【#82】長野県・須坂市議会議員選挙レポート(2023 2.5)
一か月以上前の選挙レポートを今さら出すコトは大変申し訳ないですが、先日お伝えした通り “ドクターストップ” のため2月中旬より活動を停止し、現在治療療養中です。
お陰様で治療も今のところ上手く行っていて療養期間は続きますが執筆できる状態まで回復してきたので、この記事より少しずつですが活動を再開いたします。
と、いうワケで須坂市議選。 取材が難航したためご満足いただける内容になっていないかもしれませんが、ご覧いただけると嬉しいです。
◆概要
面積:149.67㎢(長野県 第29/77位)
人口:49,776人(長野県 第11位)※2023年1月1日現在
人口密度:332.5人/㎢(長野県 第10位)※2023年1月1日現在
平均年齢:48.2歳(長野県 第19位)※2018年9月1日現在(若い順)
衆議院は長野1区に属し、
◆立候補者(定数20/22名)
現職15名、元職1名、新人6名の22候補で定数20を争う選挙です。 党派別では公明が1名、共産が2名擁立しています。
◆前回(2019年)の選挙結果
前回は無投票でした。 前々回(2015年)の投票率は49.18%。 各地で投票率の減少が見られる中、この地の選挙はどうなるかが気になるところ。
ただし市長選が同時に行われるワケでもなく、ましてや寒さが身にしみる2月上旬の選挙と、投票率下落は避けられそうにありません。
◆POINT 若林氏が応援した候補をピックアップ
さして大きな争点が無い選挙なので取り上げるべきPOINTもあまり無いのですが、2021年の衆院選長野1区で当選した若林健太氏が応援に入った候補を御紹介しておきます。
以上の候補は「自民党系」候補と見て良いでしょう。
それにしても、まめに地元に帰ってきて地方選の候補の応援に入る若林氏。 選挙区選出議員なら当然なのでしょうが、ちゃんとそれを(しかも9候補もの多数に対して)行う若林氏。 まだ衆院1期目ながら着実に地盤を固めているようです。 一方、
その衆院選長野1区で当選確実と言われながら敗れた(比例復活)篠原氏はというと、、、 Web発信はblogのみ(公式HPすらない)で、活動の様子が全く分かりません。 この調子ではどんどん若林氏との差は開いていきますよ。 まったく・・・
この2つのレポートで篠原氏の活動を追った “貴重” な様子を書いているので、気になった方は読んでいただきたく。
◆唯一の女性候補は無事当選
浅井洋子(あさい ようこ)候補は介護施設の理事長を務めながら市議を3期務め、今回4期目を目指します。
ポスターのキャッチコピーは「女性の声を市政に!」というオーソドックスなものですが、選挙公報には、
「たった一人の女性議員候補にエールを!」という言葉を大きく掲げています。 立候補一覧を見て既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の候補者22名中、女性は浅井候補たった一人です。 改選前はもう一人いたようですが、そちらは2期務めて引退されたようで今回は浅井候補だけ。 ここ20年の同市議選を振り返ってみても2011年の選挙で女性候補が5名出て3名当選したのが最も多く、今回ついに独りになってしまいました。
今回、どの候補も演説の日程を出しておらず、候補者に会うには選挙事務所に行くか演説しそうなスポットで待つかしかないバクチ取材でした。 浅井候補へは昼時に選挙事務所に伺ったのですが、その日の浅い候補は午後から本職の介護施設に行ったとのコト。
代わりに応対していただいたスタッフの方に
「どうして須坂市は女性候補が少ないのですか?」と聞いたら、
「知らないよ(苦笑) こっちは(女性候補が)出てるんだから他の人に聞いてよ」と実にもっともなお答えをいただきました(そりゃそうですよね・・・)。 「唯一の女性候補」というアドバンテージは大きいでしょうから余裕の選挙運動が出来たのでしょう。 見事2位で当選しました。 20名並ぶ議会で女性がたった一人というのは異様な光景に思えますが、3期目となる浅井候補なら臆せず乗り切ってくれるコトでしょう。 頑張っていただきたいです。
◆唯一会えた候補の演説は、なんとも・・・
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