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カナディアンロッキーに絶景を訪ねる旅【4日目】

バンフゴンドラに乗ってサルファー山上へ。そして温泉にも行く。

本日は街からすぐ近くのサルファー山へ行きます。
山上までは麓からゴンドラに乗ります。


地元のバスに乗ってみる

ゴンドラの山麓駅まではRoam Transitという乗合バスを使います。

Roam Transitバス。動物の姿が大きく描かれていて、街中で目立ってました。

自動販売機できっぷを買ってる間にバスが来てしまって、乗り過ごしたー
幸い、10分ほど待ったら次のが来たので、乗りこみます。電気バスらしいです。

バスのきっぷ


なお、予約済みのゴンドラのきっぷがあると、このRoam Transitのバスは無料で乗れるらしいのですが、予定が直前まで決まらなかったこともあり、おとなしくきっぷを買って乗りました。1乗車2CADです。また時期、曜日によってはシャトルバスを運行しているとのことです。(こちらも無料)

バスの車内



ゴンドラ乗車で、サルファー山へ

バスを降りたら、そこはバンフゴンドラの山麓駅。

ゴンドラのきっぷは、往復とも乗車時刻を指定した状態での発券となるので、山上でどれくらい滞在するか?と聞かれました。2時間か3時間と答えたら、2時間で十分やでと言われたのでそれに従いました。結果的には、確かに2時間でちょうどよかったです。(まあ、指定の時刻を過ぎても多少並べば乗せてもらえるでしょうが。)

山上行きの改札時刻と山を下りる改札時刻が印字されたきっぷ

改札対象の時刻が表示されるので、それに従って列に加わります。

11時40分のきっぷを持っている人を改札中

ゴンドラを待っていると、スタッフが「カナダは初めて?」とか「どこから来たの?」とか話しかけてくれます。ここのスタッフだけでなく、ホテルのスタッフなども、なにくれとなく話しかけてくれる場面が多く、みなホスピタリティを持っていて、バンフの街に温かく迎え入れてもらえているのかなと感じました。その点、旅行者としては過ごしやすくありがたかったです。

みるみる視界が開けてくる

ゴンドラに乗って山上へ。あっという間に到着

中央やや左寄りの白っぽい辺りが街の中心部

おお、パンフの街とそれを取り囲む山々が一望です。


山上駅から続くボードウォークを辿り、最高地点へ

ここからはボードウォークが整備されており、散策することができます。このボードウォークを歩くだけならトレッキングシューズとかではなく、スニーカーで十分です。

ゴンドラの山上駅から見たボードウォーク。前方に見える山のてっぺんまで続いています。

ボードウォークを辿ってサンソンピークという最高地点に到達。のんびり歩いて15〜20分くらいだったと思います。
20世紀の初め頃に運用されていた測候所の建物が残されています。

旧測候所の建屋
ゴンドラの山上駅から見たときより街が小さく見える。

麓では暑かったのに、ここまで来ると涼しい風に吹かれて爽快。

さて、ゴンドラ駅まで戻ります。

駅の上も展望スポットになっており、お土産屋さんもあります。

ゴンドラを押し出す仕草をして皆を笑わせるスタッフのお兄さん

下りのゴンドラに乗って山麓駅へ戻りました。このゴンドラに乗る時に写真を撮られて、麓の駅で降りた時には、売店で販売されてました。観光地でよくあるやつ。買わなかったけど。

ともかく涼しくて気持ちよかったなあ。


温泉に入ってリフレッシュ。予想外の出来事も。

ここからは次の目的地へ向かいます、といっても山麓駅から徒歩ですぐのところ。Banff Upper Hot Springs、温泉です。

そもそもバンフの街は、カナダの大陸横断鉄道を建設中に作業員が温泉を見つけたところから始まっているらしいので、いわば街のルーツですね。

おー、見えてきた。プールのようだけどあくまで温泉です。

水着着てるけど温泉です。

この入浴のためにリュックに水着をしのばせてサルファー山に登りました。なんかおかしみがある。

温泉の建物。中にきっぷ売り場、お土産物屋、更衣室などがあります。

いやあ楽しみ。早速水着に着替えて、お湯に浸かります。塩素の匂いがけっこう強いけど、温かくて気持ちいいです。

ところが、数分して「ゴロゴロー」という雷鳴が2、3度聞こえたかと思うと係員から全員上がるようにとの指示が!
ええー、いま入ったばかりなのにー。安全確保のためとはいえ、これは辛い。
30分後に再開できるかどうか判断するそうです。仕方ないのでバスタオルにくるまって屋内のベンチで天候の回復を待ちます。着替えてもよかったかもしれないけど、再開した時にすぐに入りたかったものですから、水着で待機することにしました。
そして待つこと30分、、、まだ再開できないとの判断が。自然相手だから仕方ないなあと思っていたら、それから10分少し経ったところで、思いがけず再開の報が。長かった40分が終わり、ほぼ貸切状態の湯に浸かると、いっそう温かさが沁みました。

iPhoneで撮影。スマホの持ち込みはOKでした
再開直後は、数えるほどだったお客さんも、出る頃にはずいぶんな賑わいに

バンフの自然に囲まれての露天風呂体験、とてもよかったです。

日本の温泉と同じ匂いがした

温泉の建物からほど近くに、湯の流れ出しているところがあり、温泉らしい硫黄の匂いがほのかに漂っていました。


カスケードオブタイムガーデンで定番の眺めを楽しむ

ここからはまたRoam Transitのバスに乗って、次の目的地であるCascades of Time Gardenに向かいました。

きれいに整備されたお庭があるこちらからは、バンフのアイコン的風景が楽しめます。確かに絵になる!

間違いない構図
迫力ある山並み
マグパイもそこここに見かけます

ここからは徒歩で街中に戻ります。

ボウ川橋を渡って、バンフストリートへ。お土産屋に立ち寄りながら歩きました。


バンフで昔ながらのラーメンを食す

お腹が減ったので、日本料理の店「chaya」でラーメンを食べました。
昔ながらの醤油ラーメン。

めちゃ、ちゃんとした普通の醤油ラーメン

昨日の夕飯は散々待ったので、注文の品がさっと出てくるのがありがたい。

ということできょうはここまで。
明日はもうバンフを発つ日です。


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