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月姫の琥珀さんを萌え語る ②たぎるHシーン ~淫夢&翡翠化け編

※情勢を省み、エロ<愛>がこの世には必要だと判断した為無料にしました! 問題がなければこのままです! 買ってくれた皆、ありがとう!!!!!愛してるぜ!

はいいらっしゃいませ!!!!!!!!!!!!

カオスな萌え語り、その第二弾だよぉ~~~~~~オッヒョォw(関係ないけどKH3でのあの犬子の喋り方チョーツボでしたwことあるごとに真似してたw(=゚ω゚)ノアッヒョォwwwww

こちら、今や一世を風靡しているゲームメーカー「TYPE-MOON」が
2000年同人時代に発売したビジュアルノベルゲーム「月姫」サブヒロイン、「琥珀」さんの萌えに倒れ、萌えを叫ばんとする人の墓場wです。

とても個人的な感想&解説を羅列していきますが、
まあぼちぼちゆっくりしていってください(*´꒳`*)♡

琥珀さんはとってもかわいいのですが、どうにも月姫本編をクリアした人にも理解への差が見られることが私の観察によってわかりました笑
ですので、真ヒロインとの声も名高い琥珀さんの真のかわいさを伝えたい!!
と、いうわけで、
誤解されがち&少しわかりにくい本編における謎の行動/描写を解説し、
みなさんを『真の琥珀さん萌え』へと導きたいと思います……!✨✨

最終的には、FGOなどで一躍有名になったTYPE-MOONの原点である
シナリオ担当(脚本・文書く人)の奈須きのこと、絵担当(キャラデザ・立ち絵など)の武内崇のすごさとものすごさも伝えられたらと思っています✨

どうぞよろしく(*^ω^*)

本当にネタバレしかないし、ガッツリ18禁な内容!
※リメイク版と原作月姫は別物なので、基本的に話に出しません!
(たまにリメ版の方が怖いっていう人いるけど、琥珀の中身の構造は一緒だと思います)
※シリアスな琥珀さんの原点(原作月姫の本編)を見ていきます
 はっちゃけ琥珀さんはいません笑
※脱線しまくりますけど、愛はあるので、コーヒー片手にでもどうぞ☕️☆

文章抽出おすすめ

なお、深い話しかしないので、

月姫をお持ちの方はこちらで文章抽出しながら以下の文を読んでいくと理解が深まると思われます - リンク
☝こちらで抽出したものを時間がある時に自分用にコピペ別名保存しておくと、考察/読み直しが捗ります
(月姫本編の弱点として、「アーカイブ機能がない」んだよぉ~)
まず!きのこの文章はじっくり読まないと、真の萌えにたどり着けないと思います!! 
きのこは、「…」(てんてんてん)の数や文章で表現する息ひとつにも、それぞれ感情と生きているという実感を込めて描いているのです。
ですので、奈須きのこの文章は「じっくり読む。」というのが王道かな。こちら側も感じ入って、入りきって読むのが一番かと思います。

しかぁし!!例えば、琥珀ルートの真Hシーン(と私は呼んでいる)ではまず先に、エロい絵が出るんです!!!!!笑笑笑🤣 そうなったら人間、もう文章なんて入ってきません(笑)爆wwwww
哀しいかな、人間、絵のイメージだけで判断してしまうんです・・ニュースとかもそうですよね?「イメージ映像です」と端に描かれていても、それを報道内容以上に「まぎれもない事実」として判断してしまう。 一緒に音声でナンタラ言われれば、もうまともな判断・思考なんて出来ません。

しかし、これは、文章を楽しみたい人間としては、とてももったいないことではないでしょうか???「絵に先行されて、そのシチュエーションを味わう事も出来ず、本当に作者が伝えたかった尊さ・テーマなど」がないがしろにされて終わる、というのは本当にもったいないことだと思うのです。

