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インターネットと中学時代の私

TOPの画像は当時大好きなアニメ舞-HiMEである。今回のnoteにはまったく関係ない。

それは置いておこう

中一の時初めてインターネットを手に入れた。
正確には小六の時にインターネットに触れていたのだが自分の物としては初めてであった。

といってもガラケーで繋がる小さな世界である。
当時の中一と言えば誰彼もがパケ放題の時代であった、今のギガ使い放題みたいな物です。

ただ当時の私は他と違いパケ放題じゃありませんでした、しっかりパケット制限があります。

だが手に入れた初めての自分だけのプライベート、使わない手はありません。

ケータイでできる事は多くありません。
ほとんどメールと通話で今より大分電話よりですが、インターネットも少なからず見ることが出来ました。

テキストサイトの様なものやブラウザゲームな様なものもありました、当時はモバゲーが流行ってましたね。
今とほとんど使い方変わらんやん、何処が電話よりやねん。

そんな事より

やはり、今に劣っているがさすがにインターネットなだけありなんでもある。
当時中一で引きこもり学校にも行かなかった私はすっかりケータイ人間になってしまいました。

そこは中学生
インターネットという広大な海を手に入れたのでやる事は1つ、エロサイト巡りをしておりました。

パケットというのはどのタイミングで消費されていたのかは分からないのですが、エロサイトのエロ画像を開くだけで多分めちゃくちゃ消費していたと思います。

そしてそんな事を繰り返せば当然パケットがパンパンになってしまう訳で、パケット制限がかかってしまうとほぼ通話しかできない(しかも相手から連絡来た時の受信のみ)置物になってしまう。

制限がかかっても次の月が始まればまたインターネットに行けるのでまた使えるのは使える。

だがやはり直ぐにパケットが制限になってしまい、遂に親に相談。
親から得た結論は「ネット使いすぎやから我慢しなさい」の一言。
やはり引きこもりには厳しい世の中だ。世知辛いのはいつの時代も変わらない。

そういうわけで、ケータイをケータイする事がなくなり月に一回エロサイトで厳選のエロ画像を集めるだけの機械になった瞬間である。

月に1回のエロサイト巡りは回を増すに連れパケットの消費が激しくなり、遂には月の初めに今月の分を飛び越えて来月に使うであろうパケットまで消費していた様で、とうとう物言わぬ機械に慣れ果ててしまったのだ。

だが、そこは引きこもりの中学生。
有り余る無限のような時間を使い得た結論は

月が変わった瞬間ならインターネットに潜り込める

というケータイ会社の隙を着いた裏技を見つけたのだ。
実際はパケットが残っていて使えたのかもしれないが、当時はその事実に大興奮。

月が変わった0時の瞬間にインターネットに潜り込み、エロ画像を収集、メールの確認をすれば月の中頃くらいに友人から来ていたメールに気付き状況の説明で誘う時は電話でと連絡。

必要な事はおよそ30分から1時間くらいで済まさないとまたパケット制限がきてしまう。
リアル24の始まりだ。

私の当時のインターネットは凄惨なモノだった。
高校入学時からパケ放題に変えてもらい、常にエロが近くにある存在にもなった。
その頃にアニヲタの集いというなんとも言えないサイトを見つけるのだがそれはまた別の話。

パケ放題になってから確認したメールには、あろう事か誰か分からない人物からのメールで「卒業式後にみんなでカラオケ行こう!」というお誘いのメールが自分にも届いていた事に気付き、確かに涙したのは覚えている。

私の中学学生時代の幕引きはとても静かに終わった。

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