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NEMOBRAND × NIKE Air Max95 Neon

萌装東京



萌装東京（@mou_sou_tokyo）のtakashiです。

イラストレーターが描く、実在するスニーカーやファッションアイテムを用いたイラスト。
それらをきっかけに「イラストでアイテムやブランドを知った」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった方々に向け、萌装東京のnoteでは「イラストレーションで語る、ファッションの物語」をテーマに、イラストを通じてアイテムやブランドのストーリーを紹介していきます。


今回は、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活躍するNEMOBRANDさんが萌装東京のために描き下ろしたイラストを通じ、「NIKE Air Max95」（ナイキ エア マックス 95　以降"AM 95"）とアートやアニメ関係者との交わりを通じて、その魅力をお伝えします。


萌装東京とは

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萌装東京は、東京発信のファッション＆アートクリエイティブ集団です。
ファッションとポップカルチャーを通じたビジュアライズで、全世界の人たちと”カルチャー”で繋がり、相互理解を深めた文化交流を促進したいと考え、日々活動をしています。

noteでは、日本語・英語・中国語の3ヶ国語で記事を展開。
世界のクリエイター、創作ファンの方々へ記事を届けます。

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また、Instagramでも発信をしているので、そちらも是非ご覧ください。


NEMOBRAND(Graphic Designer,Illustrator)

二次創作の疑似ストリートスナップ「#MOESTREET」の主催にして、様々なグラフィックやロゴを手掛けるデザイナー兼イラストレーター。
2019年9月にラフォーレ原宿を皮切りに、複数の都市で同企画のポップアップストアを開催。
H＞FRACTALを始めとするアパレルブランドとのコラボ商品展開や、様々なアーティストの楽曲アートワーク、月間PV120万を超える国内最大ストリートファッションコミュニティ「UNSTREET」のロゴデザインを担当するなどマルチに活動の幅を広げている。


NEMOBRAND × NIKE Air Max95 Neon 

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2019年11月にリリースされた萌装東京。その1st Lookとして公開されたイラストがこちら。

イラストの少女は1995年の時代背景を投影。
ヘソ出しスタイルはアムラー、髪飾りなどはシムラーから。
また、エアマックス狩りが横行していた当時、履くならば「護身のために金属バットくらい持ってないと」というバックストーリーがあります。

今回は、この少女が履くAM95のストーリーや代表的なモデルをご紹介していきます。


Air Max 95のストーリー

AM 95の最初のカラーであるNEON（通称 イエローグラデ）は、「このシューズが誕生しなければ東京にスニーカーカルチャーは存在していなかったかもしれない」と言える程に重要な一足です。

NIEKのランニングシューズ「エアマックス」シリーズとして1995年に誕生したAM 95。
リリース当初から、従来のスニーカーとは一線を画する革新的なデザインや、NIKEの代名詞でもあるソール「エア クッショニング」を可視化したビジブルエアを広範囲に搭載した初のモデルとして注目を集めました。

当時の日本では、多くの芸能人が着用したことなどから大人気に。
その人気は留まることを知らず、過激なスニーカーヘッズや転売目的の人達がシューズを奪う「エアマックス狩り」という社会現象にまで発展。
入手が困難な事は勿論、街で履くことすら難しい状況となりました。

あらゆる意味で「エアマックス」と言われれば、このシューズを思い浮かべる人は少なくないでしょう。


AM 95の特徴的なデザインはどの様に誕生したのでしょうか。

このシューズを手掛けたのは、NIKEのデザイナーSergio Lazano（セルジオ・ロザーノ）。
デザインは人体構造をベースに、シューレースの構造は肋骨、アウトソールは背骨、メッシュとスウェードのアッパーは筋繊維をそれぞれイメージしています。
それらの構造とテクノロジーにより、長時間履いても不快感の少ない履き心地を実現しています。


アートと交わるAir Max 95

音楽やファッション、ストリート、ポップカルチャーなどの様々なシーンを越境するシューズとしても注目を集めるAM 95。
ここでは、イラストにフォーカスして、大きな話題となった作品をご紹介します。


