なぜメジャーリーグ(MLB)の年俸は日本のプロ野球の数倍高いのか?
日本とメジャーの年俸の差
元広島カープの鈴木誠也選手が
シカゴ・カブスと契約合意。
契約は5年で、
年俸総額は8500万ドル(約100億円)と推定されています。
単純計算すると年20億円という高額年俸で、
広島時代の3億1000万円(推定)
を大きく上回ります
NPB(日本プロ野球選手会)は
12球団の総年俸で約304億7000万円(2021年6月発表)と、
MLB1球団で、NPB全てのプレーヤーが受け取る年俸を
超えているのが現状です・・・
ではなぜ、メジャーリーグの選手の年俸は、
日本のプロ野球と比べてこんなにも高いのでしょうか。
それだけの年俸を出して、
大リーグの各球団の経営は大丈夫なのでしょうか。
差が出るワケ
MLBの収益について説明します。
日本との大きな違いは、テレビ放映権料金です。
2022年、
アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』は、
MLBの30試合を年間7億7000万ドル(約924億円)で契約しました。
『FOX』は、
リーグチャンピオンシップシリーズ2つと、
レギュラーシーズン土曜日のダブルヘッダーの権利で
5億2500万ドル(約630億円)で契約。
『Turner Sports』は
2022年も今まで同様に
4億7000万ドル(約560億円)の契約を行うと報じられています。
これらは全米を対象としたテレビ放映権ですが、
1チーム70億円の収益になります。
この他に、『MLB.com』による映像配信料、グッズ販売収益や
リーグからの分配金があります。
これだけの収益があるので、
スター選手に高額年俸を出しても、採算が取れるのです。
一方、日本のプロ野球は株式会社の集合体なので、
リーグとしてビジネスを行いにくい環境にあります。
また、テレビ放送による収入も少なく、
かつては1億円と言われた巨人戦の地上波放送は壊滅状態です。
ネット配信や有料CS放送が行われていますが、
ファンの球団の全試合をカバーしようとすると、
対戦相手によって別契約になることが多く、
月額4000円を超える負担を強いられるため、
伸び悩んでいるのが現状です。
また、NPBは世界市場で
放映権の買い手が少ないことも問題です。
MLBは、日本や南米などで放映権が販売されています。
言語や文化の壁を簡単に超えられるスポーツコンテンツを持ちながら、
世界でビジネスをできていないことが、
日本のプロ野球の課題と言えるでしょう。
それゆえ、日本の野球少年にとって
NPBで活躍してからMLBに挑戦することを夢見るようになりました。
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MLBとNPBの違いのように
これだけ収益・給料に差を出すにはそれなりの工夫が必要です。
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★この記事の執筆者★
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