弁当

有賀薫さんのスープ本、この本ならこれを作って欲しい!

 2月3日から「有賀薫フェア」が始まりました。有賀薫さんのスープの大ファンで、365日ほぼ、有賀薫さんのスープを作っている私。そんな私が、フェア対象の4冊について、熱く語りたいと思います。

1.帰り遅いけどこんなスープなら作れそう

有賀薫さんのスープと出会った最初の本です。友人が『サラダチキンをアスパラでおいしく食べるスープ』をTwitterにアップしたのがきっかけでした。「すごく簡単にできた!」と書いている友人の言葉に嘘はない。なぜなら彼女は料理が大嫌いと公言しているのです。彩りもキレイでおいしそう!早速、Amazonでポチっと。ちょっと余裕のある休日から、まったく余裕のなくてお腹がすき過ぎて泣きそうな時まで、この本が助けてくれます。特に、火を使わないお助けスープに何度私は助けられたでしょう。コンビニ素材でレンチンスープの材料を、泣きながら買った夜もありました。そんな中でおすすめしたいスープは『鹹豆漿』。休日の朝、何もしたくない時、冷蔵庫に豆乳があればOK!ザーサイ入れてラー油かければ朝から缶ビール飲むのにぴったり!疲れを癒してくれるスープです。

画像1焼いた油揚げがあればさらに本格的になります。

2.スープ・レッスン

私が有賀さんのスープにハマったのはこの本を読んで。スープなのに、だしがいらない。野菜のおいしさだけでこんなにもスープは美味しくなるんだ!と感動しました。夫に野菜を食べさせたかったけど、生野菜に限界を感じていた私にとっては救世主的レシピがたくさん!彩りも美しいスープは疲れて帰ってきて、出来上がった時に気持ちが華やぎます。忙しい時は作り置きおかずに野菜たっぷりのスープ、という晩酌スタイルが定番になりました。そして、朝でも手軽に作れるので、朝晩と野菜スープが中心の食卓に。その中でも、一番作っているスープが『ほうれんそうのくたくたスープ』。やさしく、しみわたるこのスープは夫が大好き過ぎて我が家で一番作られているスープです。スープ・レッスンは読み物としても写真集としても素敵な本です。男性読者の方におすすめなのはこちらかもしれません。

画像2ほうれんそうの根っこもおいしい、滋味深いスープ。

3.おつかれさまスープ

こちらの本も、疲れた平日のお助けスープが多いです。何分でできるかが記載されているので、これくらいなら、がんばれる・・・という目安にもなります。疲れ切った休日出勤の朝、ジップロックにほうれんそうをちぎって入れて、朝ご飯がわりに追いほうれんそうスープをよく食べていました。あとは、緑野菜のスープがなんといってもおすすめです。野菜をたっぷりとれる上に、カレーにもアレンジできる!まさに神スープ!究極にお疲れな時から、自分を励ましたい時まで、カラフルで可愛いスープが多い気がします。そんな中でも表紙の『アボカドとえびのパスタ入りポタージュ』はかわいいし、すごくおいしい。女子心をつかむ1冊かもしれません。

画像3見た目にもかわいいうえに、にんにくの風味が効いていておいしい!

4.朝10分でできるスープ弁当

この本が出る前から、スープ弁当を作っていたのですが、朝と同じスープだったりとマンネリ化していた私に救いのレシピ満載な1冊!本当に10分でできるので、苦なく続けることができています。野菜たっぷりのスープ弁当に夫も大満足。なんといっても、実験欲も満たされるスープが多いのも魅力。一番作って欲しいのは『キャベツとソーセージのポトフ』。昆布のだしとソーセージからいいダシがでて、朝味見した時とはまったく別の味になっています。そして、ちょっと固いじゃがいもがお昼にはやわらかくなっていることにも感動。スープジャーの中でじっくりと加熱されて、まさに長時間料理!我が家はソーセージ3本入れて、塩なしで作っています。(それくらい、ソーセージからだしがでるのです)食材別インデックスがあるので、冷蔵庫をのぞいて、あるもので作れるのも魅力的です。

画像4ボリュームたっぷりで、300mlのスープジャーでおなかいっぱいに!

 どの本も有賀さんのスープの魅力がたっぷりで、この中から1冊選べと言われると選べません。有賀さんのスープは、どんな時でも心に寄り添ってくれるスープだなあ、と思っています。心を豊かにしてくれるスープのレシピがたくさんつまった本達です。


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