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ユヴァル・ノア・ハラリの本を読みはじめている。


なぜこの本を読もうと思ったのか、今となっては忘れてしまった。

わたしが本を選ぶときは、瞑想に関する本以外は誰それの紹介だとかYouTubeで取り上げられていた本だったりするので、きっとそのあたりだ。


21 Lessons というタイトル通り、21項目のテーマに沿って書かれている。目次をざっと見てみると一番最後の項目に「瞑想」とある。

21「瞑想」ひたすら観察せよ


「ひたすら観察せよ」とある。
これは真っ先に読むしかない(笑)
なぜなら、これが瞑想の奥義だから。

というわけで、一番最後の項目から読み始めることにした。


内容はサラッと読めた。
要は、ご本人がどうやって瞑想するに至ったか、のようなことから瞑想によって得たもの(気づき)や瞑想のススメなるもの、瞑想の効果の深掘りが誠しなやかに書かれてある。

まったく無知の状態から瞑想の実践に至るプロセスにあたっては、ある意味誰もが通る道なので、わたしにとっては特に目新しい内容ではなかったが、瞑想の素晴らしさに気づき、以来、彼は毎日二時間の瞑想が日課となり、毎年一ヶ月から二ヶ月ほど瞑想修行に行っているらしい。

彼のような頭脳明晰な方でも、瞑想にこんなにも価値をおいていると思うと嬉しくなってくる。

文中でもこのように書かれている。

瞑想は現実からの逃避ではない。現実と接触する行為だ。(中略)瞑想の実践が提供してくれる集中力と明晰さがなければ「サピエンス全史」も「ホモ・デウス」も書けなかっただろう。

21 Lessons


彼のおかげでわたしも迷いなく瞑想を続けていくことができる。いや、決して迷っていたわけではないが(←ここ強調)本の項目のトリとも言える一番最後に「瞑想」というテーマを選んでくれたハラリさん、ありがとう。

これから最初の項目から読むよ。

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