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シニア世代の最高の笑顔を引き出す相棒。もっとメイトMVP受賞者へのインタビュー

先日開催されたもっとメイト総会で、『お客様を誰よりも理解し信頼関係を築いた上で、笑顔を引き出すことに全力を捧いでいた』パートナーにMVPが送られました。そこで、見事MVPに輝いたもっとメイトインターン生2名へのインタビュー記事です。

シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒」は一体日々何を考え、お客さまに向き合っているのか。MVPに選出されるまでの苦悩や、これからの意気込みをたっぷりお届けします!

MVP受賞の2人

MVP受賞者プロフィール

MVP受賞者プロフィール①
MVP受賞者プロフィール②

もっとメイトとの出会い、これまでの苦悩

荒生「私ともっとメイトの出会いは、もっとメイトのインターン生である松原さんと話したことがきっかけでした。彼女がもっとメイトのインターンのことを紹介してくれた時は、”シニア世代”というワードに正直ピンとこなかったんです。私の性格的に、お客様と対面で話す仕事よりもデスクワークがあっていると思っていたからです。ですが、話だけでも聞いてみようと代表の円香さんとお話させていただいた時に、学校のサークルや団体などに比べ社会に与える影響力が大きく、これからの超高齢化社会を大きく変革する可能性があるサービスだと感銘を受けました。そして、私もその一員になりたいと思い2021年12月にジョインしました。」

学生インターン松原(左)と荒生(右)

那波「僕は荒生さんとは逆で、元々シニアのウェルビーイング分野に課題意識を抱いていました。自身を大事に育ててくれた実の両親が60代に突入し、彼らに老後は充実したシニアライフを過ごして欲しいと思っていたのですが、一方でそれを満たすサービスが全然ないと思っていたからです。
そこで、大学1年生の時ヘルスケアサービス立ち上げるために、介護施設に行ってみたり福祉関連のボランティアに行ったりしたのですが、自分一人の力に限界を感じて、課題意識だけが宙に浮いたモヤモヤした状態が続いていました。
そんな時に、MIHARUの資金調達記事を見つけたんです。まさに僕が思い描いていたシニア世代のウェルビーイングの実現に取り組んでいる会社がある、と目から鱗でした。そして偶然にもその2日後にwantedlyでスカウトをいただき、ある種の運命を感じて面談をさせていただきました。そして、円香さんが語るビジョンに自分の考えがピタリとハマり、2021年8月に入社しました。」

入り口は違えど、MIHARUが掲げるビジョン「Age Wellの考え方を提唱し、シニアの明⽇のワクワクを創造する」に深く共感し入社を決めた二人。入社してから1年超が経過した今、振り返って思い通りに行かない苦悩や印象的な出来事を語る。

那波「お客さまへの一番最初の訪問で、せっかくお客さまが僕に話を振ってくださっても当たり障りのない会話しかできない自分に絶望したのを覚えています。せっかくチャンスをいただいたYouTubeのレクチャーも、ボロボロでした。それが悔しくて、2回目のお客さまの時は絶対にリベンジしようって決めていました。
そして迎えた2回目の訪問。そこでは、自分が勉強してきたこと、調べてきたことをしっかりお伝えして、お客さまにもご満足いただけたことを実感しました。何よりも、世代を超えた対等なコミュニケーションが僕にとっては非常に刺激的で、楽しかったです。ですが当たり前にうまくいくことばかりではなく、なかなかうまく行かず振り返っては失敗して、なんでできないんだろう・・・と、悶々とする日々を過ごしていました。しかし、あきらめず続けていると次第に僕のことを必要としてくださるお客さまも出てきて、その存在に何度も背中を押されました。」

