界隈曲の発生とか流れについて。

なんか流行ってるけど何なのかよくわかってない人を観測したので。

私の知っている範囲で、できるだけ主観を交えず流れだけ書いておきます。時系列はまとめられている場が少ないのでその辺の記憶の保管庫がわりでもあります。

ある程度漁った前提なのでタブー視されてることもガンガン書いています。あぶなそうなのは後半に分けた。

界隈曲っていうのはxx(ここでいうxxは単に伏字)氏を中心とした楽曲群のことです。
ざっくり言えば、xx氏の楽曲が人気になり、それをリスペクトした楽曲が多数生み出されたという流れです。

まず、xx氏とは。
4曲公開されているのでそのリンクを貼っておきます。
投稿者≠作曲者でないことに注意。

https://youtu.be/C9PFVo1FEwU

https://youtu.be/d_T1StgldnM

https://youtu.be/ok7UX3utzvI

https://youtu.be/ceyr4ezheOg

この4曲が現在公開されています。
ドット絵、エレクトロ?、オシャレコードとかが共通点ですかね。

xx氏はニコニコ動画で活躍されていた作曲者でこの4曲以外にもたくさんの楽曲を公開されていましたが、色々あって現在公開されているのはこれだけとなりました。

2017年頃に、楽曲の削除といった部分や作品のミステリアスさも相まって人気が出てきていたと記憶しています。音mad等もたくさん投稿されていました。たしか例のアレタグがほとんどでした。


そして2018年5月、このような動画が投稿されます。当時はニコニコで投稿されましたが現在はYou Tubeでのみ視聴可能です。

https://youtu.be/BYJEXJlHz4U

すべてあなたのせいです、すべあな、といった呼ばれ方をしています。冒頭にあるニコニコの削除された動画の演出とか、xx氏っぽい楽曲であることからxx氏本人説が流れたりと話題になりました。
(注意として、すべあなの作曲者本人がxx氏を意識して作曲したと発信したことも、自分がxx氏であるとも発信していなかったはずです。全てはユーザーの憶測です。)
(また現在ではxx氏≠すべあな作曲者とされています。すべあな作曲者は過去に「ロン毛」と言う名義を用いていました。)

当時は肯定的な意見だけでなく、xx氏を利用した売名だとかサブスクで配信したことから収益目的だとか、そのような否定的な意見もありましたが、とくかく話題になりました。

ここからxx氏をリスペクトした楽曲を作る流れが形成されていきます。ここからたくさんのリスペクト楽曲が制作されていき、現在の界隈曲が形成されていきました。

流れとしては、xx氏(全ての元凶)→すべあな(リスペクトの流れを形成)→色んな界隈曲って流れです。

このへんの私のお気に入りたち。

https://youtu.be/1ZGvPR-IWWo

https://youtu.be/ezME0Wy0OAE

https://youtu.be/BxfurKE41Ng

最後に貼った動画は界隈曲メドレーになっているので、ここで気に入ったフレーズの部分を掘っていけばお気に入りがたくさん見つけられると思います。



ここからちょっと踏み込んだ内容

○xx氏が消えたことに関して
ここはあまり明確に覚えてないので話半分でお願いします。間違っているところがあれば教えていただけると幸いです。

xx氏は自分の動画への言及や考察を拒んでいました。失踪直前は精神的に追い詰められているように見えるツイートを残しています。
その時に残された言葉が、この記事の冒頭に紹介した4曲は公開してもいいこと、ただしそのときに自分の名義を記さないこと、でした。(実際にはこの4曲以外も探せば聞けてしまう)

そのため、たくさんの楽曲が投稿されていたにも関わらずあの4曲だけしかあんまり話題になりません。
またもともと使われていた名義を記さず、xxと表記することが慣例となっています。
なにかの拍子に元の名義を知ってしまっても、動画のコメント欄等に書かないことをおすすめします。xx氏の意思に反しますし、たぶん周りに叩かれます。

○xx氏の他の楽曲
さっき述べたように冒頭の4曲以外にも探せば聞くことができてしまいます。
精神安定剤シリーズ、リグルーの鳴き声など。なんなら転載動画だけでなく、何故かサブスクで配信されていたりします。


○xx氏の名義。
彼には複数の名義があると言われています。そのうちの一部を記しておきます。
確実に同一人物という根拠がないものもあるので注意してください。
ただ、界隈曲が好きな方はこれらの名義から投稿されている楽曲も気にいると思います。

・2号
これはニコニコの例のアレカテゴリで用いられていた名義です。drop boxの名義がxx氏と2号で同じだったため同一人物と言われています。
淫夢やクッキー☆関連の動画、また音mad講座(この動画の構成が見て面白いものになっていて人気)や、オリジナル楽曲等を投稿されていました。 
記事の序盤で述べた2017年頃にxx氏の楽曲が例のアレ界隈で人気だったというのはこれが理由だと思われます。
界隈曲のメドレー動画での登場頻度も高いので気になる方は見るといいと思います。

・155
これは「うみとまもののこどもたち」というゲームの作曲者の名義です。
同一人物という根拠はわかりませんが、作風等からそう言われています。
このゲームからもメドレーへの登場率高めです。

・speder2
soundcloudのある投稿者の名義です。
これも明確に同一人物という根拠はわかりませんが作風等からそう言われています。
メドレーにはたま〜に出てきます。
またこの方がかつて運営していた「ニシキガツオ」というサイトではゲームが配信されていて今でも遊べます。speder2氏の楽曲が作中で使われているので遊ぶ価値あり。

この辺の名義を抑えとけば現在インターネット上にあるxx氏の楽曲は網羅できると思います。
楽曲に絞って紹介しましたが、ゆめにっきの改造版の開発等もされていました。
ガチで掘ろうとするとxx氏が発表していたutauの音声ライブラリのサンプルとかまで漁ることになります。




なんかあればまた追記、訂正します。

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