...どんな絵にも惑わされず、文章(事実、因果関係など)を冷静に考えられる人は、ほとんどいないと思います。
なにが言いたいかというと、まずは文章をじっくり読んでみてください。
早送りしてエロマダー?とかしない(笑)
それならヌキゲーいってください笑

個人的には、このように順序立てて文章を楽しむといいかなと思っています
①まず奈須きのこの文章だけをじっくり読み、楽しむ。想像も含めて自分の中でイメージを組み立てて遊ぶ
②『絵担当の武内崇がその文をどう解釈し、絵(CG、立ち絵)を描いたのか』を頭で冷静に感じてみる
③全部含め本編をじっくりと楽しむ
まぁこれ本当に全部やったらめっちゃ時間かかるので、「基本的にきのこの文章が先」(絵や演出は後付け)ということを忘れなければおっけーだと思いまぁす☆ (もち例外あり)

琥珀という人物の分析の仕方

わたし自分でもめっちゃすごいなって思うんですけど、
きのこの文章ってルールがあるんです。きのこって、台詞の書き方で心情をすべて表そうとするので、なんというか感じながら読まないと感じ取れないことも多くあります。
そのルール…構文を意外と身体できのこと同じ視点で理解しきってる人ってなかなかいないんじゃないかな、と思ったんで、それだけお伝えします。

以下、月姫の琥珀さんを見る上で大切なことです
すべてのルートを知っているプレイヤーとして、志貴の心情の上に立つために(志貴が騙されてる場合も多いし)、知っとくと楽です

・まず大前提として、彼女の本音は死ぬほどわかりづらい。そのままストレートに出てることはほぼない。(本編中)
・そして、「……」(てんてん)や「———」(ダッシュ)がある言葉ほど、本音がある。(人としての心や動揺など)
・「……」(てんてん)と「———」(ダッシュ)は心情としては別物として扱われる。

・「琥珀さん」と「琥珀、さん」は心情的に別物
・同様に「志貴さん」と「志貴、さん」あるいは「志貴さ、ん」は心情的に全くの別物
これらはHシーンでは多用される模様
・(上級者向け)「志貴さん。どうですか?」と
        「志貴さん。 どうですか?」はきのことしては別物。後者は何かを考えてるか、何かがある
・不自然に字の文に「、」が間に入ったりする時は、音読して感じながら読んでみると良い。(入り込むイメージ)

・笑顔の種類にも微妙に冷たい笑顔と嬉しそうな笑顔がある(演技に変わりはないけど、本当に思ってない笑顔とその逆もある)☜これは後で武内絵編にて語ります

あと、今から重要なこと言いますけど、
琥珀は月姫本編ではほとんど「………」「———」「、」「っ」「!」を使いません。(琥珀ルートやHシーン除く。)

これに注意して読んでいくと、(ある種本音がわかりやすい秋葉や志貴と注意深く比較して読んでみると)彼女の本音がよくわかります。(逆に、出てきたら注意して読めばよい。)

普段は本音で話していないんですね。心で話していない。
と、いうより、すべて組み立てた上で話をしているので(琥珀ルートなど以外での本編中)、そういった、人間が話していて普通出てくるであろう動揺(きのこ的には「……」や「——」、「っ」「、」)のようなものが全く見られない。これに気付いた時、(あ、きのこって本当に琥珀を人形として書いていたんだな)って感覚的にわかりました。ある種本当に、機械的に動いていたのが月姫本編の琥珀なんだなと思います。


逆に言えば、琥珀ルートでの琥珀は段々とこのルールが崩れていきます。具体的には膝枕のあたりから。「……志貴さん!?」とか、「……」とか「!?」が増えてきて、あーーー心境的に変わって来たんだなってわかるわけでんす。
決まったルールに従って動く機械ーー人形から、動揺も涙もする人間に。
琥珀は、翡翠ルートラストで、志貴さんには計画が乱されることがしょっちゅうでした、と言っています。
それは、人間に戻る、ということ。(でもある)その動揺をーーー心の動きを。何よりも大切に描いたのが琥珀ルートなんだと思います。
だから、私って琥珀ルートが大好きです。

