「何となく欲しい未来を叶えていく」では、良くて現状維持・酷いと衰退に陥る理由。

「何となく」という言葉が好きではないが、
最近大失態したことから振り返りを。

それが、「何となく儲かっっている薬剤師の社長」になりたいということ。

その結果、大失態をしたのですが。笑
今日は、傷が癒えてきたので、その振り返りをシェアして行きます。

私の過去の失敗談

その最たる要因は、
「自分の祖父→母のドラッグストア・薬店を踏襲すれば、成功するだろう」
という淡い期待。
『「漢方」を使って、患者さんの問題の根本解決をするんだ!』
と意気込み、

・月20万の家賃がかかるテナントを契約。
・処方箋が1日あたり20枚くればトントン。
・カウンセリングで予約がいっぱいの漢方カウンセリング。

こんな青写真を思い描いて始めていったのですが。
結果は燦々たるもの。

家賃以上の売上をあげることはできず、
集客のための施策も悉く外し、リース代が嵩む始末。
どんどんとノウハウ地獄に陥り、
起業塾に入っては、転々とする始末でした。

もちろん、家族にも迷惑をかけます。
目的地意識が低過ぎたため、
育児を言い訳に事業遂行も1年経たず断念してしまいました。
(傷が浅いうちにやめて良かったとも思うのですが)

教訓

さて、この経験から得られること。
3つのステップでまとめて行きます。

教訓1・どうしても達成したい目的地を決める。

私が失敗したのは、目的地が明確に定まっていなかったからです。
目的地をざっくり決め過ぎていたのです。
「こうあれば、周りからの評価が高まるのではないか?」
など、完全にエゴでしか物事を決めていませんでした。

世の発展のためにと考えると、
こんなやつのエゴを叶えてくれる世の中であるはずがありません。
動機が固まり切っていなかったのです。

その後出会った私のメンターに、その達成したい目的を「300個の理由を挙げなさい。」
と言われました。
300個。すごくしんどかった。
でも、この経験があるから、自分の中で大切なことが明確化できました。
子供の健やかなる成長と、健康で迷った時に寄り添える存在でありたいと思えるきっかけになりました。

教訓2・できると信じること

達成したい目標を思い描いた時点で、それを達成する才能を持ち合わせている。
これが、私含め多くの方が勘違いしていること。
「達成できなかったらどうしよう。」
と不安になって、外側の環境を変える努力をするようになります。

不安とっている時点で、
「やらなきゃ行けないこと」=「足りていないこと」
に目が行くようになるので、これを埋めることに注力し始めます。
「まだ足りてない。」
この延長上に、私たちが得たい未来はありません。

そもそもできると信じさえすれば良い。
というか、その方が気が楽だと思ってしまいました。

頭でごちゃごちゃ考えているうちは、
手が止まる、不安になる、結果、時間だけが過ぎる。
の負のループに入ってしまいます。
少なくとも私はこうでした。

教訓3・信じたことをやり続けること

目的地が定まらず、不安で埋めることに目が行くと、
そもそも忍耐力で継続性を出し続けるしかなくなります。
精神力を鍛えるトレーニングならば、悪くはないと思いますが、土台長続きしません。

「やれてしまっている」
が、理想なのだと思います。

私の場合は、
目的地→ 定まらず
信じること→ 自信どころか不安を埋める活動内容

これでは、行動量が継続して維持できるはずもありませんでした。

こうして、いろんなことを経験した3年でしたが、
日々、こういう問題に直面させてもらえ、
自分に解決できるお題が降ってくること、
そして、それを時には周りに頼りながら進めていけること
この経験が、1番尊かったです。

人生楽なことばかりではありませんが、
楽でないことから得られること、
かなりのギフトですね。

今日は以上です。

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