【選挙出まくり男】小西彦治とは何者か?(8)【遂に国政進出!編】
6月の岐阜県池田町長選で過去最低の得票率(4.14%)で落選して以来、出てきてもおかしくない首長選をスルーしていた小西彦治氏ですが、本日、動き出しました。 しかも、思わぬ方向へ。
このように告知、本日、和歌山県庁で記者会見し、来たるべき衆院選に和歌山2区から無所属で出馬する意思を表明しました。
これまでの “首長選シリーズ” から大きな方向転換です。
和歌山2区といえば今回の衆院選から県内の選挙区が3つから2つに減る中、 “書籍代に3472万円かける” でお馴染み、二階俊博元自民党幹事長が新和歌山2区でも引き続き君臨していましたが、派閥の政治資金パーティによる裏金問題で「政治責任は私にある」として不出馬を表明。 党和歌山県連は後継を公募(という体)で選び、三男の二階伸康氏に決定。 自民に対する逆風が強い中ですが、ド真ん中の世襲で挑むコトになりました。
その他、共産の楠本文郎氏が予定候補として名を挙げており、この選挙区3人目の候補となります。
まだ情報が少ないのでハッキリとしたコトは言えませんが、まず首長選ではなく自身のキャリアとして初の国政選挙に挑むという点。 そして告示(公示)直前でもなく、何ならいつ選挙が有るかも分からない中で出馬表明をしたという点で、これまでの選挙とは全く違ったものになります。
私が小西氏を批判していたのは、選挙中の運動量と公費負担の請求額が見合っていないため “選挙ビジネス” ではないかとした点(※コチラについては2月の松川村長選における記者会見にて「私が儲けるコトはない」と回答したため、以降の追及は控えています)。
それと、根本的に観光感覚で首長選に出馬し、汎用性の高い(=使いまわし部分が殆どの)ポスターや選挙公約で選挙運動をする姿勢が、あまりにも選挙や自治体を愚弄しているように見えた点であり、今回の衆院選出馬はこの2点に当てはまらない形となるため、今のところは特に申すコトは有りません。 ただ、供託金も高いから準備も大変だろうし、和歌山2区は面積がデカいので、選挙運動が大変だろうなぁと思う程度です。
ただ、早くても秋の臨時国会開会時、遅ければ来年夏の参院選とのダブル選挙だと言われている衆院選。 いつ行われるかもハッキリしない中、小西氏はその間、他の選挙に出ずにガマンできるか? って点が気になるトコロ。
まさか衆院選候補予定者が公示前に他の首長選から出馬するなんて素っ頓狂なコトはやらないとは思いますし、恐らく今後は和歌山2区内で活動していくのでしょうから、きっと “首長選シリーズ” は一時休止、もしくは終了、というコトになるのでしょう。
まぁ、遠くから、生温く見守ろうかと思います。
あっ、
ドタキャンはナシ、ね♬
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