まあそれはさておき。

琥珀とのHシーンの合計を見てみると

来ちゃいましたね・・・・・・
今回は!ぬぁんと!!!!!!Hシーンの解説です!バーン!!!!!!
よぉし、いくぞぉ。おう。おう。
まずねーーーーーーー語るべきことが多すぎるんですけど、とりあえずプレイアブル順に琥珀とのHシーンを並べていきますとね、

アルクルート淫夢(①秋葉H・②琥珀H)→シエルルート(③無理やり後ろH)
→翡翠ルート(翡翠化け④フェラのみH⑤本番込みH)→琥珀ルート(⑥感応H⑦真H)

…このように超細かく見ていくと、月姫本編だけで7回はパターンがあります。多すぎィ。ありがとうきのこ。
ちなみに歌月十夜のタナトスを足せば⑧琥珀を求める⑨二人を求める 
計9回です。やべぇ。どんだけ。ありがとう。

今回の記事では①~⑦まで解説していく予定でしたが、長すぎ問題なので、
今回はアルクルート淫夢(①秋葉H/②琥珀H)と、翡翠ルート(翡翠化け④フェラのみH⑤本番込みH)の解説を少々。

(③のシエルルート(③無理やり後ろH)はちょっと趣旨が違うので次回)

アルクルート淫夢(①秋葉H/②琥珀H)

淫夢です・覚えていますか?(愛・覚えていますか?)w
歌月十夜で後に出てくる淫夢キャットのレンが志貴に見せてくるやつですね~。でも、これ、無意識下での志貴の願望も入っているそうです。やるぅw
ここの選択肢で琥珀ちゃんを選べるのは1回アルクルートを初見クリアしてからなんですが・・・実は、秋葉を選ぶと琥珀ももれなくついてきて、その逆もしかりというパティーン。途中まで会話も全部一緒です。

琥珀選択ver.

「琥珀さんっ……! いいかげん悪ふざけはやめてください……!」「あら、志貴さんったら顔が真っ赤ですよ。そんなに喘ぐなんて、縛られるの初めてだったんですね」「っ…………! そ、そんなの初めてに決まってるでしょう! いいから、すぐに外してくださいっ!」

「秋葉さま、志貴さんはそうおっしゃっていますよ。ここまでされているのにご自分のお立場がわかっていないようですから、もう少し乱暴に扱ってもいいんじゃないでしょうか?」

「え―――――琥珀、さん」

 琥珀さんは笑顔のまま、ベッドに縛られている俺を見下ろす。
 それは秋葉の鋭い眼差しよりも、得体の知れない恐さのある視線だった。
 子供ゆえの残酷さというんだろうか、秋葉以上に琥珀さんは、この状況を楽しんでいるように見えた。
ーーーーーーーーーここまで共通ー分岐ここ↓今回は琥珀編ーーーーーーー
「……そうね。兄さんはあなたを望んだんだから、兄さんを愛してあげる手段は琥珀に任せるわ。
 けど、だからと言ってやりすぎないようになさい。いくら人形のようでも、兄さんは壊れたら修理できないんだから」
「そうですねー、それじゃ出来る限り優しくしてさしあげます」
 言って。
 琥珀さんは、俺の寝巻を脱がし始めた。

ですが、私が見たところ、秋葉選択時の琥珀も、琥珀選択時の琥珀も、そう大差はありません。(大きく見れば。同一人物という意)

夢だから、いつもの琥珀とは別じゃね?という声もなんとなく聞こえますが、確かに別人です(夢の中の人だし)。でも、琥珀なんです。(性格的には。)
フェラ描写がある他のHシーン——翡翠ルート翡翠化け、琥珀ルート⑥(感応))の理解にも繋がるので、とりあえず、同一人物ってことで話を進めますw

でも逆に言えば、細かいところで相当印象も違うのが、この淫夢Hの面白いところです。

でもぶっちゃけ、細かい違い(印象での違い)も多すぎて、この記事じゃ説明しきれる気がしない。www 
文章抽出で、2画面並べて読んでみてください。
この細かい印象の違いに気づいたとき、同じ文章を使いつつも印象を全く変えてくるきのこ(というか小説家?)というものに脱帽しました。

正直、ホント、伝えきれる気がしないよぉ~~~泣( ;∀;)
とりあえず違いを示すと、

秋葉選択ver.

