ぶらり都内散歩～港区－中央区編～

4月2日土曜日。前日の散歩で諦めた、日向坂（ひゅうがざか）の看板を写真に収めるためこの日も散歩に出かけた（詳細はひとつ前のnoteを見て頂ければと思います）。

日向坂に近いのは麻布十番駅ということで、自宅の最寄駅から乗った電車をこの駅で途中下車。早速目的地へと向かった。
朝9時くらいだったので前日のような行列はないだろうと思ったのだが、すでに先客がいた。2組だけだったとはいえ、おひさま凄すぎないか？それとも僕の見通しが甘すぎたのだろうか。
まだおひさま完全体になり切れていないので、堂々と順番待ちをする勇気がなかった。
待っていない風を装いちょっと離れたところでスマホをいじりながら場所が空くのを窺い、場所が空いたところで2枚ほど写真を撮り、そそくさとその場から立ち去った。

前日に達成できなかった目的を果たした後、ふと、そういえば東京に引っ越してきてから東京タワーに行ったことないなと思った。というか、東京タワーに行った記憶がほぼない。
なので、目的の写真を撮った後、東京タワーに向かうことにした。
東京タワーに向かう道中、やっぱり神社があった。
何故こんなにも、大小さまざまな神社が日本中に溢れているのか。そんなに日本人は心の拠り所を求めているのだろうか。もうここまで来たら神社が溢れている理由を究明するしかない（多分もうされてる。あとでググろうと思う）。

東京タワーに行くまでに、芝公園の隣を通った。やはり時季ということもあり、桜が咲き乱れていた。ちょっと寄り道をして写真を撮りまくった。
ちょっと寄り道のあとは本題の東京タワー。改めて見ると「333ｍってデカいんだな～」というアホな感想が出てきた。
初めて東京タワーに行った時の記憶は何一つ残っていないので（多分子どもの頃に行って以来だったと思う）、結構新鮮だった。
根元から天辺を見上げる形で、場所を変えながら数枚。「やっぱデカいな～」そう思いながら写真を撮り、すぐに東京タワーを後にした（目的はあくまで散歩なので中には一切入らなかった）。

その次は、スカイツリーに向かうことにした。スカイツリーこそ実は一度も行ったことがなかった。
スマホでルートを調べたところ、まさかの所要時間は2時間。散歩は好きだがそこまで歩いたことがなかったので、途中でお昼でもはさめれば行けるかと思い、散歩を再開した。

港区－墨田区間の散歩はかなり充実したものになった。
スカイツリーに行くまでに銀座を通ったのだが、田舎野郎にとっては眩しすぎた。通りを挟んで、三越とSEIKOのビルが向かい合っているのを見て謎に興奮した。
初めて見るその光景を写真に収めたかったのだが、人が多すぎて通りの邪魔になるので諦めた。他にも、松屋銀座のデカデカとした看板にも目を奪われたが、同じ理由で残念ながら通り過ぎた。

そのまま歩を進めていくと、段々と人通りが少なくなってきた。
少しして明治屋が出てきたのだが、看板が「MEIDI－YA」で、「MEIJI」じゃないことに妙な面白さを感じた（これにも何か歴史がありそうな気がして、あとでググるリストに付け加えた）。
これは、周りに人が少なかったので躊躇なく写真を撮った。

しばらく歩くと、今度は日本橋が見えてきた。
あの「麒麟の像」で有名な日本橋。東野圭吾ファンの僕にとっては、小説「麒麟の翼」の思わぬ聖地巡礼になり、大興奮だった。
本当はもっとそこにいたかったのだが、向かい合う三越とSEIKOの時と同様、周りに人が多かった。それと、謎のツアー団体もいてあまり長居をする気にはなれずに、麒麟の写真を撮ってすぐに立ち去った。

散歩はまだまだ続く。次回、「中央区－墨田区編」。

#休日のすごし方 #一度は行きたいあの場所