見出し画像

映画リメンバー・ミーで描かれている現代社会の問題とは?!

本日の金曜ロードショーのリメンバー・ミー。
家族に関する問題や価値観が描かれている。
それらをさっそく紹介していく。

リメンバーミーの設定では主人公の家族は音楽を徹底的に禁止している。
主人公は音楽に興味があるも家族の厳しいルールがあるため隠れて音楽を楽しんでいる。
この設定に家族の問題点が描かれている。
最近話題の親ガチャと同じようなもの。
世の中で一部の親は子供を自分のもだと思っている人がいる。
将来を勝手に決め、鬼のような量の勉強をさせたり習い事をさせたりする。
自らのかなわなかった夢を子供に押し付けたり、自ら歩んできた人生だけが正しいと思い込み、自らの人生と同じように歩ませる。
子供が興味を持ったものをつまらないと禁止させる。
このように子供の人生を自分のものだと勘違いし支配しようとする毒親が世の中にはいる。この問題をリメンバー・ミーの音楽を禁止する家族という設定で表している。

またストーリーでは主人公の先祖は音楽で成功することを夢見て家族を捨てたけれど、
大切さを感じ家族のところに戻ろうとした。
しかし先祖とタックを組んでいた相方はどうしても成功させたいという感情から先祖を殺し、アイディアを盗んだ。
という部分がある、ここから表されているのは
家族を大切にする主人公の先祖と家族や友人を捨ててでも成功したい相方という、
両極端な2人を登場させ家族の大切さを伝えようとしている。

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズは死の前に家族を大切にという言葉を残している。
スティーブからの言葉は調べればすぐに出てくるので興味がある方は調べてみて下さい。

スティーブの言葉からもわかるように、多くの富を得ても心は満たされない。
心を満たすのは友人や家族からの愛である。

世の中には人を裏切って、人を傷つけて冨を得ようとする人がいる。反社やブラック企業などのように。
人を裏切り傷つけて冨を得て本当に満足できるのだろうか。心が満たされるのだろうか。

人を裏切り傷つけ、気づけば周りに人はいなくなり使い所のない金だけが残る。それが運命になるだろう。

リメンバー・ミーでは最後、主人公が家族の大切さを知り終わる。
近年では人と人の距離が遠くなったと言われている。snsなどの登場で人間関係が気薄になったいると言われている。本当かどうかは定かではない。
リセット癖などの言葉も流行った。
そんな近年にもう一度人と人の繋がりの大切さを改めて考えさせてくれる映画となっている。

最後に自分の考えを書く。
自分は人の価値観は人それぞれでいいと思う。
家族が大切と考えるのもいい、成功することが大切だと考えるのもいいと思う。
人それぞれ考えがあって選択がある。
その選択によって後悔しても自己責任だから他人がどうこういうことじゃない。
上記では人とのつながりがないと心が満たされないと書いたが、成功して富を得て心が満たされる人だっているかもしれない。
心が満たされるのであればそれでいい。

ダメなのは心が満たされていないのに現状を受け入れて変えようとしないことなのではないか。
それは家族がいても言えることだ。
世の中にはパートナーと別れたいけど子供がいるから別れない人だの、惰性で付き合っている人がいる。
本当にそれでいいのかと思う。
苦痛を我慢して、過ごしたくない人と人生の大切な時間を過ごして本当にいいのか。

でもすべては自己責任だから選択は自由。

長々と書きましたが以上です。
読んでいただいた方がもしいらしたらスキを押してください。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?