「あはっ、志貴さんったらこんなに小さくなって、かわいいです」 楽しむような琥珀さんの声が、股間にかかる。

琥珀選択ver.

「あはっ、志貴さんったらこんなにちっちゃくなっちゃって、かわいい」 楽しむような琥珀さんの声が、股間にかかる。

など、多数。
秋葉選択時は、そのまま秋葉とエアでHするという離れ業をするかんじ。琥珀選択時は、琥珀にせめられるけど、我慢する故に更に過激になる琥珀。でも、途中から秋葉の前では射精なんてできまてん、と”琥珀という存在なんてどうでもよく”なっていく。
個人的には、ここの淫夢Hはかなり月姫琥珀Hの全般を理解する上でのヒントが多いかなってかんじです、っていうのは、その特徴が散りばめられているから。

月姫琥珀Hシーンにおいての全般的な特徴がここでわかるよって話

まず、志貴の指フェチの露呈。ww
やたら指描写が多いんだよなぁ!!!w「白魚のような」…云々。
まあ、きのこなんですけど。(笑)(^◇^)
ここは
後に出てくる琥珀ルートでの感応フェラをしてもらってる時の志貴の描写個人的には謎すぎましたwが、これで男性器持ってない人にもわかるようになったぞぉ!wヤッタネー
そして、志貴が琥珀呼びに変わるとき。これがとってもわかりやすい。
普段の「琥珀さん」呼びをやめるとき、とも言います。
具体的にいつ変わるか、っていうと、男性器を触られているとき。
おそらく、余裕がなくなるから。
志貴の、「琥珀さん」呼びは、ある種社会的な(むしろ、志貴の理性的な)面を示していると思うんです
だから、逆に反転したり(退魔)、四季と繋がって反転したり(ロア)、もう理性とかどうでもいいやってなると、琥珀呼び。そういうことだと思ってます。微妙に距離がある(?)外面的な、二人の関係を飛び越したときにおそらく「琥珀」呼びになります
ここは①呼び方の尊みでも説明したかなーーーー。

あと、琥珀の志貴の男性器への所感(考え方・接し方)。

秋葉選択時ver.

「んふ―――けどこのえっちな志貴さん、志貴さんに似てキレイですね。 まだ何のクセもなくて、お肌も張りがあって。男の方のココって大抵は醜いんですけど、志貴さんのはなんだか別のものみたい」 嬉しそうに言って、琥珀は唇をすぼめて吐息を吐きかけてきた。 ふーっ、という風が熱く火照った股間を薙いでいく。

「っ――――――」

 耐えきれなくなって目を閉じた。
 琥珀の声に反論することさえできない。なんて言われようと俺は手足を縛られて、秋葉の前で自分自身を勃起させてしまっている。
 それは――――直視できないぐらい、恥ずかしい事に変りはない。

「ね、秋葉さまもそう思うでしょう? 志貴さんのココ、こんなに逞しくてまるで牡鹿の角みたいって」
「え………ぁ、そう……ね……そんなものが兄さんなんて……信じられない」
 途切れ途切れの秋葉の声に混じって、なにか息を飲むような気配が伝わって、くる。

