「混血のカレコレ」から学ぶShorts時代のYouTubeチャンネルの成長戦略
本記事の登壇者
株式会社Plott
山田 雄介
山田さんは、サラリーマン、サラリーマン社長、MBO、スタートアップ起業、M&A、経営統合など、いろんな立場での豊富な経験をお持ちの方です(そういったご相談に乗っていただけるようです)。現在は株式会社Plottで事業開発やアライアンス統括を担当されています。
株式会社PlottはYouTubeをメインにアニメチャンネルを運営している会社です。「テイコウペンギン」、「混血のカレコレ」、「秘密結社ヤルミナティー」など複数の人気のアニメチャンネルを展開されています。
「混血のカレコレ」に学ぶYouTubeの成長戦略
山田さんからは、最新のトピックとして「混血のカレコレ」が直近で再生数が大きく成長し、1月に月間1億再生を達成したことが共有されました。2019年9月にスタートしたすでに運営開始から4年目のチャンネルにも関わらず、なんと現在が過去最高の再生数になっているとのことでした。
成長の要因は「Shorts動画」でヒット動画を再現性を見出せたことだそうです。現在のYouTubeチャンネルの成長には「Shortsの攻略が欠かせない」とまで言っていました。
「混血のカレコレ」の2023年の動画本数132本の中、110本がShorts動画でした(kamui tracker調べ)。ほぼ毎日2本以上Shorts動画を投稿しています。明らかに以前よりもShorts動画に圧倒的に力を入れていることがわかります。
「混血のカレコレ」のヒットShorts動画
「混血のカレコレ」のShorts動画を研究することには大きなヒントがありそうです。1000万再生を超えるShorts動画もありました。
Shorts時代のYouTubeの成長戦略まとめ
Shorts動画にはチャンスがある一方で、Shorts動画でチャンネルを成長させる課題は「Shorts動画だけが再生され通常の動画やライブ配信の成長がついてこないこと」、「現状はマネタイズがほとんどできないこと」が挙げられるとのことでした。つまりShorts動画だけではまだまだビジネスがしにくいということになります。
そのため、Shorts動画でユーザとの接点を作り、通常の動画やライブ配信でエンゲージメントを作っていく。コンテンツの役割を意識して、その両方にしっかり取り組むことこそがShorts時代のYouTubeの成長戦略であることを共有してくれました。
感想
コンテンツの両張り戦略が必要な現在は、以前のYouTubeよりも難易度が高くなっていると言えそうです。しかし、まだまだ両方に取り組むことができるチャンネルは少ないため、やり切れれば十分に勝機もあると言えそうだと感じました。
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