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生姜の”その先”の理想のかたち

生姜の食べ物をシロップだ、お菓子だ、ジンジャーエールだと色々やっているうちに芋づる式にずぶずぶと深みにはまっていき、今やそれらよりハマっているものがあります。今回はそれのご紹介であります。

日本の酒税法って?

これから話すことには酒税法が関係してきます。日本にはそもそも酒税法というのがありましてその中の第二章に第2章 — 酒類の製造免許および酒類の販売業免許等(第7条 - 第21条)というものが存在します。

酒類製造免許(しゅるいせいぞうめんきょ)とは、酒税法により決められている酒の製造ができる免許。酒造免許ともいう。

そして酒税法

酒税法(しゅぜいほう、昭和28年2月28日法律第6号)は、酒税の賦課徴収、酒類の製造及び販売業免許等について定めた日本の法律。所管官庁は、国税庁である。1940年に制定された旧酒税法(昭和15年法律第35号)を全部改正する形で制定された。アルコール分1度(容量パーセント濃度で1パーセント)以上の飲料[注釈 1]が「酒類」として定義される。

というわけで日本においてお酒は1%以上のアルコールを含むものをお酒と呼び、そのお酒を造ってもいいという免許を持っている人でなくては1%以上のお酒作っちゃダメということになります。

ジンジャービアとは

そんなわけでお酒は造れませんが、話を戻して私がハマっているものはさらっと言ってジンジャービアです。それとはWikipediaにはこうあります。訳ずみ。

伝統的なジンジャービールは、甘くて炭酸の入った、通常はノンアルコール飲料です。歴史的には、準備された生姜のスパイス、酵母、砂糖の自然発酵によって生産されていました。(中略)ジンジャービールの起源は、オリエントとカリブ海の砂糖生産島との植民地時代の香辛料貿易に由来します。(中略)18世紀からイギリスとその植民地で人気がありました。他の香辛料はさまざまに追加され、1855年の物品税法によりアルコール含有量は2%に制限されていました。(中略)アルコール製品を維持している醸造所はほとんどありません。(中略)ジンジャービールは、酵母と「ジンジャービール植物」または「ジンジャーバグ」スターターとして知られるラクトバチルス(バクテリア)の共生コロニーを使用して、生姜、砂糖、水を発酵させて家庭で生産されています。

とにもかくにも、情報にたどり着いた時には度肝を抜かされて、これから登場いたしますが、イースト菌の凄さに腰を抜かしてばかり。そもそもすべての要はイースト菌にあったと言わざるを得ません。

そして漂着しましたるこちらが黄金比の動画です。トモチャンネルという、小貫友寛さんの動画になります。トモさんは栃木?あたりで生姜を育てていて、どうやら東京?関東圏でbarをやられているご様子。
今ジンジャービアにはまっている身としてぜひお店を訪ねたいくらいです。

上記にもあったように「伝統的なジンジャービールは、甘くて炭酸の入った、通常はノンアルコール飲料」というわけで、1%未満のお酒はギリギリ可。それを加味して作ったギリギリのビアーであります。

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そんなわけでトモチャンネルの小貫友寛さんの黄金比ですと、ちょうど24時間でアルコール1%未満ということで、こちらは合法です!!!

ジンジャービアの作り方

・生姜は皮ごとすりおろし(皮と実の間にうま味成分があるから)スパイスは赤唐辛子、黒コショウ数粒、クローブを私は入れていました。
・上記の材料のうちドライイースト以外を鍋に入れて温めます。
・温めてふつふつ沸騰してきたら弱火にして15分で火を止めます。

・そこから45℃くらいまで下降するまで待ちます。これにはだいたい30分くらいはかかりますね。
・45℃前後になったらドライイーストを投入して少しかき混ぜる。

そしてこのドライイースト!いわゆる発酵を一気に加速させるために必要なわけですが、お酒を造るだなんだという時に出てくる出てくる。
お酒はあくまでも作りませんが、検索すれば検索するほどイースト菌が出てきます。。。

と、そうこうしてるうちに熱が取れたら、じょうごに網やざるで濾して最後の一滴まで絞り切ってペットボトルへ入れる。

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※この時保存するペットボトルは炭酸飲料用のペットボトルでお願いします。初めてやったときは普通のジュースのペットボトルに入れたところ次の日には膨張しすぎて保存しているところで転がっていました。。。

とまぁ、ペットボトルへ入れたら、そのまま常温のままで24時間保存。24時間たったところで冷蔵庫に移動し冷やして飲むこととなりますが、冷やす前に中の発酵がかなり進んでいるので、少しずつ少しずつ圧を抜いてください。一気に開けるとあふれてくるので注意です!!!

とふんわりアルコールのジンジャービアになります!!!ぜひ試してみてください。

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