「秋葉さま? もしかして男の人を見るのは初めてなんですか?」
「そ……そんなの当たり前でしょう……!
 わ、私はそんな……もの、見たコトなんて、一度も―――」
「そうなんですか。あ、それじゃ勘違いしないでくださいね。志貴さんのは本当にキレイなんですよ。他の男の方のものはもっとこう、ドロッとしたものですから」
「え……? そう、なの? ……その、兄さんのは、特別なの……?」
「はい、カタチもキレイだし、サイズも人より大きいと思います。けどあんまりそういうのは関係ないんですよ。ほら、見えますか秋葉さま。大事なことは、これが志貴さんだっていうコトなんです

思わず太字にしちゃいました。ここです。言いたいのはこの一点です。
いろいろ、言おうと思えば感想もいろいろ出てくる。
けどあんまりそういうのは関係ないんですよ。ほら、見えますか秋葉さま。大事なことは、これが志貴さんだっていうコトなんです。」
この感覚です。だから、この感覚で、琥珀ルートでの感応Hのフェラをしてくれるわけです。
その上で、愛してくれてるんですよねー

だから、ある種びっくりなのが、琥珀って性に対する嫌悪感的なものって無いんですよ。男性器見ても別に驚かない。
そんなもんかーみたいな。どんだけ慣れてんねん。
いや、たしかにこれは夢の話なんですけど。でも、他のHシーン見てても、それは共通だと思います。
こっちとしては、あんなことがあったら嫌になったりするもんじゃないの?と思うんですが、
琥珀ルートで真H前の志貴も言ってましたけど、

 遠野槙久は琥珀を道具としてしか見ていなかった。 琥珀も自分を道具なんだって受け入れていた。

性は琥珀にとってもう道具なんです。(おそらく。)薬。手段。
自分の身体が道具。(イヤな言い方ですな)

だから、翡翠ルートで最終手段として(翡翠と志貴が結ばれるルートだから琥珀という自分は出さずに(一部出してたけど(笑))、自分を使える。薬として。志貴を治す手段として。)
琥珀ルートで『それでは、どうぞわたしを抱いてください。そうすれば志貴さんは、秋葉さまの助けがなくても大丈夫になりますから
』っていうのも、そういうことですよね。志貴は後に、『そういう体液を交換するだけの行為はイヤだった』って言ってますが、そういうことだと思います。
(目的ではない。というか、その真の、芯の「目的」…「愛による行為。」それを知らないから当然と言えば当然だし、「感応そのもの」がある種目的になってる)

その手段、方法、手管だけ(殿方を喜ばせる技術だけ)は知ってる。理性的に「はいお薬ですよーーー」みたいなかんじで軽くできる。琥珀的には、もう、その自分が男性器をフェラして云々、という流れはもう道具なんです。特に感慨もない。それも、全部、道具として迷いなく(秋葉がいるから、琥珀としては志貴に感応するとしても最終手段だろうけど)行使できる、そんな立場・心位置にいるんだろうなーと私は思っています。


プラス、この話に加えたいのが、琥珀の、志貴の男性器への無意識に出る愛の表れです。なんのこっちゃとなると思いますが、下をみてホシィ。

淫夢Hでの秋葉/琥珀選択時に共通で以下のシーンが入ります。
(秋葉ver.だと合間合間に秋葉の喘ぎ声入りますw)
引用は琥珀ver.より

 ぬらり、と。 熱く枯渇した肉棒に、ぬめったモノが滑っていく―――・「え――――え――――!?」□ 琥珀 : H : 夢02激しい口淫

 思わず顔をあげて、その瞬間、かろうじて残っていた理性がロストした。
 膨張した遠野志貴自身を、琥珀の口が舐めている。

「ん……志貴さんの、あっつい、です」「っ………、っ…………」
 琥珀、の、囁く吐息が亀頭をくすぐって、理性を削ぎ取っていく。
 どくどくと膨張していく器官に血液を奪われているのか、脳に血液が循環しない。
「……あ……んむ……ん、……ぁ……」
 琥珀の指は、屹立した俺を大事そうにくるんで、その赤い、赤い赤いネトつく舌で責めている。
「ぁ―――ん……志貴、さん―――」
 ……それは、ひどく丁寧で熱心な動きだった。

