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(12/13)最終回の前だけどツッコむよ!「鎌倉殿の13人」

12月も半ばになりました。
今年(2022年)もあと2週間ちょっとかあ。
とはいうものの、まだクリスマスもあるし、振り返るのは少し早いかな。

冬は寒いし日照時間も短いから不得手だけど(植物みたいだな)、冬には冬の楽しみがありますよね。
まずは冬を楽しまないと、うっしっし。
鍋おいしいですよね。

本題に入ります。
一昨日のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」・第47回を観ました。
感想を書いてみようと思います。


喜劇作家としてのドラマ展開


タイトルに書いたように、来週はいよいよ最終回。
なので、その最終回に向けて今回は盛り上がっていく回なのだけど、三谷氏は「普通には盛り上げません!」と。

あえて笑いを散りばめて、真面目さをすかしながらドラマを展開している印象を受けました。
そこに喜劇作家としての三谷氏の気概を感じました。
最終回の前でここまで攻め(笑い)の姿勢を貫くのはすごいなあ。

引っかかりは伏線?

一方で、ちょっと引っかかる部分もありました。

政子の演説はステキ(小池さんの声がいい)だったし、「弟の義時を助ける」という、従来の解釈からの転換も面白い!と思ったのだけど、北条家みんなで義時を持ち上げるので、それはそれで身内を守れればいいんかい!と突っ込んでしまった。

まあ一番の見せ場に全員登場させたいし、北条家のドラマだから一致団結した姿を見るのは気持ちいい。

でも鎌倉のため父親を追放した義時がなぜ守られるのか。
義時も義時で、皆の優しい言葉に涙ぐんでていいのか。
自分のしてきたことを覚えてないのか。
皆もひどい目にあってきたのに、いいのかそれで。
という疑問がふつふつとわく。

でもね、これらは全て最終回で解決されるはず。
要は、今回の47回がそもそも最終回的な雰囲気だったというか。

義時も「泰時に後を託す」とはっきり言ってたし、「清盛・義経・頼朝と並んだ面白い人生だった」と総括しちゃったし。
これらの台詞って、もう最終回の台詞ですよね。
それなのに、まだ1話残している。。。

というわけで、普通にいけば今回が感動的な大団円なのだけど、ストレートに終わらせたくない三谷氏の思惑がきっとあるんじゃないかなあ。
最終回はアガサ・クリスティを模したミステリー展開になるといわれているので、否が応でも期待は高まりますよね。

今回の劇中に、(義時を)「カッコいいままでは終わらせない」という台詞がありました。
この回では笑える台詞になってたけど、来週にもかかってる気がします。

と、三谷氏の普通に盛り上げたくない姿勢を真似て、自分もただ良いこと書くんじゃなくて、ツッコミを入れながら感想を書いてみました。
ちゃんちゃん。

最終回が楽しみ〜。

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