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愛知教育大管弦楽団定期演奏会第101回

今日は学生オーケストラを聴きに行きました。
クラシック音楽は地元のプロオーケストラと室内楽が中心ですが、学生オーケストラや地元のアマチュアオーケストラもよく聴きに行きます。
今日は刈谷アイリス大ホールです。

刈谷駅に到着すると花月嵐で豚つけ麺を食べます。
FC刈谷サポーターズクラブの特典でトッピングが1つ無料になり、ワカメをトッピングします。
つけ麺にワカメは合いますね。

刈谷駅から徒歩3分ぐらいで刈谷市総合文化センターのアイリス大ホールへ到着します。
駅から近いので、名古屋からでも交通の便利がいいです。

今日は自由席なので、前の方の席で聴きます。

今日はシベリウス、チャイコフスキー、ブラームスでどの曲もオーケストラの魅力たっぷりの曲です。
指揮者は海老原光さんです。

◼️シベリウス/フィンランディア

重苦しい序奏から始まりますが、
金管楽器から始まり、木管楽器に引き継がれ、弦楽器が登場する流れはオーケストラの醍醐味ですね。
やっぱり音楽ホールで視覚的に味わうといいですね。

刈谷アイリスホールはしらかわホールや愛知芸術劇場とも響きが違いますね。良かったです。
愛知教育大管弦楽団は伝統ある学生オーケストラであり、レベルが高い演奏します。

途中でフィンランド賛歌が出てきます。
フィンランド目覚めるというフィンランドが独立国家として生まれるという感動の歌です。
自分はアマチュア合唱団にいたので、このフィンランド賛歌を舞台で歌ったことがあります。

フィンランディア、短い曲ですが、満喫します。

◼️チャイコフスキー/イタリア奇想曲

フィンランディアと同様に金管楽器から始まります。

ロシア人のチャイコフスキーにとっては南国イタリアは憧れ。イタリアにも何度も行っているみたいで、イタリアを音楽にしたのがこの曲だそうです。
フィンランディアに比べると明るい曲で、タランテラのリズムが出てきますね。

イタリアの民族音楽とチャイコフスキーの甘味なメロディーがミックスして気持ちよく聴けますね。

◼️ブラームス/交響曲第1番

クラシック音楽では超有名な交響曲です。
ベートーヴェンの交響曲第9番を意識した曲で、第1楽章の壮大さ、分厚さ、情熱はベートーヴェンの第9番の第1楽章と匹敵しますよね。

愛知教育大管弦楽団の演奏は大曲に負けていなかったです。良かったです。

牧歌的な第2楽章も大好きではあります。

個人的に1番の注目は短い第3楽章。
クラリネットの旋律が晩年の室内楽を予感するものだなと思います。短いけど、深い味わいを感じます。ブラームスならではの旋律に近づくものがありますね。

そして第4楽章の歓喜のメロディー。ベートーヴェン第9番を意識していますね。
ベートーヴェンを超える交響曲と意気込んで作曲した曲ですが、第4楽章はベートーヴェンを超えていないですね。

2年ぶりぐらいにブラームスの交響曲第1番を聴きましたが、満喫しました。

愛知教育大管弦楽団のオーケストラの配置、1曲ごとに配置を変えていて工夫されたものだと思いました。

アンコールにはオッフェンバックの天国と地獄。
運動会で有名な曲です。
指揮者の海老原さん、聴衆にも手拍子を要求し、聴衆が参加型のアンコール、楽しかったです。

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