 竿をなぞる舌の背中。
 雁の裏側を突くように反りあげてくる舌の先端。
 濡れ出している亀頭を接吻する小さな唇。
 まるでそれ自体に味がついているかのように、ぴちゃりぴちゃりと舐めあげられていく。
 琥珀の小さな舌が、丹念に、わずかな隙間さえ残さないようにと、亀頭のすべてをテロテロと舐めている。
 その感覚。
 指でしごかれていた時に比べれば刺激のない接触。
 なのに、こんな――――舌を噛みきりたくなるぐらい、どくどくと、心臓が高鳴っている、なんて。

こんなかんじなわけです。思わず太字にしちゃいましたが、
琥珀が志貴にフェラするときってこういう表現(大事そうに、丁寧に熱心に、なにか神聖な行為を行っているように…………)けっこう多いです。
実際、文章読んでも超丁寧なかんじですよね。これが、琥珀が無意識に志貴の男性器に出しちゃう愛です。

実際は、翡翠ルート(翡翠化けH)の時のフェラの時もこんなかんじでやってるし、琥珀ルート(感応H(前))のときもこんなかんじでやってます。(これは後で解説する。)

あと、これは声を大にして言いたいんですけど、
ここの時のCG、PCは横画面ですけど、
「完全に縦に描かれているもの」なので、縦にして見てみてね。
そうじゃないと正直この絵が伝えたいものがわからない。
私は分からなかった(笑)
あと文章だけをガン見して妄想し覚えた後、文章を消して絵をひたすら見てください。武内エロい・・・・・・・・・・ってなるから。
そもさん、きのこがエロい。言わずもがな。
ここの文章のエロさがわからないと、ここのCGの価値も激減どころじゃないです。意味わからんって投げ捨てられて終わっちゃいます。もったいなすぎる(血涙。)
なので、何回も言いますけど、まず最初に文章抽出して、小説家奈須きのこの文章だけを存分に味わったのちに絵に移動してくださいね。
絵だけだと、人間、かるーくミスリードされます(笑)。
気を付けてね。
これは、琥珀ルート真Hの時もある(仕方ないものではあるがたまにある)「絵と文章(実際)の乖離」ですので、お気をつけあそばせ・・・。
別に絵を先に見てんおー!ってなってスッキリしても別にいいと思うけど、まぁ今回は私の萌え理論を伝える場ですし。おすし
やはり原作そのもの—舞台、イメージ、脚本は奈須きのこが描いてるので、きのこ世界観にたっぷりどっぷりはまったうえで武内絵を堪能すると良いと思います。
武内絵のすごさは、きのこへのリスペクトとその表情と文章の感覚の再現度の高さにあると思うので・・・・・。(ホント、ここの絵流石に載せられないけど、武内絵見ながらホントすげぇ・・・って一緒に浸ってほしい)だから、武内崇がきのこのこと(文章)を本当に理解している、まず第一のファンっていうのは確かだと思うし、だからこそあのものすごいまでの再現度なんだろうなって思います。
そう考えるとTYPE-MOONは確かにきのこあってのものかもしれないけど(世界観的な意味で)、実際は武内崇というものすごい理解者である引き出し屋(相乗効果で二倍と言いたい)ですごい成り立ってるんだろうな~~~と思うわけです

(脱線戻る)

しかし、無意識でいいんだろうか・・・w(でも描写的に見たら無意識で良いと思います)

あと、なんでこんな愛が入るねん、って、まぁ都合の良いことを言うと、志貴への愛を、恋を無意識にでもずっと琥珀は持ってるからだと思いまーす。っていうか、そういう風に全編通して描かれていると私は思いまーす。マジ?って思う方は文章…抽出して…じっくり…読んで…ください……………………………

(ホント、冒頭の月姫の文章抽出してじっくり読んでみてね。素敵すぎるから。)

ちなみに、

その後の地味な分岐 比較 差分。

ーーーーーーーーーーーーー秋葉選択時↓ーーーーーーーーーーーーーー「志貴さん……どう、ですか? 気持ち、いい、でしょう……?」 
 上目遣いで見つめてくる琥珀。 その間も彼女の愛撫は止まらない。

 …………ぁ、…………んっ、んぁ――――!

