報復と制裁

いわゆる報復は存在しない。制裁という名の攻撃は闇の世界の結びつきを強くするだけ。

イスラエルがイランの大規模攻撃に対しての報復としてイラン中部を攻撃したとの報道がある。イランがイスラエルを大規模攻撃した時はイランの大使館がイスラエルに爆撃された報復だと報道された。

時系列で並べると、
1.イスラエルによる在シリアのイラン大使館爆撃
2.イランによるイスラエルの大規模攻撃
3.イスラエルによるイラン中部の攻撃

そして今は米英がさらにイランへの制裁を追加するという。

本来はある攻撃に対して報復すれば終わりだが、イスラエルとイランの間の報復合戦には終わりがなさそうだ。なぜなら戦は長い間続いており、始まりがどちらとは言えないからだ。

米英はすぐに制裁を言い出す。自分たちの言うことを聞かないところへは制裁を課す。制裁という名の攻撃である。そうして英米はウクライナでも中東でも英米は戦火を拡大してきた。

トランプ氏の大統領復活が待ち遠しい。トランプ氏であれば自分に利益のない戦争はやらないだろう。