ITエンジニアが育たない日本

NTTは来年の大卒初任給を3万円上乗せして25万円にする、専門性が高い場合は27万まで引き上げると発表した。しかし、「米国では優秀なI Tエンジニアは初任給でも4000万円を超える。円安を考慮に入れれば5000万円ともなる」とニュースで報道されていた。これでは日本のI Tが遅れるのは当然だろう。デジタル庁を作るより、人材の育成であり、適正な給与水準だろう。まずは初任給2000万円をどこか宣言して欲しいものだ。

職能横断的な年功序列賃金体系はまだまだ残っているようだ。職能別、能力別の賃金が導入されない限り日本経済の停滞は続くだろう。経営者は抜本的な解決に足を踏み出すべきである。

更に、毎月100万円の小遣いをもらう無能な国会議員たちに政治を任せていてはダメである。まずはスポーツ・芸能出身者が多い参議院を廃止し、国の支出を削減することから始めてもらいたい。

韓国の受験競争を笑う人が多い。確かに警察が遅刻しそうな受験生をパトカーで試験場に送り届けるのは異常と言える。しかし、日本の若者はどうだ。人前で目立つのを恐れる若者、世の中に増殖するのはお笑い芸人とスポーツ選手。これでは日本がアジアの後進国と言われても反論できないだろう。“30年寝たきりの日本”、いい加減に目を覚ませ!!! 国の周囲は核兵器で囲まれている。いつまでも“世界唯一の被爆国”と呪文を繰り返していては国は守れない。