落語のキヲク20190909−20190915

今週のお気に入りは桂米朝の「怪談市川堤」。
過去は変えられるのか。過去は消せるのか。
平野啓一郎さんの著書『マチネの終わりに』にこんな一節がある。

人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。

この一文に関して、編集者の佐渡島さんも述べている。

未来が過去を更新する、その意味がすっと腹落ちした。
私は自分のことがあまり好きではない。
つまり自分の過去が嫌いなのだろうなと思った。
だけど、平野論でいえば過去は未来によって変えられる。
更新しよう、と思う。
過去を振り返った時に「そんな時代もあったなぁ」と笑える未来をつくりたい。
めざすのは中島みゆきだ。

そんなところで、先週の落語ラインアップ。

また日付まちがえちゃった。

#コラム #エッセイ #落語

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