同士の争いなので、まあ回替わりで主役がいた感じです。
それが10月初めで終わり。
来週はトークの会だそうで、本編は再来週の16日から。
あとは12月18日の最終回に向けて、アンカーの義時が走りだす。
こう見ると、一年というスパンをふまえて、とてもきれいな構成ですよね。
なので、「鎌倉殿の13人」を今までご覧になってない方も、次から見ると一番おいしいところが見られるかも。
リレーのニュース映像が流れる時って、大体アンカーにバトンが渡ったところから始まりますもんね。
というわけで、「かけかま」(駆け込み「鎌倉殿の13人」)されたい方は16日からどうぞ。
スポーツ大会のよう
ここからは第38回の内容に触れたいと思います。
時政・りく夫婦の追放事件の回でしたが、誰も殺されなかったため、後味が悪くなかった。むしろ爽やかでした。
なんだろう、誤解を恐れずにいうのなら、まるでスポーツ大会のよう。
まあ、権力奪取大会なので、負ければ追放や殺害という目に遭い次回はないのだけど、敗れたりくさんが義時に「執権になっちゃいなさい!」と伝えるところは、スポーツの大会で敗者が勝者に「自分たちの分まで優勝しくれよな」と言ってるみたいでした。
ノリが軽くて家族思いの時政と、どこまでも自身の生き方を貫くりくさんのキャラクターにあった事件の描き方だったと思います。
それにしても、時政よりもりくさんの方が事件後の登場時間が長い気がして、この夫婦らしいなと思いました。
自分が夫の時政をそそのかしたとはっきり言い、北条家に嫁いだことを誇りに思うと伝えたりくさん。
その清々しい退場姿に拍手っす。
4強の一角が崩れた
というわけで、スポーツ大会のアナロジーを引き続き使うなら、「4強の一角が崩れた」といったところ。
自分が後半戦の軸と考えていたベスト4(義時・三浦義村・後鳥羽上皇・りく)のうち一人が敗退しました。
残るは3人。
今回のラストで後鳥羽上皇の心に火がついた。
勢力的には後鳥羽上皇と義時が優勝候補。
一方、その陰で義村が虎視眈々と…。
予告だと、義村が苦々しく扇子を投げていたので、一体何があったんだろう?
義村に何かの炎が宿ったのだろうか?楽しみ。
誰が勝つかは史実を調べればすぐ分かるけど、どういう戦い方をするかも大事ですよね。
むしろ結果よりも、プロセスが面白いかも。
梶原も比企も畠山もみんな戦い方違ったもんなあ。
あ、和田殿はどういう戦い方をするのだろうか?
畠山重忠にはすっかり戦い方を読まれていたけれど。。。
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