新名古屋交響楽団第16回定期演奏会
しらかわホールから愛知県芸術コンサートホールへ移動して新名古屋交響楽団の定期演奏会へ行きました。
当日券が1000円で買えました。
新名古屋交響楽団はアマチュアのオーケストラですが、過去に聴いたときはかなりレベルの高い演奏をします。
今回はハチャトゥリアン、ボロディンと大編成の曲になり、かなり大変な曲だとは思います。
実はハチャトゥリアンのガイーヌは剣の舞以外は聴いたことがありません。
ボロディン交響曲第2番も聴いたことがありません。
したがってぶっつけ本番です。
⬛️ハチャトゥリアン交響組曲ガイーヌ
ガイーヌは剣の舞しか知りません。
剣の舞は今日のプログラムではハンバーガーの付き合わせのフライドポテトの役割でガイーヌのストーリーには無くてもいいもの。とびきりの付き合わせ。
ガイーヌのストーリーの本質はアルメンとガイーヌの愛による奇跡。泣ける物語になっています。
そんなことでガイーヌの物語を理解しながら一喜一憂して聴いていました。
指揮者の和田さんも物語の心情を意識した指揮だったと思いますね。
ぶっつけで聴きましたが、ガイーヌについて勉強できたし、ハチャトゥリアンの音楽の世界を満喫しました。
ちなみにハチャトゥリアンはジョージア生まれになるみたいです。ちなみに日本で行われたラグビーW杯でジョージアの試合は2試合観ました。音楽とは関係無い話でした。
⬛️ボロディン交響曲第2番
この曲も初めて聴きました。
勇者と呼ばれた交響曲で、かっこいいし、内容も濃いです。
ボロディンって大谷翔平みたいに二刀流で化学者として有名です。そしてクラシック音楽でも名が残っている作曲家です。
ボロディンの弦楽四重奏曲第2番はかなりのすばらしい作品ですが、それと同様に交響曲第2番もかなりすばらしいです。
弦楽四重奏曲第2番と交響曲第2番は作り的に似ているところはいっぱい感じました。
第3楽章のアンダンテ、すばらしく美しい。冒頭のハープとクラリネットの掛け合いは絶品ですね。
⬛️アンコール
アンコールはショスタコーヴィチの祝典序曲でした。
最後の大砲が鳴ったときに
金管部隊が2階のP席のオルガンのところに駆け上がり、そこから高らかに勝利のファンファーレやったところは演出でしたね。
今日は定期演奏会を2本聴くとさすがに疲れました。気持ちいい疲れでした。
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