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【転職】面接の質問準備は「単語」で

 転職活動の面接において、想定される質問の対策をどうしているだろうか。質問の回答を用意することは大事だと思うが、回答を「文章」ではなく「単語」で準備しておくことがうまく話すカギかもしれない。


 転職活動継続中だが、学生の就活以来である採用面接に少し苦戦している。学生時代はある意味全員が横並びで社会経験もないので割り切れた部分もあるが、転職活動はそれとは違う。既に社会人としてバックグラウンドができているので、求められるレベルが絶対評価であり、高いものだと感じている。

 そんな中、面接対策としては自分について「過去・現在・未来」という3つの軸で整理することが必要とよく言われている。その内容は専門書や他の記事に任せるが、そういった整理をした上で、具体的な質問への対策について準備していくことと思う。

 たとえば以下のような質問が想定されるだろう。

・転職しようと思ったきっかけは?

・当社の志望動機は?

・過去に取り組んだ中での工夫は?

 こういった1つ1つの質問に対して、自分も今まで文章に起こして準備していたが、実際に面接でいくつか失敗をして、どうも文章に起こすというのが良くなかったように感じている。

 言うまでもないことだが、文章を丸暗記するなどもってのほかなので、そういった活用はしていない。ただ、自分の思考を整理する上で文章という形に起こしていたが、それも良くなかったようだ。

 文章にすると、複数の言葉の中で流れや順序ができてしまう。すると、質問の回答となるべき本質以外の要素が入り、複雑化してしまう。

 たとえば、「私はAということを大事にしております。BだったときにCを経験し、その結果Dをしたからです。」みたいな回答例を用意すると、A~Dの順番や、A~D以外の単語情報(大事、経験、その結果、など)も構成要素となるため、同様の質問が出たときに本質を突いた回答ができなくなることがある。

 これを準備段階では大胆に「A,B,C,D」と本質となる要素の羅列に留めても良いのではないか。そうすると無駄なことを覚えなくてすむし、実際の質問が来た時も本質を突いた回答、結論から話す回答ができる。そして、似て非なる質問が来た時にも、本質部分が頭に入っていれば、それに基づいた回答ができる。

 その後の面接対策として、自分で練習をして実際に問いかけられたときにスムーズに言葉にできるか、シミュレーションを重ねれば良い。きっと嘘偽りのない、思いのある回答であれば、言葉はちゃんと出てくるはずだから。

 まだまだ学びの多い転職活動だが、失敗を乗り越えて僕も成長していこうと思う。

 

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