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読み聞かせした本(3)『はじめのちいさないっぽ』2023年5月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

読んだ本

『はじめのちいさないっぽ』 
サイモン・ジェームズ さく  小川仁央 訳
評論社


選んだ理由

・学年目標『一歩』に関連した本を、というリクエストが担任の先生からあったから。
・本も大きく、読み聞かせやすいサイズ感だから。
・文章も多すぎず、最後まで集中して聞けそうだから。

子どもの反応

・「『はじめのいっぽちゃん』だって~」、とお兄ちゃんのセリフに楽しそうにしていた。
・「はじめのいっぽ」「はじめのいっぽ」「はじめのいっぽ」と一緒につぶやいていた。
・兄弟が多い子もいて、三人兄弟という設定を身近に感じていたようだった。

読み聞かせた感想

・温かい優しい雰囲気で読み聞かせを追えることができた。
・子どもは子どもなりに感じることがあるし、大人は大人でお兄ちゃんやお母さんに共感して読めると思った。
・1年後、『はじめのいっぽ』を積み重ねた子どもたちがどんなふうに成長していくのか楽しみだと思った。
・学年の終わりに「この本覚えてる?」「みんなはこの1年でどれだけ成長したかな?」と振り返ったら、さらに心に残る1冊になりそう。

気づき

・担任の先生からのリクエストには全力でこたえたい!と常々思っていて、今回も喜んでもらえて嬉しかった。
・テーマがあって(今回は『一歩』)本を探すとなると、今まで知らなかった本と出会える。司書にとってもいい経験になる。
・自分の引き出しが増えていくので嬉しい。
・私自身も小さな一歩を踏み出したことで大きく人生が変わったと感じている。自分の体験も本を選ぶ時の基盤にもなるんだなあと思う。


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