Katie Scott
まずご紹介するのは、ボタニカルイラストレーター  Katie Scott（ケイティ・スコット）が描いたイラスト。

「体の内部を見つめるアーティスト」というテーマの元、氏の作風であるボタニカルの要素を合わせて創られた作品です。


Andy Van Dinh
続いては、Andy Van Dinh（アンディ・ヴァン・ディン）が描いた作品。

解剖学的をベースに緻密な書き込みと深い意味合いを込める氏の作風と、AM 95の人体構造のモチーフが相まった作品として、大きな注目を浴びました。


steph f morris
英国を中心に活動するイラストレーター steph f morris（ステフ・モーリス）。
ペンシルのみでハイクオリティに描き出す氏の作品にもAM 95は登場しました。

マテリアルの表情、すり減り具合、細かなステッチなど、可能な限りの繊細さで表現されています。

ファンの多さから、公式、非公式共に多くのアートが存在し、様々なカルチャーとの接点になっているAM 95。

TwitterやInstagram、Newsなどから探してみて、お気に入りの一枚を見つけてみてはいかがでしょうか？



アニメ関係者が使うAir Max 95

その人気と共に、多くの着用者がいるAM 95。
また、NIKE BY YOUというサービスでカスタムできることから、キャラクターをモチーフにしたオリジナルモデルを作成できるのはご存知でしょうか。

ここでは、声優の着用情報や、アニメ関係者が作成したオリジナルカラーをご紹介します。

「アニメ」や「イラスト」がスニーカーを履くきっかけになれば、そこから新たなカルチャーが生まれるかもしれません。


声優の花澤香菜さんがTwitterに掲載した画像でピンクのAM 95を着用しています。（画像が見切れているので、是非クリックを。）


声優の佐倉綾音さんが、イベントで着用したギンガムチェックとホワイトのAM 95を着用。


アニメ制作会社TRIGGERの取締役である舛本和也さんが、TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」からグリッドマンカラーのAM 95を作成。
NIKEiD(現NIKE BY YOU)でカスタムしています。


Air Max95の代表作 / コラボレーション

ここからは、AM 95の代表的なモデルをご紹介していきます。
今回は、クラシックなモデルと代表的なコラボレーションを数点チョイス。
これら以外にも多くのモデルが存在していますので、自身に合う一足を見つけてください。


NEON
通称 イエローグラデと呼ばれるAM 95の代表的なモデル。
前述の通り、スニーカーブームの火付け役として絶大な人気を持つ一足です。


ブルーグラデ
1995年に登場したセカンドカラー。
イエローグラデと共に人気の一足で、復刻の際に大きな話題となりました。


GRAPE
NEONと同シーズンに発売されたウィメンズの1stカラー。
2019年に、新たなマテリアルとテクスチャーを用いて復刻されました。


atmos  'Animal Pack' 2018
日本のスニーカーショップ atmos（アトモス）とのコラボレーションで2018年に登場しました。
Animal Packは、毎年3月26日に行われる生誕イベントであるAir Max Dayとのコラボとして、1stモデルが2005年に誕生。
atmosを代表するシリーズとして人気を博しています。

なお、同シリーズのAir Max 1は、ラブライブ声優の高槻かなこさんが着用しています。


COMME DES GARÇONS
ファッションブランド "COMME des GARÇONS Homme Plus(コム・デ・ギャルソン・オム・プリュス)とのコラボレーションで、パリファッションウィークのランウェイで登場し話題となったモデルです。
フリルのようなレイヤードやランダムに配置されたシューレースリボン、マテリアル使いなど、ブランドらしさが集約されています。


まとめ

今回は AM 95の歴史や代表的なモデルをご紹介してきました。

前述の通り、2020年で25周年を迎えるにあたり、オリジナルカラーであるNEONが、2020年秋に復刻する予定です。
購入を検討されてる方は、是非NIKE公式やスニーカー専門メディアのチェックを。

東京のスニーカーのカルチャーを牽引してきた一足。
お気に入りのモデルを見つけたら、シューラックに加えてみてはいかがでしょうか。



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