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「理論武装」してみた① 「同和問題」を学ぶ


 昨日、千曲市役所大会議室で行われた「同和問題の現状と課題」というテーマのセミナーに参加してきました。

 先々週の千曲市議選取材で市役所に行った際にこのセミナーを知り “勢い” で申し込んだのですが、家から千曲市役所まで片道3時間近くかかるので「何でそんな遠くのイベントに申し込んだんだろ・・・」と当日朝に後悔したのですが、せっかくだから(何よりドタキャンはダメだし・・・)行ってみました。


 沖縄人の私は「同和問題」のコトをあまり知りません。
 沖縄は古から現在に至るまで政治的・地域的な差別を受けていますが、沖縄県内で差別が存在しているかというと、本島の人が離島の人を差別するとかいうコトは有りますが、いわゆる「被差別部落」という話はあまり聞いたコトがなく、そのため同じ日本人、同じ民族、同じ地域に住んでいる中で特定の場所に住んでいる人たちを差別するというコトの理由が分からなかったので、一回ちゃんと学ばなきゃなと以前から思っていまして。

 年始にも書きましたが、アラフィフ独り者で他者と接する機会が極端に少ないまま現在に至る私は、自分の中に「ミソジニー」な部分や「レイシスト」な部分を抱えています。 ただ、それが絶対にイケないというコトも分かっているので、今から自分をアップデートするコトが難しくても、様々なコトを学んで鎧を重ね着するコトで私のダメな部分が表に出ないようにするというのが今年の目標で、それを私は「理論武装」と呼んでいるのです。


 「同和問題」「被差別部落」の歴史を、それこそ江戸時代以前から辿るという、とてもベーシックな内容になっており、何も知らない私にとってはとても有難い内容でした。

 そして現在、この問題は無くなったかのように見えたりして、実際私の家の近くに有る「被差別部落」だったと言われる地区はバイパスが出来たコトで何なら自治体内で最も発展著しい地域で新しい住宅もドンドン建っており、新しく移り住んだ人たちにとっては関係ない歴史なんだろうなと思ったりしますが、講師のコトが強調していた言葉、

「いざという時、差別が起こる」

 この言葉が重く響きました。

 確かにそういった場面を現在でも見たりします。 そうならないために学んでいきたいと思った、セミナーでした。


 なお、次回はコチラのセミナーに参加する予定です。

アンコンシャスバイアスに気づくことで、誰もが自分らしく生きられる社会をと題されたセミナーです。

 「アンコンシャスバイアス」「無意識の思い込み、偏見」。 コレこそ理論武装していないとひょっこり表に出てきそうなので、更に「理論武装」しなければ・・・


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