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債券について

債券とは、国や企業などが投資家から資金を借りるために発行する有価証券(財産権を表す証券で、その権利を他人に移転したりする際に必要になるもの)です。

債券の特徴として、企業側は株式よりも効率的に資金を借りることができます。その理由として、株式は配当の額が約束されておらず、下手すると配当がゼロになるリスクもあります。それに対し、債券(社債)は記載された満期まで保有しておけば、額面金額が返済され、あらかじめ決められた利息までもらうことができます。この違いから、株式よりも債券の方が安全性が高く効率的に資金を集めやすくなっています。

さらに、債券の特徴として満期にお金を受け取る権利を他人に販売することができると言った特徴もあります。

例えば、A社の債券を10 万円買った後で、「満期よりも前にお金を取り戻したい」と言った時に、その債券を誰かに売ることで満期前に現金を手に入れることができます。そして、債券を買った人は満期にお金を受け取る権利を取得することができます。

しかし、時価は変動するので額面金額よりも低くなる場合もあります。なので、満期まで保有していれば安全性が高いですが、満期前に売却してしまうと、元本割れするリスクもあります。

まとめ

債券は企業などが資金を集めるために発行されるものです。また債券は、投資家に返済しなければいけないお金で、株式は投資家に返済する期限が特別に決まっておらず、最悪の場合は返済しなくても良いお金です。なので企業は効率的に資金を集める時に債券を発行することが多いです。
また、最新の値段を確認する場合に株式はインターネットで簡単に確認することができますが、債券は原則証券会社で確認することになります。

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