「気持ちいい、ですよね……? 志貴さんが悦んでくれるから、わたしも、なんだか―――」

「ぁ――――、は、く――――…………!」
 生殖器の根元から這いあがってくる熱さに堪える為に、シーツを強く握り締めた。
ーーーーーーーーーーーーー琥珀選択時↓ーーーーーーーーーーーーーーー
「志貴さん……ねえ、志貴さん、気持ち、いい、ですか……?」
 上目遣いで見つめてくる琥珀。
 その間も彼女の愛撫は止まらない。
「ぁ――――、は、く――――…………!」
 生殖器の根元から這いあがってくる熱さに堪える為に、シーツを強く握り締めた。

秋葉選択時はあれで、琥珀選択時はもう奉仕ーーーーーーっってかんじのあれですね。

そう、こういう差分探しが何気に楽しいので、是非、月姫文章抽出ツール使って個人的に楽しんでみてください。

あとは、琥珀の秋葉への思いがいろいろ出てくるのが、この淫夢Hでの面白いところです。共通の時点ですでに楽しいですし、秋葉選択時は更に楽しいです。(そういう意味で)
具体的には、

「―――いいわ琥珀。兄さんに、自分が厭らしい牡だっていう事を教えてあげて」「はい、かしこまりました。……けど秋葉さま、本当にわたしが志貴さんのお世話をしていいんですね」 琥珀さんの声は感情がない。

こんなところとか。(でも実際のところ、何を思っていたのかはわからない。ちょっと人形っぽくて好き 秋葉へのあれもあるだろうし、配慮もあるし、自分がやりたい的なあれもあったのかもしれない。わからず)

もしくは、

「ふふ、そういう事です。志貴さん、わかりました? これからはどんな事をされても秋葉さまを意識しないといけませんからね」

と言いつつも、後に秋葉とエアHをかましはじめる志貴に対し

「もう、だめですよ志貴さん。余所見なんかしちゃう子にはおしおきです」

―――琥珀の声。
 同時に生殖器から流れてくる刃物のような感覚。

嫉妬していくスタイルとか。あれ?wっていう。

あと個人的に萌えるのが以下のシーン。

「うーん、嗜虐心、ですか。わたしは志貴さんの困ったお顔も嬉しがってくださるお顔も大好きですから、秋葉さまのおっしゃられるコトは分かりかねますねー」 ……秋葉の横で首をかしげる琥珀さん。

とか。我慢してる志貴に対して

 「ん……志貴さん、ちゃんと声をだしてくれないとだめ、です―――」□ 屋敷 : 部屋 : 志貴の部屋(夜)

「っ――――、ん――――!?」

 ぎしり、とベッドが軋む。
 今、なにか―――陰嚢を、ぬめった物でなぞられたような感覚が走った。
「ちょっ――――琥珀、さん―――!」
 首をあげて自分の体を見る。

こんなもんですかね。疲れてきたんで次 文章抽出して読んでください

琥珀の性観念

あと、琥珀って性に関して詳しいって言いました。(言ってない)w

でも、これは琥珀が知ってる範囲での性の話です。愛あるHの話ではない。

これは琥珀が全く知らない範囲の話だからこそ琥珀ルート真Hではひたすら戸惑うっていう話になるわけですけども。逆に言えば、琥珀ルート後の琥珀はもうちょー完全にウヴな感じだと思いますたぶん。あやつら愛あるHしかしなさそうだ。うーむ、初体験。


翡翠ルート(翡翠化けH④フェラのみ⑤本番込みH)

個人的には翡翠ルートでのフェラ後の選択肢は去るときの琥珀の対応が違うので、別物と考えたいところです。(細かいwでも見てくれればわかる!!わかるんでやす!!!)
その気になる対応の差は、こうです 

フェラだけver.