荒生「私は、那波くんと円香さんへの同行が初めての訪問でした。当初は場を主導で回すことや自己紹介すらうまくできなかったんです。入社当初に実施するロープレでも、CCOの辰巳さんに暗いねって言われてしまったり。しかし、当時自分ができないということよりも、「この仕事、超面白い!」と世代間交流の楽しさに感動し、楽しい仕事に出会えた嬉しさの方が強かったです。お客さまともっとメイトパートナーが社会問題に対してディスカッションをする姿を見て、「学びしかない!シニア世代と対等ってこういうことか!」と興奮して松原さんに報告したくらいです。
一方、初めての一人訪問では同行訪問で感じたわくわくを作りだすことができずに、「2時間を通してお客様に楽しんでいただく空間を作り出すことってこんなにも難しいんだ」と実感しました。同行訪問では感じることがなかった難しさや私自身のスキル不足を感じました。」

初め、人は誰しもうまくいかないもの。その現実から逃げずに、とことん自分の弱さに向き合い、周りのアドバイスを吸収し続けた二人。何よりもお客さまと過ごす時間を一番に楽しんでいた。

苦悩を乗り越えてきた原動力とお客さまとのエピソード

荒生「これまで出会うはずもなかった方と出会い、そして仲間と切磋琢磨できるこの環境にいられることが私の原動力です。円香さんのような若手の女性起業家と一緒に働けていることも、スタートアップの成長に直に関われていることも。そして何より、お客さまとの時間は私にとってかけがえのないエンジンです。戦前の話や社会経験を長年積んできたからこそのお話など、世代間交流を通じて自分が知らなかった世界を知ることができるんです。

大変なことはもちろん多くあったけれど、今振り返ると毎回帰りには絶対「楽しい」って言っていました。最初は自分のスキル不足で、自分が与えるよりもお客様から知識等を頂くことの方が多かった訪問も、徐々に自分が考えてきたご提案をさせていただくなど自分が主導となってプロデュースできていることを実感しました。
道を歩いている時にふとお客さまのことを思い出して連絡してみたり、次の訪問ではこれを話そう!ってメモしたり、そんな小さな積み重ねもあり、お客さまから「荒生さんがいてくれて良かった」って言っていただいた時には、とてつもなく嬉しくてこのお仕事の真髄を見た気がしました。私は、私のお客さまがいる限り、もっとメイトを続けようと思っています。

那波「僕がもっとメイトで働く原動力は、人と裁量権です。もっとメイトの社員さん、学生パートナー、お客様は全員が本当に魅力的で周りの方々に支えられて今があると心から痛感しています。特にお客さまは、「僕もこういう風に歳を重ねていきたい」と思える方に沢山出会うことができて、僕自身の価値観や将来像がどんどん研ぎ澄まされていく感覚があります。一緒に働いているメンバーも理性と感性のバランスが取れていて、目先のことに囚われない芯が強い尊敬できる方ばかり。僕もまだまだ上を目指して頑張ろうという気持ちになれます。
そして、挑戦したいこと、やってみたいことに手を挙げると必ずチャンスをいただけて、期待に応えられたらまた新たなチャンスが巡ってくるのもこの環境の大好きなところです。」

もっとメイトは、利用してくださるシニア世代のお客さまあってのサービス。お客さまにご満足いただけるよう、もっとメイトパートナーは時に秘書、時に孫、時に友人としてその場を1からプロデュースし、少しずつ関係を構築していく。

那波「月に2回訪問させていただいているお客さまに「那波くんがいなくなったらどうしようかしらね」と言っていただいたことが忘れられない出来事でした。将来結婚をするなら、起業家になるなら、年を重ねるなら彼女のような考え方で向き合っていきたいと心底ロールモデルにしていた方だったんです。
日々の訪問では、彼女の器の深さや経験の濃さに圧倒されてばかりだったので、僕自身が彼女の”相棒”として認められ、唯一無二だと伝えてくださったのが、本当に嬉しくて涙が出そうでした。

