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生きづらさを感じる全ての人へ 映画「有り、触れた、未来」

 京都支部の今村です~
noteを書くようになって今回で3回目。これまでの2回は試写や映画祭などの取材レポがメインでしたが、今回は打って変わって、3月31日よりアップリンク京都にて公開となる映画「有り、触れた、未来」の紹介となります。

 この映画を紹介することになったきっかけは、ある日偶然、僕のバイト先にプロデューサーの舞木ひと美さんがいらっしゃったことです。

作中にも登場する舞木ひと美さん

映画の存在自体は足しげく通うアップリンクのメルマガなどで知っていた僕ですが、持ってきてくださったフライヤーで映画について少し詳しく知れたり、何より遅くまでポスターを持ち宣伝活動を行う舞木さんの姿を見て、ぜひ他の人にも知ってほしいと思い今回の記事に至ります。

今回は一旦、あらすじなど制作側よりいただいた資料を引用しながら映画を紹介させていただきます!
後日鑑賞して加筆する予定ですのでそちらも是非ご覧ください〜


あらすじ


 彼氏を事故で失った、元バンドマンの女性(桜庭ななみ)。30歳を過ぎても、ボクシン グを続けるプロボクサー(松浦慎一郎)とその妻(金澤美穂)。1分1秒でも長く生き、 娘の結婚式へ出席したい、末期癌と闘う女性(仙道敦子)。将来に不安を感じながら 「魂の物語」を演じる若い舞台俳優たち。そして、自然災害で家族を亡くし、自殺願望 を抱く中学生の少女(碧山さえ)。妻と息子を亡くし少女の父親(北村有起哉)も生きる希望をなくしていたが、傷ついた娘のために、再び生きることに立ち向かいだす。そんな二人を懸命に支える年老いた祖母(手塚理美)、優しい親友(鶴丸愛莉)と担任教 師(宮澤佑)。たくさんの人々の想いを受けて、少女の心は、少しずつ変化し始めるー。
 全ての登場人物が抱えている問題は、角度は違っても全て「命」と向き合った物語。 いくつもの物語が、複雑に折り重なり、それぞれの人生が交錯する。 「支え合い、分かち合い、何度でも立ち上がる」それは、「ありふれた物語」であると 同時に「有り、触れられないモノ」の哀しさと「有り、触れられるモノ」の尊さを教える。


ゼロからつくられた自主制作映画


 この作品は、「コロナ禍の閉塞的な社会 で、自殺者や不登校児童が増えるなか、命の大切さを伝える 力強い作品を作りたい」という思いのもと、22人の若手俳優からなるプロデューサーチーム 【UNCHAIN10+1(アンチェインイレブ ン・アシスタント】が主体となり、企画、資金集めなど全てゼロから作り上げた自主映画となっています。

 舞香さん曰く、自主制作映画最高額となっているそうで、ここまで知っただけでも、作り手の作品への力の込め方がひしひしと伝わってくると思います。

山本透監督

 監督を務めたのは、『グッモーエビアン!』などで知られる山本透監督。先に紹介した【UNCHAIN10+1】共に、「生きる力」を届けるためにとメガホンを取りました。

 また本作の趣意には多くの俳優達が賛同しており、結果として桜庭みなみさん手塚理美さん杉本哲太さんなどの豪華俳優陣が出演することとなり、作品の人間ドラマの重厚さを演出します。

舞台となる宮城県


 物語の舞台となるのは、東日本大震災から(撮影当時)10年たった宮城県です。

 もともと本作の原案となったのは東日本大震災時、石巻西高校の教頭だった齋藤幸男先生が書かれた『生かされて生きる-震災を語り継ぐ』(河北選書)。齋藤さんが語る「支え合い、助け合い」という日本人特有の精神を改めて現代に当てはめ、発信しているのがこの作品なのです。

映画のラストシーンを彩る青い鯉のぼり達

 撮影終了後の活動で仙台市への表敬訪問や行なったり、ラストシーンでは被災地となった宮城県東松山市で行われている「青い鯉のぼりプロジェクト」が登場するなど、直接的な表現は登場しないものの、確かに震災との関わりを持った作品となっています。(「青い鯉のぼりプロジェクト」についてもリンクを張っておきますので、これを機に知ってほしいです)


 以上ここまで簡単ではありますが、映画「有り、触れた、未来」についての紹介でした!

 残念ながら僕の拙い文章能力では、この作品の魅力を伝えきることが出来ません。なので皆さんにはぜひ、公式サイトや各種SNSをチェックして頂いたり、劇場で実際に作品を観ていただきたいです。僕も実際に鑑賞後、少しここに加筆したいなと思ってます!

以下に作品情報、上映情報掲載しておきますので、お時間ある方はぜひチェックしてみてください!!


京都での上映
アップリンク京都  3月31日(金)より

公式サイト・Twitter

青い鯉のぼりプロジェクト



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