「…………」 なんて言っていいものか、分からない。 昨日までの無感覚に比べれば、本当に少しだけだけど、今は生きているという実感が持てる。 けど、だからって翡翠にあんな―――自分のモノを飲ませるなんてコトをしてしまうのなら、いっそ動けないままのほうが、良かった。

□ 翡翠 : 01~10 : 01_楽01(無表情な楽

「――――――」
 翡翠は衣服を正してベッドから離れる。
「……翡翠……俺は」
「志貴さま。この事は誰にも言わないでください。……わたしにも、今の事を話されてはイヤです」
「―――っ」
 ……やっぱり。翡翠も、今の行為を思い出したくないぐらい、嫌悪しているのか。
「志貴さま。これはわたしから申し出た事です。どうか、志貴さまは何も無かったのだと思ってください。そうでなければ、わたしはもう志貴さまにお仕えする事ができなくなります」
「―――――――」
 なんて返答していいか、分からない。
 俺は翡翠に謝る言葉も、かといって感謝するような言葉さえ、ない。

「それでは失礼します」

「あ………」
 翡翠は去っていった
 オレはそれを、ベッドの上から見送る事しかできなかった。

本番やったよ後ver.

「…………」 体は、動かない。 ……そりゃあ多少は動いてくれるけど、さっきまであった充実感は、失われてしまっている。 ……あんなに激しい射精をしたためだろうか。 俺は翡翠に元気にしてもらった反面、翡翠に回復させてもらった力そのものを、吸い上げられてしまったみたいだ。

;(翡翠赤面)

「――――――」
 翡翠は衣服を正してベッドから離れる。
 俺は―――翡翠にかける言葉がない。
 体が興奮していたからって、あんなコトを―――あんな酷いことを翡翠にしてしまって、いまさら、何の弁解もできない。

「……翡翠……俺は」
「志貴さま。この事はお互い忘れましょう」
「―――でも、それじゃあ翡翠は」
わたしは、もう忘れました。ですから志貴さまもそのようになさってください」
「―――――――」
 なんて返答していいか、わからない。
 俺は翡翠に謝る言葉も、かといって感謝するような言葉さえ、ない。

;翡翠赤面お辞儀

「それでは失礼します。くれぐれも、この事は秋葉さまや姉には他言しないでくださいませ」

;(翡翠・消える)
□ 中央を消去

「あ………」

 翡翠は逃げるように去っていった

これねーーーーー初めて気づいた時の衝撃がすごかった
ま・じ・か、っていう。ってゅー。デッチュウ。(ヨッシー

恥ずかしがってんですよね何気に。(赤面)っていう。まじか、琥珀ちゃん。

まあ、ここでのHシーンでの文章を注意深く読めばわかるんですけど、けっこう、琥珀に戻ってます。
一回もう「志貴さん」って呼んじゃってるしね。(初めて読んだときはんん???ってなった)あと武内絵も、ちゃんと琥珀として描いてます。(見た目の要素は翡翠なのに、描き分けられる武内さんマジスゴ)

(だから、翡翠として(志貴と一緒に読んだ時)、違和感しかなかったんだね、あの絵に。あと翡翠の喋り方と印象の微妙な違和感に。)すげー、きのこ。。。。。そして、武内絵……………………

ああ、あと、
後に書かれる琥珀ルートでは痛いことを瞬時に無かったことにしていたのに、「わたしは、もう忘れました」と言いつつも忘れられていないで逃げるように去っていくかわいい琥珀ちゃん。

普通にフェラするだけの時より動揺してます。かわいい。予想外だったからかな?かわいい。このように気づけばいくらでも萌えられるのが月姫の面白いところ。(そして罪深いところ。www)きのこェ そして武内ェ

サポートされるごとに私のやる気が上がります。POWブロックのごとく。プゥン