荒生「私もお客さまとのエピソードは多くありますが、中でも印象に残っているのは初めて担当させていただいたお客さまとのお話です。その方のお姉さまが亡くなられて、ずっと落ち込んでいる彼女に対してうまい励ましができなかったんです。私には何ができるだろうかと考え、「私がバイオリンを弾くので、ぜひピアノを弾いてください!一緒に演奏しましょう」って提案をしてみたことがあって。
その時間をすごく楽しんでくださり、久しぶりに彼女の笑顔を見れたときには本当に安心しました。そして「私にも早くお迎えが来ないかしら」と言っていた彼女が、「荒生さんの結婚式まで生きなきゃね!間に合わないから早くしてね!」と言っていただけたんです。お孫さんにも「荒生さんのおかげで、おばあちゃんが元気になりました」とお言葉をいただき、私の存在が誰かの生きる活力になれているのかなと思うと、そんなに嬉しいことはありません。」

もっとメイトを通じて得た学びと今後の展望

那波「もっとメイトでのお仕事を通じて、徹底的にお客様目線に立つことの大切さを学びました。お客さまと向き合っている時も、地域のイベントで前に立ってプレゼンをしている時も、常にお客さまの立場に立つということを意識することを繰り返していくうちに、自身の成長を感じることができました。
一人ひとり違う価値観や性格をなるべく早く、かつ深く理解し、どのような感情になって欲しいかを想像し、その上でどうしたら喜んでくれるかを考えて行動することがもっとメイトの仕事だと思っています。
お客様の期待に応えたいと思えば思うほど考えないといけないこと、気を張らないといけないことがたくさん出てきますが、相手のことを考えて実行したことがバチッとハマって喜んでもらえた時はとても気持ちよく自分がもっとメイトにいる意義を感じることができます。これを学べたことは人生の財産であり、常に全力投球することはとても楽しいことなんだと初めて知りました。」

荒生「私の学びは、常に高みを目指し続けること、そして120%の全力を出し続けることの大切さに気づいたことです。もっとメイトの先輩方はみんなお客さまに喜んでいただくための努力は惜しみません。普通は、時間、お金、常識などの制約を理由に行動を踏みとどまる人が多い中で、もっとメイトの人は、お客さまのために尽くし彼らの期待を超える感動や高みを目指し続け、必ずお客さまを楽しませているんです。
そして周りに比べた時、私は自分で自分の限界を決めていることに気づきました。そして、90歳のお客さまが元気に未来を語っている姿を見て、「こんな若造が諦めてどうする」と常に新しいことに前向きに全力投球をできるようになりました。」

那波「2023年は僕を根気強く育ててくれた円香さんや辰巳さんの背中をただ追うだけではなく、ふたりがまだ見ていない景色を僕が見せられるようにお客様に向き合っていきたいと思っています。
そのためには、今担当しているお客様やイベントでお会いする参加者の皆さんに”那波との時間が本当に豊かである”と言っていただけるような、高いレベルを追求し続けたいです。そして、他の学生パートナーにもより深い水準でのクレド理解やお客様への体験設計ができるようになってもらえるような組織づくりに貢献していきたいし、組織に足りないことがあれば率先して手を上げて補っていきたいと考えています。
そしていつかここを卒業してからは、大人としてMIHARUのビジョンやクレドを体現した大人になって、ここまで大切に育ててくださった円香さんや辰巳さん、そしてお客さまと対等に話せる人間に成長していきたいと思っています。」

荒生「この、もっとメイトというシニア世代と孫世代の相棒が生み出す世界観を広めていきたいです。私がここで得た、お客さまを思って行動することの面白みや魅力を、他の学生パートナーに対しても寄り添って伝えていきたいです。そして那波くんと同様に、 MIHARUの外に出てからも、ここで学んだことを体現し続けられる人間になりたいと思っています。全力で頑張ることも、幾つになっても自分の人生を諦めないことも
そして、いつか自分がシニアになったらもっとメイトを使いたいです。未来のパートナーに対して、お客さまに教わった「自分の人生は自分が主役だから」ということを伝えてあげられる存在になれたらいいなと思っています。」

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